インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

日本のベースは京都?

2013-04-25 18:27:38 | 私・家族・我が安宿
※以下、ネット断絶中の保存記事2(二日前)です。

*   *

都内の放射能汚染がチェルノブイリ並みと知って、東京に作る予定だったベースの変更先を急遽考え出した私、西日本なら安全とのことで、ふと京都に思いついた。
便利さを優先するなら、空港の近くがよくて、京都なら関西空港から一時間ほどと想像する。それに、郷里福井にも近い。
なおさらいいことに、京都には惹かれており、日本にベースを作るとしたら、京都も悪くないけどとぼんやり考えていた矢先。でも、仕事の関係や、友人の多さを思うと、やはり東京のほうがいいかと、東京に傾いて、千駄木辺りに白羽の矢を当てていたのである。
しかし、放射能汚染の恐るべき実態を知ってしまうと、いまさら東京というのもなあと、しり込みするものがある。関東大震災の再発も怖いし。日本国内であれば、どこにいても、PCがある限り、問題はない。電話連絡もあるし。インドから長い原稿を送るのだって、メールだったら短時間だ。

というわけで、京都がいいかなと考えていたら、わくわくしてきた。私にとっては新天地である。旧家を借りるというのも素敵だな。後年の心変わりを考えると、購入せずに当座は貸家、貸しアパートがいい。
次の帰国のときはそのつもりで下見をしよう。

最初金沢に作ろうと思っていたベースだが、心変わりして便利さから東京に移り、今また京都に気持ちが動きつつある。
でも、帰郷の途上でここ数年何度か寄って、改めて京都に惚れ直しているところでもあり、作家で京都に移り住んだ人も少なくないことを考えると、いいような気がする。私の文学上にも、古都はいい影響を与えるかもしれない。
インドと京都を行ったり来たりと考えていたら、わくわくしてきた。
友達が一人もいないが(わが安宿の元常連さんが奈良在住)、それもいいかもしれない。孤独と自由の境遇に身を置いて書く。願わくば、五木寛之のように大学の聴講生となって、勉強しなおせたらいいな。

学生の街、京都。由緒ある古本屋さんも多そう。
暇を見つけて、京都について不動産の相場その他の街情報をネット調査しよう。空港から大荷物を抱えて戻ることを考えると、駅の近くが至便だが、暮らすにいい地区はどこだろう。次回の帰国時はそういうことも考案に入れて、京都をじっくり探索したい。

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