インドで作家業

ベンガル湾をこよなく愛するインド在住作家、モハンティ三智江(李耶シャンカール)の公式ブログ

忙事につき

2012-02-08 18:34:26 | 私・家族・我が安宿
塩湯うがいとにんにくのおかげで、風邪がどうにか治りかけている。
ちょうど州都で鶏にH5N1ウイルスが見つかったため、何万羽と殺生されている昨今、まさか鳥インフルエンザではなかろうなと懸念していたが、一息。
今のところ、人の感染者は出ていないのだ。

さて、帰国を四月に控え、やらなきゃいけないことが山積みしているこのごろ、時間ばかりがいたずらに過ぎてはかどらない。
三月末には当地を発つ予定でいるので、それまでに果たさなければならないノルマだ。

東京では、さる出版社に編集者を訪ねる予定にもなっている。
それまでに形にしておきたい企画書と原稿、そんなこんなで時間をとられ、ブログを書いている暇がない。
忙務の隙を見つけて、短文でも記したいが、そういう事情なので、記事が途絶えたらご容赦いただきたい。

小説に関しては、書きたい作品のテーマが今、三つ。
今となっては手が空いた昨12月に一品だけでもやっつけておくべきだったと悔いているが、誕生月でつい気が緩んだ。
それはさておき、昔は自分の体験だけに頼っていた私小説派の私も、近年は純粋のフィクション、資料を読み込んだり、取材した末でのストーリーを作り上げる楽しさに目覚めつつある。もちろん、反面のしんどさもあるのだが、プロである以上、自体験だけに頼っていられない。いくら豊かさ?を誇っても、すぐネタが尽きるからだ。昨春出した「車の荒木鬼」(モハンティ三智江、ブイツーソリューション、好評既刊)あたりから、創作傾向が変わりだした。書けないと思っていた業界の小説が書けたため、資料を読み込んで取材すれば、苦手なテーマでもなんとかなると味を占めたのである。

そういえば、昔日産のPR誌を作成していたとき、車については皆目無知だったにもかかわらず、資料を読んで新製品の紹介とかしていたっけ。
そのうち経済小説、時代小説なんて分野にも、触手が伸びるかも。時代小説は今人気のようだが、私の力量ではとうてい無理のように思えるが。つまり、現代小説向きなんである。しかし、年齢を重ねたせいで、歴史もそれなりに面白くなりつつある。だが、古典の素養がないと、表現ひとつとっても難しいだろう。それに、私は時代小説は数えるしか読んでいないのも不利。実は、江戸のさる女性の一生に興味をもって書いてみたいと思っているのだが、そういう意味からも、現代に設定しなおさないといけないと思っている。

今年は、新作最低二編はあげたいな。
去年は五月下旬まで日本だったので、後半一作で終わってしまった。
しかし、最優先は、出版社に持ち込むノンフィクションだ。
あと50日弱、がんばるぞ!
ジャンル:
我が家
キーワード
鳥インフルエンザ
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