インドで作家業

ベンガル湾と犀川をこよなく愛するプリー⇔金沢往還作家、李耶シャンカール(モハンティ三智江)の公式ブログ

「涅槃ホテル」の感想

2014-12-08 17:33:04 | 私の作品(短編・エッセイ)
このたび上梓した初の恋愛自伝小説集
涅槃ホテル」(李耶シャンカール、ブイツーソリューション、1200円+税
が、アマゾンはじめのオンライン書店で売り出されました。
興味のある方は、ご購読くださいますように!

「涅槃ホテル」(李耶シャンカール、ブイツーソリューション、1200円+税)

以下は、読者諸氏から届いた感想です。

『作品に好みはありますが、著者自身の半生を捧げて紡ぎ出した物語はいずれも息を呑む思いで読みました。
生涯の伴侶から寝物語に聞かされれば、男は嫉妬に身を焼かれそうな恋愛譚ですが、自分は平凡な人生を歩んでいると考える女性にはどのように映るでしょうか?
私は、人生は永遠に積み続けなければならない砂の城のようなものだと感じながら4編の物語を読み終えました。

若い時代に書かれた作品では、言い回しや行間の端々に語り手の自我(あるいは自尊心?)が垣間見えて、胸を締め付けられるように切なく感じます。
最近作の短編は、通俗的な社会通念に絡めとられた切羽詰まってしまう読者への救いになるかもしれませんね。

私には、最愛の人への思いは永遠の業として燻り続け、著者もそれを愛おしんでいるように思えるのですが。』/D


『涅槃ホテル、最初の10ページ位で、21年前に30歳の誕生日の日に、初めてインドの土を踏んで、その後の恋愛がフラッシュバックで蘇り、あのときのインドやインドの匂い、ロイヤルエンフィールドの後ろに股がったマナーリがどーんと思いだされ、胸が締め付けられ、倒れそうになりました。
インドで 恋愛された経験のある方には、なんともリアリティがある小説です。

好きすぎて封印してたチベット人のイケメンを思い出しました。
もうあの若かった頃には戻れないのですね。
あの美しかった、ヒマーチャルがもう見れないように。

この本、もちろん色んな方にお薦めしたいですが、特にインド人と恋愛経験があった人にはたまらん小説ですね。』/Y子

『紫色の鮮やかな表紙が目を引きました。
末尾に納められた最新作の「アラマンダの追憶」を一番最初に読了しました。
情感あふれる内容と描写でとてもスムーズに読めました。
会話のみの設定で、私はこういった作品もあるのが小説と思っています。
普通、ワン、ツー、スリー(フォー)で決めるのですが、ここでは「最後のカクテル」まで話が続き、(シックス)まで話が延長しています。それがやや長かった、と思いました。途中、男女の会話で、ダブル内容があり、そのあたりが惜しい、と思いました。私にカクテルの知識がないのが残念です。

ベンガルの海にアラマンダの花が流され、波間に消えてゆく情景はさすがですね。このラストシーンが出色です。』/S


三十年の歳月をかけて紡ぎだされた甘美でエキゾチックな恋愛小説集、
紫の地に白薔薇の美しい装丁は時節柄、贈り物にも最適です。
ご購読いただけますと、幸甚です。

「涅槃ホテル」(李耶シャンカール、ブイツーソリューション、1200円+税)



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