先日、9日の月曜日、中央区高砂にある「無垢」というお店に行きました。
日本料理店といった堅苦しさはなく、かといって居酒屋のようなざわめきもない。
心落ち着く空間です。
カウンター席が8席、奥に座敷が2卓とこじんまりとした店内です。
店内から出入り口を
しました。まーるい明り取りの部分が見事です。写真右手が引き戸になっています。
カウンター席に案内されまして、席には「○○○様」と予約席の札が置かれていました。「ご予約席」という置物はよくありますが、名前を書かれているのは初めてでした。さりげない演出に嬉しくなりますね~
料理はおまかせコースでお願いしておりまして、まずは「ほうれん草のスープ」です。あっさりとしていて、スープと吸い物の間のような感覚でした。
次は「前菜」です。めかぶ & 葉わさびのおひたし & 島らっきょう & タイラギ貝と明太子の燻製 です。
どれも素材の味と食感を十分に堪能できました。明太子の燻製は初めての経験でしたが日本酒のおつまみにも合いそうです。
次は「お刺身」です。しょうさいふぐ & 鮪の中トロ & しまあじ & 太刀魚 です。
すこし厚めに切られたしょうさいふぐのコリコリ感、とろける中トロ、関あじの食感に似たしまあじ、そして太刀魚の甘み。どの魚も大満足でした。
中トロであんなにとろけたのは初めてでした。
お刺身のわさびは、生のワサビをおろしたものです。味といい香りといいチューブのワサビとは違いますね~
次は「春野菜の天ぷら」です。うるい & 菜の花 & こごみ & 土筆 & タラの芽 & ふきのとう です。お塩は「壱岐の桜塩」です。
うるい & 菜の花 & こごみ の天ぷらは初めてでしたが
です。
どれもほのかな春の味わいを感じることができました。
そして気に入ったのが「壱岐の桜塩」。桜の香りがする塩で、美味しさのあまり天ぷらがなくなった後も塩だけ舐めていました。
一足先の春
でした。
次は煮物「赤むつのみぞれ煮」です。揚げた赤むつを出汁で煮ているようです。ちょっと甘めでたいへん上品な味でした。
次は「鱈の白子焼」。白菜とシイタケの酒蒸し?の上に盛られています。薄味でありながら濃厚な感じで、もみじおろしが利いて絶妙な味わいでした。
次は「平戸牛の石焼」です。熱くなった石の上で焼いていただきます。まず片面を焼き、肉汁が表に出てきたら裏返し、焼き色がついたらOK とのこと。
やわらかさに感嘆しながらあっという間に食べてしまいました。
今思うと「桜塩」で食べても美味しかったかもしれません。・・・おしい!
締めは「ふぐのお茶漬け」です。ぷりぷりのふぐを味わいながらご飯をするすると口の中へ。
n~~~~ 満足、満足。
デザートは「クリームブリュレ」。甘いものは苦手なのですが、上品な甘さで全部食べることができました。
大満足のおまかせコースでした。
定番メニューもいろいろあり、食べてみたいな~と思うメニューがたくさんありました。また、行ってみま~す。
無垢(むく)
福岡市中央区高砂1-5-2
TEL/092-401-4578
営業/18:00〜24:00
(金曜・土曜は〜翌2:00)
休み/日曜