MHF-GG いなりずしの一人旅紀行@らんらんす

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MHF-G 弓の使い方【初心者指南】

2013-10-07 22:30:38 | 初心者・体験入団者研修

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 こんにちは、団長です(´・ω・`)
 今回は、武器種「弓」について、簡易ながら初心者指南を行いたいと存じます。
 ただ、残念ながら団長は、G.1の弓の操作方法の改悪で、今では全く弓は触っていません。ですので、もしかしたら古い知識や、間違っている知識もあるかもしれません。本記事で記載するのは、あくまで私が「弓使うとしたらこんな使い方がいいかなぁ」って考えるものです。だから「いなり流」なのです。この点ご了承くださいませ。




◆いなり流弓術、秘伝の教え


 弓に三死有り。
 中らざれば死。
 中りても、貫かざれば死。
 貫きても、久しからずんば死。



 弓を担ぐものにとって被弾の要因は三つ有る。
 先ずは、矢を外しまって死に繋がること。強撃瓶の無駄遣いは戦闘を長引かせて死因となる。
 次に、仮に矢を当てていても、弱点肉質にクリティカル距離で当てれていない事。これも自ずから戦闘を長引かせて死因となる。
 そして最後に、しっかりと弱点に適切な距離から当てたとしても、集中が切れて反撃を避けることが出来なければ、それが死因となる。

                                 MHF-G いなり流弓術道場の教え 団長 ぐりーん玉(´・ω・`)より



◆弓の特徴


■弓は初心者向けの武器ではない?

 ガンナー武器には三つの種類があることは皆さんもご存知のことだと存じます。即ち、ヘヴィボウガン・ライトボウガン、そして弓の三種類です。
 あくまでHR100未満でのレベルでお話をさせて頂きますと(剛武器や秘伝、G級武具が絡むとややこしくなるので)、火力重視で行くのならば、ヘヴィボウガン。機動性重視で行きますと、ライトボウガン。
 そしてその中間に位置するのが弓であると言えます。上手に運用すれば、ヘヴィボウガン並の火力を出すことができますし、機動性でいえばライトよりと同等かそれ以上です。

 が、実際の所は、弓で火力を出すというのは至難の技。
 ヘヴィやライトのように弾代がかからない分、取っ付き易くて、初心者の方がまず触るガンナー武器が弓であるケースはかなり多いですが、ヘヴィやライトのように火力を出す為には知っていないといけない知識が沢山あるのです。

 今回は、そんな初心者が知っておくべき基本的な知識をまとめていきたいと思います。



■弓の特徴、強み。弱み。





 以上の弓の解説付き画像は、公式サイトから引っ張ってきたものです。
 弓の強みはやはり、公式でも言及している通り、「あらゆるモンスターに柔軟に対応」できる点でしょうか。
 MHF-Gのモンスターは、コンシューマ版と違って、モンスターが凶悪な攻撃力を持っていたりします。
 特に序盤苦戦するのが、剛種テオやナズチ、クシャあたりです。近接でも突進をかすっただけで即死・・・かと言って、ヘヴィは扱いが難しく、ライトでは火力不足。
 そんな時に、非常に重宝するのが弓だったりします。適切な立ち回りとスキル構成で戦えば、中距離で戦える弓だとソロでも簡単に剛種を倒すことができます。
 このような柔軟さが、弓の強みだったりします。

 しかしながら弱点として、まず筆頭に上がるのが、「慣れるまでの道のりが非常に長い点」でしょう。後述しますが、弓はきちんと溜め3で射ち、且つ相手の弱点肉質に当てないと、到底ヘヴィの火力にはかないません。これに慣れるのがまず非常に大変です。しかもそれを行いながら、モンスターの攻撃を回避しないといけないのです。弓はヘヴィよりさらにモンスターに近い位置である中距離で戦い、被弾の危険性は非常に高いです。この点がやはり弓の一番の難点でしょうか。
 次に挙げられるのが、「ホストの関係でPT戦には非常に弱い点」です。上述の相手の弱点肉質に当てるには、やはりどうしてもホストを取る必要が有ります。しかしながらPTでは、それがいつもできるわけではなく・・・結局貫通弾の超火力で押し切れるヘヴィのほうがPT戦では有利だったりするわけです。
 最後にあげられるのが、これは初心者向けの弱点ではありますが、「きちんとしたスキル構成をしないといけない」点です。上述の通り、弓は中距離でモンスターの攻撃を回避しつつ戦う訳ですから、当然の事ながら咆哮で耳を塞いでいては被弾に直結します。溜めと回避を多用するので、スタミナ対策も必須。地の火力が弱いので当然ながら連射や弾強化での補強も必要です。これをしないと、弓だと討伐時間が鬼のように伸びてしまいます。この点がなかなか初心者の方には優しく無い点であると思います。



■弓の基本動作




【基本の立ち回り】

 ①相手の攻撃をかわしつつ、クリティカル距離を維持して、
 ②相手の弱点肉質に、
 ③溜め3の矢を射つ


 弓の基本動作は上記3点に集約されるものかと思います。まずは超基本である、「クリティカル距離」について解説しましょう。
 実は矢の威力は、モンスターからの距離で決まります。モンスターから遠すぎると、雀の涙ほどのダメージしか通りません。逆にモンスターに近すぎても、ダメージは下がります。弓は中距離武器、遠すぎず・近すぎずの距離から矢を放つと威力があがるのです(正式には矢を放ってモンスターに到達するまでの距離ではなく、時間。貫通ゼロ距離射ちが成立するのはこの為)。この距離のことを、「クリティカル距離」といいます。
 クリティカル距離で相手に矢がヒットした場合、①エフェクトが大きくなり ②またヒット時のSE音も大きくなる という特徴があります。例えば、弓を担いで、モンスターと接触するぐらい近く接近して矢を放ってください。そして、今度は逆にモンスターから離れて矢を放ってください。双方とも、エフェクトが非常に小さく表示されるはずです。では今度は、その中間の距離から放ってみてください。今度は先ほどよりも大きくエフェクトが表示され、SE音も先程より大きいはずです。これがクリティカル距離です。
 弓の場合、クリティカル距離から攻撃をヒットさせた場合、威力は1.5倍となります。地の攻撃力が低い弓は、このクリティカル距離を厳守して、一発あたりの攻撃力を上げる必要性があります!! 又、このクリティカル距離は弓の種類毎に違います。距離の目安に関しては後述しますので、弓ごとに維持する距離を変えていきましょう。
 距離を変えるだけで威力があがる便利なクリティカル距離ですが、一点問題もあります。このクリティカル距離、被弾確率が高いのです。モンスターの予備動作をしっかりと覚えておく必要があるだけでなく、スキルも充実させなければなりません。例えば、耳栓が無ければ、咆哮→突進、被弾。スタミナ調整ができない初心者の方だと、ランナーがついてなくて、弓を引いている最中、スタミナ消費→モンスターの攻撃→回避しようとしたらスタミナ足りず、被弾。etc・・・とにかく、弓はガンナーで防御が低いのに被弾率が高いのです。回避の練習、装備の充実をしっかり行っていきましょう。

 
 次に、相手の弱点肉質を狙うことの重要さですが、これは言わずとも分かることでしょう。
 例えば、パリアプリア上位種の弾肉質の場合、頭40/胴20/翼25/脚25/尻尾75 となっています。細かい説明は省きますが、数字が高いほどよくダメージが通ると思ってください。
 この数字を見たら、弓でどこを狙うべきかは歴然であると思います。大抵の場合は、どう考えても、尻尾を集中攻撃する方が最適解ですよね。
 適当に射って胴や翼、脚に吸われてしまうと尻尾を狙うより机上では1/3ほどのダメージしか通らないのです。これは、地の攻撃力が低い弓には致命的です。
 弓のヘヴィに勝るメリットとして、モンスターの部位をヘヴィより「ピンポイント」で狙えるという強みがあります。最近はヘヴィでも通常弾圧縮でピンポイント攻撃ができますが、それでも弓のように高い機動力で相手の攻撃を縫うようにして弱点肉質を狙うのは至難の技です(秘伝除く)。
 このように、相手の弱点肉質を調べる事は弓にとって非常に重要なことであるのです。初めてのモンスターと戦う前はネットで肉質について調べてみましょう。
 さて、弱点肉質を攻撃する際に重要な事がもう一つ、「ホストを取る」ことです。ホストについての説明は長くなるので、「mhfg ホスト」と各人ご検索いただければと存じます。
 弓がソロ武器と言われているすべての理由は、弓が「地の火力が低い為、ピンポイントで弱点を狙わないといけない武器種」であるからです。PT戦ではなかなかホストは取れない為、弓の強みが殺されてしまうのです。
 もしPTで弓を使う場合は、なるべく貫通弓を担ぐか、槌がいない場合は率先してホストをとっていくようにしましょう。


 最後に、溜め3で矢を射つことの重要性です。後述しますが、初心者の方は弓を溜め1で連射してしまう傾向が非常に強いです。しかしながら、弓は溜めずに射つよりも、しっかりと3段階まで溜めて射つ方が威力が圧倒的に高いのです。
 溜めを行うことにより、まず①矢の威力があがり、②発射される矢の本数も増えます。威力は連射弓の緋猛弓【鷹目】だと単純計算で3.75倍、溜め3の方が溜め1より強く、狙いも正確です。
 それらに加えて、クリティカル倍率1.5倍・強撃瓶倍率1.5倍が乗ってくるのです、弓は絶対に溜めて射った方が得ですよ!!
 (クリティカル倍率1.5倍・強撃瓶倍率1.5倍・溜め3段階発射倍率1.5倍で、威力は3.375倍になります)。
 
 
 

【矢切り・昇龍弓】

 斬属性を持った攻撃です。矢切りは地の型で、昇龍弓はHR500/弓のSR1になったら天の型で使えるようになります。
 矢切りはあくまで、雑魚掃除用の補助攻撃です。この攻撃がメインとなることはありません。初心者の方がリオレウスなどの尻尾を矢切で切断しようと奮闘している様子をよく見かけますが、なかなか大変だと思いますので素直に剣士防具を揃えて剣士で行った方がいいかと存じます。ただ、ナズチや黒レイアのように一定体力に達した時に尾を攻撃したら簡単に切れるようなモンスターの場合は、矢切りでの攻撃も有効です。
 昇龍弓は非常に威力が高く使い勝手よく、ソロで尾切りが必要な敵でも楽に尻尾を切ることができます。ちなみに下から当たり判定が発生し、頂点に至るまで計6回ヒット。頂点が一番威力が高くなっています。
 昇龍弓のその威力たるや、弓秘伝4人PTで剛種ラオや、剛種HCテオを頭でハメきれる程・・・。しかしながら非常に硬直が長く、ガンナーである弓は防御力の低いので使いどころには注意が必要です。

 

【しゃがみ射ち(オーラアロー)】

 その場にしゃがみ、威力を溜めて弓を放ちます。装填数アップがなくても溜め4まで溜めることができるようになり、さらに溜め4で威力の高いオーラアローを放つことができます。しゃがみ射ちはHR500/弓のSRを100にする事で所得できる嵐の型で使えるようになりますが、嵐の型を装着しているとしゃがまずに立ったまま弓を溜める場合も溜め時間が長くなるというデメリットがあります。
 しゃがみ射ちは、地の型・天の型より矢の威力が大幅にあがります。溜め時間延長を考慮しても、地天の型より溜め3のDPSが1.3倍上昇します(ネ実wiki情報まま)。
 溜め4まで行うと、射程が非常に長くなるオーラアローを使えます。クリティカル距離はステップ4回~13回分。矢数は一本になり、弾強化も適用されませんが、クシャや剛ヤマツなどのバリア効果での反射を無視して攻撃が可能です。

 固定砲台でハメを行う分では嵐の型は非常に便利ですが、通常時の戦闘ではそもそもしゃがんでいる暇がなく(しゃがむと大きな隙を晒して被弾します)、しかも溜め時間が長くなるため嵐の型での運用はしないものだと思ってください。
 基本は弓は、天の型(昇龍弓)で運用し、ハメの時だけ嵐に変えるものだという事を忘れずに。
 特にPT戦での嵐の型は、地雷の代名詞とされていますのでご注意ください(そもそもホストを取って火事場して弱点を狙ってオーラを射ってやっとこさ火力が出せるのに、それを知らずにホストの取れないPT戦でしゃがむ。あるいは被弾して死亡する行為が地雷と言われています)



【曲射】

 上方に矢を放ち、矢を降らせて攻撃します。爆裂・放散・集中・切断の4タイプが存在しています。爆裂・放散・集中には気絶属性があり、切断には斬属性が付加。
 爆裂は一発のみ発射しますが、肉質無視ダメージ+気絶値が放散及び集中より高いのが強み。爆風にも強撃瓶ダメージが乗り、威力は非常に高いです。
 放散は広範囲に矢を降らせます。一発あたりの威力とヒット数が高いのが特徴ですが、味方を巻き込みやすいのが欠点。
 集中は、放散より狭い範囲に矢を降らせます。狙いをつけやすいのが特徴ですが、放散より威力は劣ります。
 切断は集中と同じ範囲で攻撃し、気絶属性が無い代わりに斬属性が付加されます。G級HCグレンゼブルで、朱雀弓鬼での尾切りが募集されたりと、使い勝手は悪くありませんが、威力はそこまで高くありません。
 溜め3で発射できますが、秘伝防具を来ていると溜め2で発射が可能です。クリティカル距離が存在しませんが、モーション値は高いので、例えばクリティカル距離を維持できない場合に相手の行動パターンを予想して置き曲射で攻撃するなど使い方は多種多様ですが、普通に攻撃した方が最終的には無難で威力は高いかと存じます。




◆弓の種類と運用方法

 モンスターに応じて弓を使い分けるのが重要です。弓が上手な人はモンスターに応じて弓を使い分けるのが上手な方です。
 HR100上がりたての方は、剛種弓の三種の神器である

 「シスネ=ダオラ(剛クシャ弓・連射)」
 「ネブラハープ(剛ナズチ弓・貫通)or怒髪絶弓【冬景色】(剛グレン弓・貫通)」
 「ドドン・クレセント(剛ドン弓・拡散)」

 を揃えるのがいいかもしれませんね。

 ※しかしながら最近ではSP武器が剛武器並に強力になっていて、しかもGRに至れば覇種武器より遥かに強く、素材が楽なG級弓が手に入りますので、これらを作成するのは最適解ではないかもしれません。勿論、弓の剛種武器補正はかなり強いので、作成して損をすることはありませんが・・・。
 ※貫通弓を二つあげていますが、前者のネブラハープは作成が簡単ですが天嵐覇種強化ができない為、将来性がなく、逆に後者の剛グレン弓は将来性は非常に高いですが生産強化がとんでもなくマゾい為です。お好きな方を・・・。



・連射弓



 クリティカル距離/モンスターよりステップ3回~4回分

 ピンポイントで攻撃が可能であり、弓の強みが特に活かせる種類の弓です。弓はLvと同等の数の本数が固まった範囲に発射されます。
 威力は拡散弓・貫通弓に劣りますので、きちんと相手の弱点を狙い撃ちするのが重要。
 ホストを取れない状況下だと、ラグで弱点が狙えません。この点しっかりと念頭に置いてくださいませ。


・拡散弓



 クリティカル距離/モンスター密着~3回分

 広範囲に矢が広がる弓です。三種類の弓の種類の内、最も矢の発射本数が高いので、近接距離での発射で全弾ヒットさせると高い火力を稼ぐ事が可能です。又、拡散弓に限り、弾強化スキルの倍率が1.3倍(連射弓・貫通弓は1.1倍)な為、純粋な火力ではトップクラスです。
 例えば、HR100なりたての方で、まだ火事場に慣れていない方などは、火事場をする代わりに拡散弓を担いで火力をあげたりするのが一般的です。
 弱点としましては、当然のことながらテオやクシャのように、全身の肉質が固く、且つ肉質が柔らかい部分の判定が小さいモンスターにこの弓を担ぐのは有効ではありません。
 加えて、クリティカル判定が非常に近距離ですので、モンスターの攻撃の被弾確率がさらに高くなります。しっかりと予備動作を調べてから戦闘に挑みましょう。


・貫通弓



 クリティカル距離/モンスタ-よりステップ4回~6回分

 一本の矢が真っ直ぐに飛び、多段ヒットします。Lvに×2をした数字分ヒットします。特にグラビモスのような大きなモンスターや、肉質の柔らかい部分を狙いづらい敵(黒レイア・シェン・ラオなどなど)に非常に有効です。
 より多くヒットさせる為、必然的に敵の前に立つケースが多い武器種です。しっかりと敵の予備動作を調べてから戦闘に挑みましょう。
 また、ラグの影響を受けづらい弓ですので、例えば極グラビPT等に便乗したりなどPT戦でも活躍が可能。しかしながら小さい敵(クック・ヒプ・コンガ等)には、有効ではありません。担がないように。
 

※クリティカル距離の目安はあくまで団長調べです。



◆瓶の種類と効果


【強撃瓶】

 弓を扱うものが必ず持っていかないといけないアイテム。調合分も持っていきましょう(ニトロダケ+空き瓶)。
 装着することで、矢の威力が1.5倍となります。
 弓は短期決戦武器であり、強撃瓶を使い切った後は一気に火力が尻細みしてしまうのが難点。

【状態異常瓶】

 麻痺・毒・眠りの三種類。残念ながら、剛武器補正があったとしてもあまり蓄積しません。
 状態異常瓶を装着すると、属性ダメージがなくなってしまうというかなり大きなデメリットが存在します。
 状態以上については片手に任せて、自分は強撃瓶を使ってダメージ担いだ方が無難です。

【爆撃瓶】

 剛種武器に装着可能な瓶。凄腕ランクに上がった弓メインプレイヤーの憧れである。
 店売りはしておらず、マイトレ調合屋で調合する。
 威力は強撃瓶に若干劣るが、部位破壊や、黒レイア最終段階などの肉質が硬い相手に対しての溜め1連射でのダメージ稼ぎなど、用途は多々ある。 




◆初心者が陥りやすい間違った運用の仕方




■溜め1連射

 溜めて射つより、溜めずに連射する方が圧倒的に手数が多くて効果的。そう初心者の方は思われるようですが、実際の所は違います。
 まず、溜め段階による威力の変化を見てみましょう。
 溜め1の場合、攻撃力は0.4倍になります。溜め2では攻撃力は1.0倍で変化なし。溜め3で威力は1.5倍となり、溜め4では溜め3の倍率+属性の補正が1.125倍となります。
 次に、矢の本数を見てみましょう。ここでは緋猛弓【鷹目】を例にとります。溜め1だと連射Lv2、矢の本数は二本。溜め2だと連射Lv3、矢の本数は三本。溜め3だと連射Lv4で、矢の本数は4本となります。
 基本的に溜め4は全体での威力が落ちるのでノーカウントとし、溜め1と溜め3で威力を計算します。スキル【連射】をつけた場合、溜め1連射を二回するあいだに、溜め3を一回放つことが可能です。
 結果的に倍率は、3.75倍溜め3で攻撃したほうが威力が高い計算となりました。また、溜め1連射だと碌に肉質を狙うこともできないですし、クリティカル距離の維持もさらに落ち。結果的な威力はさらに落ちてしまうでしょう。
 上記の通り、溜め1連射は威力が低く、火力を出せないのでオススメではありません。

 例外1;極端に属性の威力が高い武器で、極端に属性に弱い敵と戦う場合(雷属性720の相互ラグマ式放電弓で、変種ドスファンゴなどと戦う)
 例外2;爆撃瓶を用いて溜め1連射する場合


■状態異常瓶、爆撃瓶の誤用

 先ず弓で状態異常瓶が必要になるケースは先ずないものだと思ってください。
 特に麻痺瓶を装着して射つ弓を野良でよく見かけますが、弓の場合、状態異常瓶を装着すると属性ダメージが装着中なくなります。せっかく多段ヒットで属性ダメージもそこそこにある弓なのに、これは勿体無いです。弓で稼げる状態異常値は雀の涙ほどですので、状態異常はPT戦では近接と補助役のライトに、ソロの場合はラスタに任せて、自分は攻撃に徹しましょう。

 次に爆撃瓶についてです。
 先ず、基本的にPT戦では用いない方が無難です。爆煙で視界が悪くなり、近接職だけでなく、中距離に位置する自分自身もかなりの危険に晒されます。
 使い方にも多少コツがあります。普通に強撃瓶を使うように使ってしまっては、折角の爆撃瓶の良いところが潰されてしまいます。
 爆撃瓶の使い方としては二つ。①クシャやテオの翼等、肉質の硬い部位の破壊 ②溜め1連射をして短時間でのダメージを稼ぐ場合です。
 先ず①ですが、これはかなり効果的な使い方です。例えばクシャの翼はなかなかに肉質が固く、潰すにも困難します。しかし、潰さずに討伐するのは少し勿体無い・・・という場合に、爆撃瓶を開幕で数発当てて、最初のうちに破壊しておいて、その後は強撃瓶で普通に戦うという戦法です。
 次に②です。実は爆撃瓶は溜めても対して威力は変わりません。矢の本数*肉質無視ダメージですので、【時間当たりでのダメージ比率】では、溜めて射つよりも溜め1連射で手持ちの爆撃瓶すべてを使い切るのが上策です。あくまで時間あたりのダメージですが、爆撃溜め1連射だと強撃瓶装着時より威力が高いこともあります。戦法としては、先ず開幕で手持ちの爆撃瓶をすべて溜め1連射で使い切り、その後は普通に強撃瓶で戦うという戦法です。しかしながら、上述の通り、爆煙での視界不良による被弾の可能性も高いので、この点は十分に気をつけましょう。PT戦では行わないのが無難です。


■ゼロ距離射ち

 クリティカル距離の分からない初心者の方が陥りやすい運用の仕方です。クリティカル距離の重要性は既に何度も書いてある通りですので、クリティカル距離はしっかりと維持しましょう。
 しかしながら、このゼロ距離射ちには例外があります。
 正式にはクリティカル判定は距離ではなく、矢が発射されて被弾するまでの時間で計測されるのですが、この原理を応用して貫通弓でゼロ距離射ちをすると逆に威力があがるケースが存在します。
 例えば、黒レイアなどの場合、ゼロ距離射ちが有効です。
 黒レイアは腹肉質が非常に柔らかく、そこを攻撃するとダメージが稼げますが、普通に弓で狙う場合、翼や尾に吸われて難しいです。
 そこで、敢えて黒レイアの真正面の鼻先に立ち、貫通弓で、頭→首→腹と矢を放ちます。すると頭と首のヒットストップで時間が稼げ、腹にヒットするときはクリティカル判定となります。
 レウス種・レイア種のAI(人工頭脳)は、真正面の鼻先にヘイトが向くがいる場合、噛み付きやサマーソルトが誘発され、実は頭前が一番安全というケースもあります。これを利用した戦法がこのゼロ距離貫通射ちなのです。
 が、この戦法は非常に難しく、練習が必要です。初心者の方が一朝一夕にできるものではありませんし、当然ながらPT戦やラスタがいた場合はヘイトが分散しますので、鼻先に立つのは危険極まるという点を、忘れずにいてください。




◆弓に必要なスキル構成




■総論

 実は弓は、最もスキルの有無がシビアな分野ですが、まだヘヴィ程には要求スキルが少なく付けやすい武器種です。一度スキルの揃った防具を揃えてしまえば、あとは武器の強化に力を注げばいいので、この点は非常に楽です。
 しかし、これまで何度も書いておりますとおり、もともとの火力が低い弓が火力となる為には、常に適切な距離を保ち、相手の肉質の弱点に対して絶え間なくダメージを与え、怯みを沢山取らなければなりません。
 この為には、連射、ランナー、弾強化は必須であり、一つでも欠けると、弓は火力となることができず、非火事場ではフォスタと殆ど変わらないレベルの火力となってしまいます。
 また、火事場補正がガンナーで唯一1.5倍(ボウガンは1.3倍)であり、軽快な動きが強みの弓と火事場は相性が良い為、剛力スキルは必須です。同様に、攻撃チャンスが増やせる高耳超耳も不可欠です。
 尚、弓に装填数UPや装填速度等をつける方を野良で見かけますが、完全に無駄な死にスキルな為、不必要です。又、残念ながらスキル・狙い撃ちの効果は、弓には適用されない?ようですので、こちらも不要。


■そもそも全武器種に必要なスキル

 ・攻撃力アップ大 /攻撃力(倍率)が20アップ
 ・見切り+3 /会心率が30%アップ
 ・火事場+2 /体力が40%以下になると攻撃力が1.5倍(ボウガンは1.3倍)に増大。防御力増加量が90に増大。
 ・高級耳栓(HR500↑は超高級耳栓) /大型モンスターの咆哮【大】を無効にする。咆哮【特大】の、怯み時間を3/4に短縮。


■弓特有なスキル

 ・連射 /為に必要な時間を85%に短縮(1段階30Fを26Fに短縮)。
 ・ランナー /スタミナの減少速度が半分になる。さらに、回避やガード時のスタミナ減少が75%に減る。
 ・各種弾強化 /弓の種類によって付け替える。拡散弓は弾強化の倍率が他よりも高いので、火事場に慣れないうちの火力アップに役立つ。
 ・扇射 /G級スキル。狙い撃ち+攻撃力アップの効果。狙い撃ちの効果が弓にもつく強スキルで、このスキルがついているG級秘伝・朱雀弓鬼が注目される事に。


■弓の武具の変遷

 HR100になったら先ずは最低限、剛力スキル・高耳・連射・ランナー・弾強化のついた装備を作成しましょう。そこから剛武器を作成。
 剛武器が整ってきたら、今度は剛防具なども混ぜて本格的な防具を作成しましょう!!
 あとはSRになって、秘伝防具を作成し、G級になったら今度はその秘伝防具を強化するのが、現在のところの弓の王道を往く作成経路。
 初心者にありがちな失敗ですが、HR500を超えてHCクエストにいけるようになった場合、必ず高級耳栓を超高級耳栓に強化しておきましょう。特に弓は秘伝防具が強いので、HR500を超えた後、紙集めに参加される方が多いのですが、野良PTで弓が耳を塞いでしまうのは絶対にあってはならないことです・・・気をつけましょう!
 
 HR100帯&SR帯のスキル構成の一例;
 剛力スキル 高耳or超耳 連射 ランナー 弾強化 回避性能or早食い等の+α
 ※弓の必須スキルは後にも先にも一緒です。但し、SR以降、回避性能と早食いは無いと困るかもしれません。SR以降は、秘伝防具が人気。覇防具も強いですが、やはり秘伝効果には及びません。G級以降は朱雀弓鬼が人気。



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以上、いなり流弓術指南でした。
間違っている点、またほかにも書いたいいことなどございましたら、ご指摘くださいませ。
それではまたメゼポルタにてお会いしましょう!!
またね~(´・ω・`)ノシ


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