歯歯歯日記

歯科医院の仕事の傍ら、感動した・印象に残った出来事、歯の知識そしてワンちゃんのことなどそこはかとなく書き綴っています

入れ歯の話

2012年05月09日 | 歯歯歯豆知識

 

その昔、グルメだった徳川家康は1本2本と歯が抜け落ちて

とうとう1本も歯がなくなってしまったそうです。

現在のようにはすべのない当時、それでは歯のない代わりに

歯の代用品を作ろう!

そこで、腕利きの仏師に手彫りの入れ歯を作らせました。

もちろんツゲの堅い木を少しずつ手彫りで仕上げてゆきます。

しばらく使い込んだツゲの入れ歯は現在でも日本最古の入れ歯として

保管されています。

 

現在の入れ歯は素材も何種類か出ており、

部分入れ歯であればバネまで本人にぴったりのものが鋳造してつくられます・。

またばねのない入れ歯やシリコン素材のやわらかくあたりがやさしい入れ歯も登場し

入れ歯生活も快適になってきました。

 

予防歯科の発達で現代のお子さんの虫歯は減少しています。 

それに反して老齢人口の増加に伴い「入れ歯」を入れる高齢者は高い割合になっています。

「年をとったら歯は抜けるもの」

「どうせ抜けるんだからあまり歯ブラシなんて気を使わないよ」

「歯が抜けたら入れ歯を入れればいい」

未だこんなことをおっしゃる方がいらっしゃいますが、大きな間違いです。

 

入れ歯を入れた人にしかわからない「入れ歯の悩み・苦しみ」

いかに快適に入れ歯生活に慣れるか?これが入れ歯装着の悩みです。

遅くはありません。歯のある方はいかに1本でも自分の歯を残すか?

予防に取り組みましょう。

 

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体と口腔内細菌

2012年04月06日 | 歯歯歯豆知識

 

ある介護施設で常勤の衛生士を雇用し、

毎日1回歯ブラシ指導とチェック、そして口腔内(舌・歯・歯茎・歯肉)すべての

衛生状態の改善を図ったところ、肺炎をおこす老人が「ゼロ」になった。

このようなことが話題になっています。

心臓疾患の患者の心臓から口腔内細菌が検出されているというのは、

以前から知られるところでしたが、ここ数年「嚥下性肺炎」の原因となる

口腔内の衛生状態が注目されています。

 

歯を磨く時間と磨き方によって蓄積されてゆく細菌の数は大きく違ってゆきます。

また、自分では取れない歯石を形成して行く過程も歯磨き方法に左右されます。

もうひとつ、舌の衛生状態は食べ物を飲み込む時点で細菌数を増やすこともわかっています。

お年寄りの舌状態を拝見すると、味がわからない、口の中がいつもべたべたする、

不快感がある・・・このような方は決まって真っ白な舌をしています。

この真っ白な正体が「舌苔」です。

 

舌には食べ物を食べると歯と同じように歯垢ならぬ「舌苔」が付着します。

この舌苔、専用のブラシや舌クリーナーを使ってみると歯垢以上に

たくさんの量がついていることがわかります。

とくにごしごしと強くこする必要はありませんが、スポンジでなでているだけでは

取れないほど舌の味蕾の間に入り込んでいます。

主に口臭の原因ともなるこれらの物質はたくさんの細菌を含んでおり、

これらを食物と嚥下する際に誤って肺に入ってしまうのが嚥下性肺炎です。

 

 「磨いていると磨けているは違う。」

「歯・歯茎・舌を丁寧にきれいにする。」

口腔内の清掃方法の再確認をしてみましょう。

 

 

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1本欠損の修復

2012年03月21日 | 歯歯歯豆知識

1本の歯を失った場合の修復方法には保険適応のものとそうでないものがあります。

保険でできる修復方法は、大きく分けて二つ。

入れ歯かブリッジという方法です。

 

当院で行っている1本欠損の治療の一部です。

このほか自費のばねのない入れ歯や数種の素材の歯を選ぶことが出来ます。

耐久年数・保証期間それぞれの長所・短所を理解したうえで選ぶことをお勧めいたします。

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歯周病と体

2012年02月29日 | 歯歯歯豆知識

 

 

『歯周病治療で肝機能改善 非飲酒者も発症の脂肪肝炎』共同通信社より今月配信された

記事です。 

   以下本文

 

飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者が歯周病菌を保有する割合は健康な人の約4倍と高く、歯周病の治療で肝機能が大幅に改善することを22日までに、横浜市立大や大阪大などの研究チームが突き止めた。

 研究チームによると、歯周病と心臓病や脳卒中との関連は指摘されているが肝炎では初めて。チーム長の中島淳(なかじま・あつし)横浜市立大教授(消化器内科)は「脂肪肝の人は肝炎に進行させないように、口腔(こうくう)内を衛生に保つことが大切だ」と話している。

 NASHは成人男性の3人に1人程度とされる脂肪肝の人のうち、1〜2割を占める。進行すると肝硬変や肝臓がんを引き起こし、肥満との関連が指摘されているが、発症メカニズムは解明されていない。

 研究チームがNASH患者102人の歯周病菌を調べたところ、保有率は52%で健康な人と比べて約3・9倍だった。また肥満状態のマウスに歯周病菌を投与すると、3カ月後に肝臓が平均約1・5倍に肥大化。肝炎が悪化するなどした。

 歯周病のNASH患者10人に歯石を除去したり抗生物質で歯茎の炎症を抑えたりして治療した結果、3カ月後には平均すると肝機能の数値がほぼ正常になった。

 研究成果は16日付英医学誌の電子版に掲載された。

※英医学誌はBMCガストロエンテロロジー

 

心臓病・脳卒中の病気の例の他に、今回は上記のような記事が発表されました。

お口の中はあらゆる器官への入口です。

衛生状態を良好に保つのが健康への第一歩です。

寝ている間に口腔内に排出される歯周病の滲出液は手のひら一杯分

不潔な状態の場合、細菌をそれ以上毎晩摂取(飲んでいる)ことを考えてみてください。

あなたはそれでも、お口の中のお手入れを怠りますか?

それとも、これから始めますか?

 

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最新型CT導入

2012年02月14日 | 歯歯歯豆知識

 

今週いよいよ当院でも歯科用CTが導入されます。

半年間かけて国内で販売されているすべての歯科用機種を見学・研究を重ねた結果

昨年末販売された最新型機種『YOSHIDA トロフィーパンPRO』を

導入する運びとなりました。

従来のCTと大きく違う点が幾つかあります。

 撮影場所によって大きさを変えられる(8種類の大きさ対応)

 現在心配されている被爆線量が国内最小。

 顎の関節まで3Dで確認が可能

 

インプラントはもちろん顎関節診断・矯正分析・一般治療まで幅広く詳細なデータを得ることが出来ます。

 

 

以前はインプラント術前CTを他病院にて撮影していただきましたが、来週より院内で撮影が可能になります。

保険適応には症例が限られておりますので、詳細な写真が必要な場合、本人が希望する場合など自費にてご案内させていただきます。

より良い医療を提供するために皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。 

 

 

 

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