貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

調布市: 深大寺 Ⅰ 

2017-05-24 08:16:23 | 日記
調布市: 深大寺 その1  

2017(平成29)年 1月25日 10:00~

 暖かい一日の予想なので、思い切って出か

けることにする。

 車の混まない曜日と定休日を避けて・・・。

 二三度お詣りしている深大寺に参拝。

 車では初めてだし、以前はその昔、植物園

散策を主としていたので、初詣に近し。

深大寺という名は,水神の深沙大王に由来。

 奈良時代,天平5年(733)に満功上人

が開山したといわれている。

深大寺に伝わる「縁起絵巻」によると,

満功上人の父福満という渡来人は、豪族の

右近長者の美しい娘と恋に落ちる。

 娘の両親の反対にあい二人は仲をさかれ,

娘は湖の小島に隔離されてしまう。

 そこで,福満は深沙大王に祈願したところ

霊亀が現れ,彼を島へ連れて行ったという。

 このことを知った娘の両親も二人の仲を許

し,そして生まれたのが満功上人だそう。

上人は父の深沙大王を祀ってほしいという

願いにより出家し、唐に渡る。

 法相宗を学んで帰国。

 733年に寺を建てた。

 それが深大寺である。

 そのため、深大寺は、縁結びの神様として

有名になっている。

深大寺の北の大地は、米作りにはむかず、

小作人たちは、蕎麦を作り、そば粉を寺に納

めていた。

 寺では、蕎麦を打って来客をもてなしたので、

深大寺蕎麦が有名になったのだそうだ。

 至るところに、食したくなる蕎麦屋が林立

している感じである。

和名「ひとつばたご」という「なんじゃ

もんじゃの木」があった。

 四月末から五月始めにかけて雪を被ったよう

な白い清楚な花が咲くそうだ。

釈迦堂から坂道を上がり、元三大師堂、

開山堂を見て、植物公園の下道を散策。

 一福茶屋という蕎麦屋がある。

 延命観音を拝み、芭蕉句碑を見つける。

 この広い所でよく見つけたなと感慨も湧く。

「象潟や 阿免尓西施が 合歓能花」

という句が彫られていたが、「阿免尓」と

「能花」 という漢字が当てられていたのに

喫驚、感嘆!?

ゆったりした気分で延命観音近辺をみとり、

深沙大王堂へ向かう。


蕎麦屋はいくつも その一店



深大寺山門ここより入る。





鐘楼



深大寺本殿



延命観音









芭蕉句碑

「象潟や 阿免尓西施が 合歓能花」








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