今日も地球を歩いてます

前と後ろにバックパック担いでました。そんな頃も今は昔。今は日本で定住!専業主婦!笑

吉林省の聖山・長白山

2009年08月06日 | 中国各地訪問

8月3日
延吉からバスで片道4時間半かけて長白山へ          

朝っぱらの4時半出発
BT近くの旅社に宿を取っていたけど、それでも朝は早い

中距離バスに乗ったけど、
この車内で、ワタシたち日本人2名は名前も聞かれず
「韓国人」と
ガイドから命名される
他の中国人はちゃんと名前をリストに書かれ、それで呼ばれてんのに
ふつーに日本語話してますけど、韓国人扱いって・・・

日本語とハングルは、言語学的に見ても同系統で
両言語をよく知らない中国人にとっては聞き分けられないらしい

朝鮮族の聖地の長白山に行くんで、朝鮮族の中国人が車内にいっぱいいて
ハングルが飛び交ってた
おっちゃんが携帯電話で話すハングルを聞いてると、
日本の居酒屋でおっさんが日本語を話してる感じ
ま、あくまで「居酒屋で」だけど
そんな日本語に聞こえるのは、ハングルだからなのか
単にそのおっちゃんが話すハングルだからなのか

なんと朝の7時からカラオケ大会まで始まる
このテンション、ついていけない
なんでみんな朝っぱらから元気なんだろう

9時半にやっと到着              
  

人ごみ!さすが長白山

カラオケを朝からこなすガイドとその団体にうちらも着いていき、
チケット168元(なんて歯切れの悪い数字・・・)を買って
まずは園内のバスで山を上る

その後、天池までは専用のワゴン車
これに乗るには80元
しかもえらい並ぶ
そして山道、ヘアピンカーブを爆走
爆走しすぎで、車内の人間が右へ左へ滑る
こんなアトラクションがあったとは
車内の見ず知らずの人同士、一緒に過激な遠心力に耐えていくうちに
仲間意識まで芽生えたし
飴やらチョコももらったり
なに、この人間心理

とにもかくにも、やっと五体無事に天池の頂上に着いたときは本気で安堵した

        
天池は標高2500mの頂上にある湖で、
面積の半分は北朝鮮領
真っ青な水面と岩肌のコントラストのきれいさで有名
ワタシたちが行ったときは霧が出てたりして観光用の写真ほどきれいではなかったけど
それでもきれいと思えた
すごいな、ここも

どうでもいいことだけど、
この水面を見る直前までの演出がいい
もちろん自然のままなんで、誰かが意図して演出したわけじゃないけど
あのペアプンカーブで足や腕を踏ん張って、
やっと地面に自分の足をついて歩いて
こんな風景を上ってって
あの青い水面がこの先にあるんだもん

絶壁だけど
生来おてんばなワタシには
                 テンションをマックスにさせてくれる風景

その場にわんさかいた中国人も、安全ロープは完全無視
我が我が、と崖のぎりぎりまで行って記念撮影のポーズ

真夏だったけど、標高と強風のため、意外と寒い
半そでの客は震えてた
こういうときにしか役に立つ機会のない長袖を羽織って、
天池をバックに写真をやたら撮って
またワゴン車に乗る順番待ちして下山
                            
下りのときは上りほど運転が荒れてなくてよかった
車に酔いやすい人は薬が必須だと思う
ま、酔っている暇がないほど荒れた運転だけども

天池から降りてからはみんなで温泉へ行く、とのこと
ワタシは温泉には昔から惹かれないので一人別行動を

さらにふもとへ行くと「地下森林」っていうとこがあるっていうんで、そこへ

入口と地図

遼寧省の牡丹江に鏡迫湖っていう名所があり、
そこにある地下森林ってとこが気になってたんだけど
もしここで「地下森林」とやらを見れるなら牡丹江へわざわざ行かなくてもいいやん

ってことで行ってみる
園内のバスで

   
    屋久島を思い出す                       大雨の中の滝


地下森林を散策中に雷付きの本気の大雨に降られ、
防水でないカメラの安否が心配になったり
こんなところで一人落雷に会ったらどーしよーって、結構不安になったりもしたけど
無事に地下森林を見終える
  
            

「地下」っていうからには洞窟の中にでもあるんかと思ってたら
「低いところにある森林」っていうのが真相だった
第一印象は、カナディアンロッキーの山の斜面を高いところから見た感じ?
カナディアンロッキーも写真でしか見たことないけども

地下森林を1時間ぐらい散策して
ズボンまでびっしゃびしゃに、まるで深い川でも渡ったかのようになって出口に出ると
ちょうど同じバスで来た他の人たちが温泉からあがったとこ、とのこと
無事に長白山の入口で団体と合流

3時にそこを出て
途中なぜか2回もみやげ物店へ立ち寄り
夜8時に延吉に戻る

いやぁ、ハードな一日だった


早く寝る予定だったけど、
ちょうど同じツアーに一人で参加してた陽洲出身の学生と仲良くなって
3人で犬鍋をつついてごはん
その後その学生もうちらと同じ宿へチェックインして、3人でトランプ

中国ではみんな道端や店先、公園でマージャンや中国囲碁をよくしている
トランプも老若男女を問わず
日本の七並べや神経衰弱まで教えたりして
3人で12時まで遊んだ
トランプ、久しぶり

延吉で2泊したところの宿の主人は、30年前の学生時代に日本語を学習したことがある気のいいおっちゃん
頭をひねっていくつか思い出してくれた
「こんにちは」「すいようび」とか

ただ、
「この水を飲め」
は、命令形なんで、いくらかわいい笑顔で言っても心象は悪いですよ笑

           
            見事に「さすらう男」なワンショット
             このコート、天池で貸し出してました  渋い

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