マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

40年前の浜高ナインの雄姿。

2017-03-12 10:03:47 | ぼやき日記

1977年の59回の夏の甲子園大会2回戦、札幌商業と浜田高校と試合の録画を見させていただきました。

3対1で浜田高校の勝利で、最後に念願の校歌が球場に流れました。

58回からの連続出場、前年は緊張のせいか硬くなり、ナインは力を十分発揮できずに終わった後のリベンジでした。

 

殊勲打を打った本田くんが素晴らしいのは間違いありませんが、よく見ると、ナイン全員が攻守ともに鍛えられバランスのとれた完成度の高いチームだったことが伺えます。

1、ランナーを出すと、すかさず送りバントで2塁に送る。2ランスクイズもできる。

2、ランナーが3塁にいるときは、飛び出したランナーが挟まれないように、わざと外されたボール球でも必ずバットに当てる。1球目からバントをせず、守備の位置を見て確実に球の方向を予測して送りバントをする。

3、軽快なフィールディング。特に投手の守備が素晴らしく、送りバントの処理がうまくて、2塁でフォースアウトできる。

4、右側に打球を運ぶ技術を習得していて、ランナーがいるときはライト方向へ打つことができる。

5、機動力があり、ナイン全員が盗塁できる。

6、バットをコンパクトにもち、ミート中心のバッティングができる。大振りしない。

7、一人の力に頼らず、全員野球で乗り切る。タイムリーヒットを生む前に、進塁を助けたり、粘ってファーボールを選んでいる。

8、守備につくとき、ベンチに戻るときは全力疾走。整列しての挨拶は、しっかりお辞儀をする。

 

私は、この試合はアルプス席で、応援していたので解説を聞きながら見たのは初めてでした。札幌商業もよく鍛えられたチームであることは間違い無いのですが、我が校ナインはその上を行っております。

当時は、水を飲むことも許されず、深夜、倒れるまで練習をしていた姿が思い出されます。座禅と瞑想は当たり前、厳しいグランドの外での訓練もあったそうですが、それよりも普段のグランドでの練習の方が、ひたすら辛かったから、何ともなかったと話しているそうです。

今の時代には考えられないことですが、強くなるために頑張っていたのです。

甲子園で、練習の成果を十分発揮できて本当に良かったです。

 

懐かしい映像をありがとうございました。

浜高ナインは永久に不滅です。

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