今日、午前中に従姉から電話が来ました。
「あ・・・。もしかして」と思いました。
従姉は明るくしっかりした口調で「昨日ね、父が亡くなったの」と知らせてくれました。
葬儀などの日程を聞いたりしながら「もう、一つ時代が終わった感じだな・・・・」と思いました。
伯父は私の母のすぐ上の兄です。母の兄も姉もみんなあちらの世界の人になってしまいました。
きっと、あちらの世界でみんな家族が揃ったので賑やかになったかもしれません。
私にとっては「
東京のおんちゃん」です。
元気な頃は、東京のおんちゃんはよく私の実家に遊びに来ました。仕事で仙台に来るといつも実家に寄って晩ご飯を食べたり、泊って行ったりしました。
おんちゃんの話題はいつも、仕事の話、自分の娘たちの事でした。
私の両親は二人とも公務員でしたが、おんちゃんは彫金作家でその話を聞くのがとても面白かったのです。私にとっては全然知らない世界の話だったので。
香港で一番の金持ちの人に招待されて食事をしに行くんだとか・・・・
そんな話を聞いたこともありました。随分昔の話。
私の自宅の玄関に飾ってある工芸作品を見た方も多いでしょう。あれは伯父の作品です。
お疲れさまでした。ずっと伯父のお世話をしてきた従妹と従姉にも「お疲れさまでした」