桑原通夫のネットビジネス講座

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家を買うのは最大のリスクです・・・借家が一番・・その理由は・・

2017-02-14 13:32:33 | 日記
こんにちは。

桑原通夫です。




お客様からの相談でした・・・

とても重要なことですので、再度お伝えします。




持ち家を検討しているが、先生はどう思いますか?・・ということでした。




私は、即座に、止めたほうが良いのでは‥とアドバイスしました。




何のために・・持ち家をほしいと思ったのか…

と聞いてみると、いろいろ出てきました。




子供が広い家がほしいという・・・

妻が、家賃を払うのが無駄という・・

世間の信用度が増すから・・

親が安心するから・・・

友達を呼んでワイワイやりたいから・・

小さい頃からの夢だったから・・・・




等々・・いろいろ出てきました。







とても長いお付き合いのお客様ですので

遠慮なく、お答えしました・・

そして・・以下の話もしました・・







私ごとですが・・

先月・・マイホームの土地代(20年ローン)が

ようやく、終わりました。

20年といえば・・240回の支払いです。




まだ・・建物分は残っていますが、少しだけホッとしました。

振り返ってみて・・なぜ?自宅を持とうとしたのか・・を

考えてみました。




事業をやっていると・・・設備資金や運転資金などの

借り入れ・・が必要になります。




自己資金が足りないから借り入れを起こすわけです。

銀行は・・返済能力があれば、貸してくれますが

それがなければ、誰かの信用を借りなければなりません。




つまり・・借り入れする度に、誰か保証人を探さなくては

いけませんでした。




そんな思いを繰り返すうちに・・担保となる不動産が

ほしい・・と思ったわけですが、今考えると

浅知恵だったかな・・と思います。




抵当権の付いた不動産なんて、自分の資産とは言えないからです。

住宅ローンの支払額は・・返済能力を低くすることになります。




そもそも・・不動産を持つことは、マイカーを持つと同じく

維持費がかかります。




固定資産税から、火災保険・・雨どい修理、外構工事・・

修繕費用と、購入してそれで終わり‥ではありません。




所有している限り・・支出が伴います。

長期に支払わなければならない金利を考えた場合、




20年や30年のローンを組んでマイホームを手に入れる方法では

あまりにも、ギャンブル性が高い・・ということです。




35年払い続けて・・ようやく自分の物になって抵当権が抹消されたときには

財産価値として残るのは・・土地代だけです。




建物はいくら修繕費用を追加しようが、ただです。

なんの価値もありません。




むしろ、売買するときには邪魔者扱いです。

土地を売るために、お金をかけて解体しなければ

ならなかったりします。




これからマイホームを考えている人に忠告させていただきますと

絶対・・家は持たずに、借り住まいのほうがおすすめです。




家賃として支払っていったほうが、絶対にお得です。

そのほうが豊かな生活ができます。




たとえ10万円の家賃でも・・・20年で2400万で済みます。

これを持ち家で考えた場合・・家賃10万クラスの戸建て住宅とすると




田舎でも、土地代が1500万・・建物が2000万として・・

合計3500万とします。




それを20年ローンで支払うとすると5000万近い買い物になります。

ということは・・20年で住まいに使う支出が毎月20万になります。




方や家賃支出の場合は、10万のところが・・20万の支出になります。

おまけに、どんなに不便でも・・動くことができません。




借り住まいであれば・・都合の良い場所に引っ越しが可能です。

持ち家はメンテナンスは自己負担ですが、借り住まいであれば

基本、大家さんが負担します。




でも・・20年後には家が残るのだから・・家賃として

人に払い続けるよりは得じゃないか・・と思いがちですが

そんなことはありません。




20年間で見た場合・・20万という住まいに使えるお金があるなら、

10万を家賃で払って・・残りを貯蓄したとしましょう・・




利息を無視して・・2400万円が蓄えられます。

方や、マイホームとして20年間住んでから家を売ったとします。




価値があるのは土地代だけですから・・手元に残るのは

1500万だけです。




これだけでも・・900万の差がでてきます。

なぜ?こうなってしまうのか?




支出面を考えてみた場合・・・

借り住まいでは・・2400万円の支払いです。




対しまして持ち家の場合は・・5000万円の買い物です。

めでたくローンを払い終わってから、




売却しても‥値段が付くのは土地代だけですから

手元に残るのは1500万となります。




借り住まいでは、2400万を人に払ったことになりますが

自宅購入の場合は、5000-1500で3500万を

人に払ったことになります。




つまり・・1100万円を多く支払うことになるのです。

そして‥手元に残る資産額にも1200万の差が出ます。




借り住まいは・・・支出2400万 貯蓄2400万 

持ち家は・・支出3500万以上  土地売却代1500万

ということになります。




その1100万で好きな車でも乗りまわしたほうが

良くありませんか?




借り住まいと持ち家にした場合・・

支払い額と残存資金を合わせれば・・

2300万の差が出てしまいます。




2300万を20年で割ると・・

年間で115万の差が出てしまいます。




どちらがゆとりのある暮らしができるかは・・

一目瞭然です。




ちょっとまった・・・

と反論が聞こえてきました・・

その考えはおかしい・・




だって、持ち家はローンが終わっても

住み続けることができるし、支払いがなくなるわけだから

20年後を考えた場合・・やはり持ち家が安心なのでは・・

という意見が聞こえてきました。




果たしてそうでしょうか・・・

少子高齢化社会で・・一生持ち家に住むことが

可能でしょうか?




人口はますます大都市に集中してまいります。

老人は施設で暮らす期間が長くなります。




家はいずれ処分しなければならないのです。

土地代は値上がりしません。




所有を続けている限り維持費はかかり続けます。

地方では、空き家が問題になっています。




不動産価値は下がる一方です。

売れるかどうかもわからない空き家を担保に

銀行が融資してくれるとは思えません。




無理して売ろうとすれば、買いたたかれます。

5000万も支払った家が・・・1000万でも

売れ残るかもしれません・・




その間も、所有していれば、維持費はかかり続けます。

今や…子供にとっても田舎の家は相続したくもない

負の遺産になりつつあるのです。




家賃は毎月の生活費として、考えればいいのです。

家賃支払いとローン支払いは根本的に違います。

経費と負債は大きく違ってきます。




もし・・収入が目減りしたら・・安いところに引っ越すこともできます。

収入が増えたら・・さらに高いところにも移れます。

ローンは、途中で変更が効きません。




ローンはあくまでも負債です。

収入と支出のバランス調整が難しくなります。




それなのに・・世間一般論としては・・

持ち家を持つことが、安定につながるような風潮です。




これでお前も一人前だな…なんて評価になったりします。

親も‥これで一安心だ‥なんて言いますが、よく考えれば

とんでもないことなのです。




子供が負債を抱えて大きなギャンブルをすることになるのに

安心した、なんて・・おかしいと思いませんか?




もし・・・キャッシュで持ち家を買えるのであれば、それは

それでいいのかと思いますが・・・消耗品を買うのに

長期ローンを組むことは・・ギャンブルだと考えるべきです。




せっかく、盛り上がっている気分に水を差すようですが・・・

もう一度・・よく考えてから、それでもどうしても

マイホームがほしかったら・・そうすべきです。

その時は・・別のアドバイスをしたいと思います。




私も・・もっと若い時に勉強すべきでした。

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