キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

文字通り大甘、アメリカン・スィーツ

2012-07-12 09:32:48 | グルメ
チョコチップ・クッキーは見ていた (ヴィレッジブックス)
Joanne Fluke,上條 ひろみ
ヴィレッジブックス
キーライム・パイはため息をつく (ヴィレッジブックス)
上條ひろみ
ヴィレッジブックス


       日本のスィーツは、「甘さ控えめ」というのが今や合言葉のようですが、

       そんなのどこ吹く風、アメリカン・スィーツの甘さときたら、その名に

       恥じない砂糖の量。粉砂糖、白砂糖、ブラウンシュガー、グラニュー糖、

       モラセス、蜂蜜、バター、生クリーム、チョコレート、、、。ハイカロリー

       材料のオンパレード。ジョアン・フルークの創りだしたヒロイン、ヘレン・

       スウェンセンはミネソタの田舎町で「クッキー・ジャー」というお菓子屋

       を営む花の独身女性。もちろん毎回殺人事件が起こり、ハンナがボーイ

       フレンドの保安官たちと組んで事件を解決するのだけれど、このシリー

       ズの面白みは、何よりそこに出てくる、ありとあらゆるアメりカン・スィ

       ーツとそのレシピ。

ピーチコブラーは嘘をつく (ヴィレッジブックス)
Joanne Fluke,上條 ひろみ
ヴィレッジブックス
ブルーベリー・マフィンは復讐する (ヴィレッジブックス)
ジョアン フルーク,Joanne Fluke,上條 ひろみ
ソニーマガジンズ


     1冊に7つか8つのクッキー・レシピが挟み込まれています。ものは試しに

     どれか作ってみようと思ったのですが、材料を見るだけでげんなり。小麦

     粉4カップに、バター2カップ、粉砂糖2カップに白砂糖1カップ、なんていう

     のが平気で出てきます。これをしょっちゅう食べていて太らないないんて

     言うのは、奇跡だと思うのですが、登場人物はたいていモデル並みのプロ

     ポーション。まあ、お話ですからね。

     そういえば昔アメリカへ行った時、モーテルで朝食に出た菓子パンが超甘か

     ったのを覚えています。アメリカでは普通の砂糖、バター量なのでしょう。

     日本のお菓子はアメリカ人には物足りないでしょうね。     

          

       "チョコチップ・クッキーは見ていた"にあった「オールド・ファッション

       ド・シュガー・クッキー」というのを作ってみました。レシピ通りに作っ

       たのですが、やっぱり危惧したとおりtoo rich!。いかになんでもバター

       が多すぎ。しかもうちの安物電子レンジでは迫力不足か、書かれてい

       る通りの温度と時間で焼いてもなまっぽい。でも、お味はまずまず。

       太りたい人にはぜひおすすめ。

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