気ままなあれこれ日記

60代主婦が、日々の雑事から感じたことを日記にしました。

外国人児童

2007-12-14 21:55:18 | Weblog
今朝、自宅にクラスの外国人の子の母親から電話があった。
たどたどしい日本語で語るには、どうも、娘が足をけがしたということとだから、今日は学校を欠席するということだった。
昨日、帰宅してから、家の近くの公園で遊んでいて、転んで足をひねったようなのだ。
精神的に今日、登校を渋ることはないか、受話器をもちながら考える。
今日の3,4時間目に、書き初めがある。
彼女は、太筆を買ったけれど、細いサイズだったので、私が貸すことになっていた。それが気がかりだったのかなとか。
昨日から始まった長縄練習で、上手く八の字跳びに入れないからかなとか。
なので、出勤途中に、アパートに寄ることにした。
行ってみると、確かに腫れていて、足の裏を床につけないようだった。
骨折か捻挫か。
お母さんに聞くと、給料を前借りして、祖国に送金したばかりだとか。なので、手持ちがないと。自動車もないので、病院へも連れていけない。
方法が浮かばないので、学校に電話して教頭に指示を仰ぐと、学校で起きたけがではないから、私が関与することはできないときっぱりと言われた。
物理的にも経済的にも支援できない。
事情を話し、学校に戻る。
午後、アパートを尋ねると、彼女がケンケンをして、玄関に来てドアを開けてくれた。病院へは行っていなかった。腫れはひいたが、やはり、床に足をつけないようだ。見舞っただけで、帰ってきた。
日本人のお父さんは、遠く北海道の牧場にいるとか。
お金は、送金してくれるらしいが、決して、充足してはいないようだ。
不憫だけど、何も助けられない。