インドは椰子の楽園だ。そのせいで、ココナッツはフル利用される。夏になれば椰子水は愛飲され、椰子の実は料理や菓子に用いられ、花からはトディといわれる蒸留酒もとれ、それら食用のみならず、整髪油、体に塗る油ほか、椰子の葉は家を葺くのにも用いられる。
わが安宿ラブ&ライフにも、椰子の木がたくさん植わっている。
天然の獲れたてのココナッツウオーターはほんのり甘みがあっておいしいし、脱水症状や胃炎にもきく。夏になると、青い実をなたでぱかりと割って、毎朝堪能している私だ。成熟して固い茶色の実になると、カレーや菓子などの食用に用いられる。
オリッサ州にはピティといわれるローカルケーキがあるが、油で揚げた小麦粉の生地の中身に、椰子蜜グドで絡めたココナッツジャムが入っており、美味だ。
ココナッツ風味はインドならではの味覚なのだ。
カレーがぷうんと香ばしいココナッツ風味でポピュラーなのは、椰子のパラダイス、南のケララ州。しかし、北の人たちは、髪油を料理に使って臭いと、敬遠する。
ココナッツの香りと風味が大好きな私、最近、市販のココナッツクッキーで美味な製品を見つけてほくほく。
菜食主義者の多いインドではエッグレス(無卵)製品も多いが、このビスコット・イタリア、インターナショナル・テイストとパッケージにキャッチの入ったDIVSSクッキーも、エッグレス。
ケーキもエッグレスがあるが、ヴェジタリアンのほうがおいしいこともあるのだ。
とくにパウンドケーキはエッグレスのほうがおいしい。
卵を使えない分、ドライフルーツやナッツをたっぷり使って、趣向を凝らすせいだ。
というわけで、ハリドワール、北インドの聖地産のこのエッグレス・ココナッツクッキーは、市販とも思えぬおいしさで、私をとりこにしてしまった。
300グラムでボリュームたっぷり、プラスチックケース入りでしけないように配慮が凝らされて、お得な55ルピー(約90円)だ(インドの物価は日本の7-8分の1だが、酒類や衣服、家電は高め、インフレ率二桁近いので、デフレの日本のほうが安い製品もある)。
Shakti Bhog Ltd(宇宙のエネルギー食会社)という社名どおり、超おいしくて力のつくクッキー、日本にクッキーは数あれど、ココナッツ風味においてはインドにかなわないかもしれない。
今もかじりながら、これを書いてる私、読者の方々におすそ分けできないのが、残念だ。
インドにお住まいの方は、ぜひお試しあれ!
*追記/西の浜のしゃれたケーキ屋さん・モンギニスの、特製手製チョコクッキーも、甲乙つけがたいおいしさ。カカオやナッツがちりばめられたこってりチョコクッキーは、ココナッツクッキーの量は半分だが、40ルピーと高め。モンギニスのウオルナッツパウンドケーキも優れもの。胡桃やレーズンの入った、椰子蜜ブラウンシュガー味の芳しいケーキで、チョコクッキーと併せて食べると、一段とおいしい。来月はクリスマスシーズン、今年はなんのケーキにしようかな。わが子息は、クリームケーキよりパウンドケーキがお気に入りだが、一切れ20ルピーもするピュアチョコクリームケーキはさすがに美味だ。
一足早いケーキの話でした。
わが安宿ラブ&ライフにも、椰子の木がたくさん植わっている。
天然の獲れたてのココナッツウオーターはほんのり甘みがあっておいしいし、脱水症状や胃炎にもきく。夏になると、青い実をなたでぱかりと割って、毎朝堪能している私だ。成熟して固い茶色の実になると、カレーや菓子などの食用に用いられる。
オリッサ州にはピティといわれるローカルケーキがあるが、油で揚げた小麦粉の生地の中身に、椰子蜜グドで絡めたココナッツジャムが入っており、美味だ。
ココナッツ風味はインドならではの味覚なのだ。
カレーがぷうんと香ばしいココナッツ風味でポピュラーなのは、椰子のパラダイス、南のケララ州。しかし、北の人たちは、髪油を料理に使って臭いと、敬遠する。
ココナッツの香りと風味が大好きな私、最近、市販のココナッツクッキーで美味な製品を見つけてほくほく。
菜食主義者の多いインドではエッグレス(無卵)製品も多いが、このビスコット・イタリア、インターナショナル・テイストとパッケージにキャッチの入ったDIVSSクッキーも、エッグレス。
ケーキもエッグレスがあるが、ヴェジタリアンのほうがおいしいこともあるのだ。
とくにパウンドケーキはエッグレスのほうがおいしい。
卵を使えない分、ドライフルーツやナッツをたっぷり使って、趣向を凝らすせいだ。
というわけで、ハリドワール、北インドの聖地産のこのエッグレス・ココナッツクッキーは、市販とも思えぬおいしさで、私をとりこにしてしまった。
300グラムでボリュームたっぷり、プラスチックケース入りでしけないように配慮が凝らされて、お得な55ルピー(約90円)だ(インドの物価は日本の7-8分の1だが、酒類や衣服、家電は高め、インフレ率二桁近いので、デフレの日本のほうが安い製品もある)。
Shakti Bhog Ltd(宇宙のエネルギー食会社)という社名どおり、超おいしくて力のつくクッキー、日本にクッキーは数あれど、ココナッツ風味においてはインドにかなわないかもしれない。
今もかじりながら、これを書いてる私、読者の方々におすそ分けできないのが、残念だ。
インドにお住まいの方は、ぜひお試しあれ!
*追記/西の浜のしゃれたケーキ屋さん・モンギニスの、特製手製チョコクッキーも、甲乙つけがたいおいしさ。カカオやナッツがちりばめられたこってりチョコクッキーは、ココナッツクッキーの量は半分だが、40ルピーと高め。モンギニスのウオルナッツパウンドケーキも優れもの。胡桃やレーズンの入った、椰子蜜ブラウンシュガー味の芳しいケーキで、チョコクッキーと併せて食べると、一段とおいしい。来月はクリスマスシーズン、今年はなんのケーキにしようかな。わが子息は、クリームケーキよりパウンドケーキがお気に入りだが、一切れ20ルピーもするピュアチョコクリームケーキはさすがに美味だ。
一足早いケーキの話でした。