拝啓。
・・・・・・あのさ、
きっと無理だから、やめたほうがいいんじゃないかなぁ。
よく肥えた、刈り上げの変な髪形の君よ。
ああ、変な髪形って言って悪かった。
訂正する（単に、「個性的な髪型」だよね）から、心を開いて聞いてくれ。
この文章が、もしも何かの間違いで君の元に届いて・・・・君がこれを読んでくれたらいいのだが、と思う。
確かに、アメリカは勝手だわよ。
I'M SO BORED USA！（アメリカにはうんざりだ！）って、あのザ・クラッシュの曲にもあった。
だがしかし。
君は彼らに喧嘩売ってるけど、勝てるワケないだろ。
そんなのもわかんなくなるくらいアタマに血が上ってるのか？
いや、戦前・・・・・・太平洋戦争突入直前のこの国（日本）もそうだった（らしい）から、
我々は、一概に君のこと「馬鹿だ」と、上から目線で言うことは出来ない。
でも、もうやめなさい。
不毛だから。
国際世論から孤立して、うまく行った試しなど、ない。
戦前の日本もそうだった。
核保有国には、俺も、腹が立つ。
っていうか、「既得権」を持ってる奴にはことごとく腹が立つ。
でも、君がやろうとしてることは無理だから、やめよう。
君はもっと、国民のことを考えなさい。
「末端」って言うと言葉がよくないが
・・・・「末端」の立場に立って、
つまり
一番貧しいひとの立場に立って、ものを考えなさい。
一番弱いひとの立場に立って、ものを考えなさい。
それが出来ないなら君は、「指導者」になんて、なれはしない。
この先、君の破綻は目に見えているし、現状、君と君の国民の破滅を、誰もが信じて疑わない。
だから今、君は国民のために身を投げ打って、国民を救いなさい。
勇気を出して、政策を180度変えなさい。
国際世論に迎合しなさい。
ミサイルなんて無粋で、不恰好で、無益で、くだらないもの、
唾棄して、破棄して、捨てなさい。
そして君の国も、我々の国の「憲法九条（平和憲法）」と同じものを持ちなさい。
まじで、本気で、このことを考えてくれ。
そして、すんなり、実行に移してくれ。
そう出来ないなら、
君にも、我々にも、「明日」なんてない・・・かもしれないんだぜ。
