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Mac OS X と Windows で ZIP ファイルをやりとりする

2010年11月15日 21時24分22秒 | Macのコトいろいろ


仕事で Mac OS X を使っていて、特に困ることというのは、随分少なくなってきた印象です。
自分が現状に慣れて、「とりあえず何とかしてしまっている」だけなのかもしれませんが。
それでも、やはり Windows との間で何かのやり取りをする時には、いくつか問題があったりします。
昔と比べれば、遥かにマシなレベルなんですけどね。

さて、今回は久しぶりにちょっとした TIPS 記事です。

ブロードバンドなこのご時世においては、メールに添付するファイルも、大抵の場合大容量に対応されるようになってきたし、無料のファイル転送サービスなんかも充実してきました。
昔と違って、Excel ファイルを生のまま10個とか送りつけられても、何も考えずにダウンロードしちゃえば問題ないところ。
それでも、ファイルの圧縮、解凍は、使われる頻度がまだまだ多いと思います。
データ容量を小さくするだけでなく、複数のファイルをまとめて送りたいときなどに有用だからです。

圧縮形式には、多様なタイプがあります。
どれが高性能かというのは、圧縮した後のサイズを比べてみれば分かります。
しかし、そもそも送り先が解凍するためのソフトを持ってくれていないと、使用に堪えません。
Mac ユーザーにはお馴染みの StuffIt も、相手が Windows となると、嫌がらせ以外の何物でもありません。。。
ということがあって、Windows も Mac OS X も標準で対応している ZIP 圧縮が現状のスタンダードと言ってしまって良いだろうと思います。

しかし、ZIP と言えども、なかなかのクセモノでして。
同じ OS 間では全く問題ありませんが、異なる OS 間ではちょっとした問題が発生します。

●Windows で(OS 標準機能を使って)ZIP 圧縮したものを、Mac OS X で(OS 標準機能を使って)開く場合。
1. 圧縮前のファイル名、フォルダ名を日本語にしてあると、Mac OS X で開いた時に文字化けする。
2. Windows XP で作れるパスワード付き ZIP は、Mac OS X で開く時にはコマンドラインを使わないといけない。

●Mac OS X で(OS 標準機能を使って)ZIP 圧縮したものを、Windows で(OS 標準機能を使って)開く場合。
1. 圧縮前のファイル名、フォルダ名を日本語にしてあると、Windows で開いた時に文字化けする。
2. リソースフォークなど、Mac OS X 特有の不可視ファイルが Windows 側に半透明アイコンとして出現してしまう。

主に、以上のような問題です。
相手と頻繁にやり取りするような場合には、両者ともファイル名(フォルダ名)を半角英数字に統一し、Windows 側は半透明アイコンを捨てる、という運用方法で問題ありません。
しかし、そういう事前の打合せが出来ないとか、相手が初心者だとか、色々な理由で問題が起こることもあるでしょう。

その場合に備え、Mac OS X 側のみで解決出来る方法はないのかというと、実はあります。
2つのソフトをインストールしてもらえば、万事解決します。

まずは、圧縮用のソフト(フリー)

MacWinZipper
Tida さんの MacWinZipper

日本のソフトなので、自分がここで解説するより、リンク先へ行ってもらった方が分かり易いと思いますが、軽く説明を。
1. インストールしたら、Dock に登録しておく。
2. 圧縮したいファイル(フォルダ)を、Dock 上のアイコンにドラッグドロップ。
3. パスワード設定するかどうか聞いてくるので、パスワードを設定したい場合はテキストボックスに任意の文字列を入力し、パスワードを設定しない場合は空白のままで OK ボタンを押せば、完了。
4. 元のファイル(フォルダ)があったディレクトリに、ZIP ファイルが出現しているはずです。

ちなみに、Windows のために不可視ファイルを削除して圧縮しますので、解凍した後のファイルを Mac で開く場合に、アプリケーションの紐付けが切れています。
なので、アイコンを見てどのバージョンか判断するとか、出来なくなります。
が、今どき OS X も拡張子を認識しますので、一般的には実用上特に問題ありません。
DTP 業界的には、イラレのバージョン違いはそこそこの問題だったりしますから、相手もこちらも Mac とわかっているなら、フツーに sit とかで圧縮したいところでしょうか。
相手が Mac OS X なのか、Windows なのか分からない場合には、迷わず MacWinZipper で、大丈夫でしょう。

次に、解凍用のソフト(ドーネーション)

Unarchiver
Dag Ågren/WAHa.06x36 さんの The Unarchiver

1. リンク先へ行くと、右の方に Download ボタンがあるので、それを押すと ZIP に固めた アプリが落ちてくる。
2. ダブルクリックで解凍後、出現したファイルをアプリケーションフォルダへ移動。
3. 開いたら、環境設定項目が出てきます。

Unarchiver formats
タブの一番左「Archive Formats」は、ダブルクリックすることで解凍させたい対象ファイルを、予め設定しておくところです。
全てをチェックしておけば、一般的な形式であればほぼ全ての圧縮ファイルを、ダブルクリック一発で解凍してくれるようになります。
チェックしていなくても、アイコンへのドラッグドロップで解凍してくれますので、チェックするかしないかは別にどっちでもいい感じです。

Unarchiver extraction
真ん中のタブ「Extraction」は、解凍する際のファイルの扱いについて設定するところです。
○「Extract archives to :」の部分
 「Same folder as the archive」を選ぶと、元の圧縮ファイルがあったディレクトリに解凍後のファイルを保存してくれます。
 「Ask for a destination folder」を選ぶと、解凍の都度、保存ディレクトリを指定できます。

○「Create a new folder for the extract files:」の部分
 「Only if there is more than one top-level item」を選ぶと、バラバラの複数ファイルを裸のまま圧縮してある場合にだけ、新たにフォルダを作ってその中に解凍した各ファイルを格納してくれ、フォルダにまとめた状態で圧縮してある場合には、新しくフォルダを作らずに、元のフォルダが指定したディレクトリに直接置かれます。
 「Always」を選ぶと、常に新しいフォルダを作成します。フォルダにまとめた状態で圧縮してあったような場合、フォルダの中に同じ名前のフォルダがもう一つあるような状態になったりします。
 どっちを選んでも、デスクトップとかに解凍したら、バラバラのファイルがドサドサ散らかった!なんて心配はありませんので(笑)、どっちでも問題ないと思います。

○「Set the modification date of the created folder to :」の部分
 「The current time and date」を選ぶと、解凍した日時が、「更新日時」となります。
 「The modification date of the archive file」を選ぶと、新たに作られたフォルダを開いた日時が、「更新日時」となります。
 「Also set the modification date of single top-level items」にチェックを入れておくと、上の設定を、新たに作られたフォルダにも反映させることができます。

○「After successfully extracting an archive:」の部分
 「Open the extracted folder」にチェックを入れると、解凍に成功すれば自動的に、解凍されたフォルダを展開してくれます。
 「Move the archive to the trash」にチェックを入れると、解凍に成功したあと自動的に、元の圧縮ファイルをゴミ箱へ移動してくれます。

Unarchiver advanced
右のタブ「Advanced」は、ファイル名のテキストエンコードを設定するところです。
テキストエンコードが分からない人は、無視しておいて問題ないです。
通常は、デフォルト設定(Detect automatically)で問題ないと思います。
The Unarchiver が、どのテキストエンコードで解凍すれば良いか分からない場合には、全てのテキストエンコードにて、ファイル名をズラズラと羅列表示した窓を開いてくれます。
きちんと日本語で表示されているのをクリックして選べば OK なので、簡単です。

4.設定が完了したら、例によって Dock へ登録。

これで、Windows で圧縮された ZIP ファイルも問題なく開けます。
パスワード付き ZIP も、きちんと開いてくれます。パスワードが正しければ、ですが(笑)

この2つさえあれば、Windows ユーザーから鬱陶しがられる心配ご無用!!
快適なアーカイブライフをお送りいただけます〜

(補足)
Windows では、Vista 以降、OS 標準でパスワード付き ZIP を作れなくなっています。
そのために、ウィナ界では有名なアーカイバー +Lhaca などがパスワード付き ZIP に対応してくれているようです。
しかし、自分はこれを試せる環境がありません。
したがって、MacWinZipper で作ったパスワード付き ZIP が、Vista 以降の Windows で無事に開けるか、あるいは Vista 以降の Windows で作られたパスワード付き ZIP が The Unarchiver で無事に開けるか、については未検証です。
これについては、Google 先生にでもご教授願っていただきたいと思います。
ジャンル:
コンピューター機器
キーワード
ファイル名 エンコード 圧縮ファイル ダブルクリック デスクトップ テキストボックス コマンドライン ブロードバンド
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