遮水壁の着工が28日に決まりました。汚染水の海への流出は、厳しい批判を受けてきました。その後、止水工事を重ねて流出は止ましたが、各方面から懸念が表明されてきました。遮水壁の設置を決めた後も、着工が遅いという厳しい批判を受けてきました。
かつては、馬渕補佐官が東電との激しい議論を重ねて、設置を決定。私が引き継いだ後も、無理を言って、何度も前倒しを重ね、今日の発表に漕ぎ着けました。
ここまでの報道の激しさを考えると、着工も大きく報道されてよさそうな気もするのですが、おそらく、そうはなりません。順調に進捗しているという情報は、報道の価値がないということのようです。「便りがないのは良い知らせ」とは、よく言ったものです。
これだけの事故を起こした以上、我々が誉めてもらう必要はありません。ただし!現場の努力は、是非とも皆さんに知ってもらいたいと思います。オンサイトの発信は久々ですが、「これは!」と感じた情報は、私が発信します。