ケ時々ハレ・2

楽しむために、「晴れ」のために「褻」を生きてます。左脚も人工股関節にしました。右人工股関節はライト、左はエルといいます。

10月13日(金) 「何をしてたの五十年」

2017-10-18 22:21:53 | 劇団NLT
劇団NLTの「何をしてたの五十年」を観た。





劇団NLTは、来年コメディ路線50周年を迎える。
なんてピッタリな今回の演目。

16歳の時と22歳の時に観ている。
でも、こんな話だなんて知らなかった。
というか、子どもにはわからなかったのだ。

有里さんのソニアが、家庭の中で何十年も語り続けてきた恋人のコスティアのこと。
ロシア革命の時に、機関車の煙の中に忽然と消えたコスティア。
夫も、娘も、孫たちも、コスティアのことを知っている。
何千回と聞かされ続けていたから。

娘は結婚して14ヶ月後に生まれているのに
「コスティアの子だ」
と言い張る有里さん。

そこへ本物のコスティアが、ソニアを訪ねて来たことから、伝説が現実になっていく。

めちゃくちゃ過ぎる有里さんを、大きな大きな大きな愛情で包んで、呼ばれるたびに
「はいはい、来ましたよ」
とそばへ来てくれる優しいエルネストが、川端さん。

記憶と違ってガッカリさせるコスティアがキーちゃんこと川島一平さん。

あー、こんな話だったのか。
ソニアとコスティアの話がネギになるのは、なんとなく覚えていたけど。

奇しくも最後は、いい雰囲気の夫婦のほのぼのシーンで終わる。
(奇しくも、というのは先日終わったA☆MWの公演が、そんな夫婦のほのぼので終わるのです)
川端さん、最高。
きっとこれなんだ。

終演後の茶話会は、川端さんは次の舞台の稽古があり、早々と抜けたが、たっぷり有里さんの話が聞けた。

「安原さんはご覧になって、何とおっしゃいましたか」
と聞いたら、
「ヤキモチ妬いてるのかしらね。台詞の練習相手になってくれないのよ」
と言っていた。
綺麗で華やかで可愛らしい有里さん。

エルネストを観て、あんな素敵な旦那さんはいないと思っていたら、川端さんが
「現実には絶対いないでしょう」
とおっしゃったので、ちょっと悲しくなった。

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9月22日(金) 劇団ヨロタミ「アンサンブル」

2017-09-26 07:24:07 | 劇団ヨロタミ
仕事帰りに、シアターグリーンへ。
劇団ヨロタミ「アンサンブル」を観に行った。





スタッフ表記まで、いちいちしゃれている。

衣裳・小道具 / 五十嵐縫製・南井工房・さかもどーる
宣伝美術 / サカフォト
劇中歌作詞作曲 / サカモクション

五十嵐さん、南井さん、坂本さん、みんな劇団員だ。

なんと観劇用メガネを忘れてしまい、最前列に陣取った。
(観劇用メガネがあったとしても、2列目ぐらいにすわっただろうけど)

「アンサンブル」ってそういう意味だったのか!

それぞれ、いろんな事情を抱えた人が暮らすシェアハウス。

再演があるかもしれないので、なるべくネタバレしないように書く。

大家さんはロックなおじいちゃん。
実質、シェアハウスの管理をひとりで回しているのが通称・中家(ちゅうや)さん。
この通称もかわいくてセンスがある。
大家さんの娘(というか息子の嫁)だから中家さん。
いかにも自然発生しそうな呼称。
アイドルおたく、新興宗教の信者、役者、娘と生き別れのフリーターのおじさん、そして福島の震災で妻子を亡くした男。
そして信奉されるアイドル、その弟、わけあって離れている中家さんの夫。
中家さんの変調。
それぞれが奏でる人生のアンサンブル。

彼らそれぞれが人生につまづいた事情が回想される時に、台所で料理を作っている設定の役者たちが、アンサンブルとして登場する。

ただ、アンサンブルだけどアンサンブルではない。
観客は、誰がどの役の役者か、ちゃんとわかった上で観ているから。
そしてそこがおもしろい。

「代役」の時のキャラが登場したので、毎回観ている人にはきっと嬉しいだろう。
「硝子の途」っぽい雰囲気もあったので、もしかしたらこういうものなのかも。
どんどん地層のように、積み重なって次の作品ができているのかもしれない。

若過ぎない(でも充分に若い)大人の役者さんばかりなのが、とても好み。
これはハマる予感。

中家さんの南井さんは同僚のご学友で、ヨロタミを知るきっかけとなった女優さん。
ナチュラルな芝居がとても魅力的。
この南井さんが、今度のA☆MWの公演に来てくださることになっている。
皆さん、がんばりましょう。

次回の「ミュージカルCATSにあこがれて」が、とてもとても気になる。
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8月25日(金) 「八月の人魚たち」

2017-08-28 16:31:45 | テアトルエコー
後半に少し、ネタバレあります。

テアトルエコー「八月の人魚たち」を観た。









出演者の顔ぶれを見て、絶対観たいと思った。

森沢早苗さん、重田千穂子さん、渡辺真砂子さん、杉村理加さん、薬師寺種子さん。
女性5人の芝居。

毎年8月の終わりに、貸しコテージに集まる5人は、学生時代の競泳チームの仲良し。

9月5日までエコー劇場で上演中なので、あまり詳しくは書かないけれど、若干のネタバレありです。

森沢さんが、リーダー的な仕切り屋。
息子と娘に関する心配事が絶えない重田さんは、毎回どこか大けがをしてやって来る。
元修道女、44歳の夏にいきなり(ある事情で)修道女を辞めて現れた真砂子さん。
自分を美しく保つための努力を惜しまない恋多き理加さん。
マティーニ好きな敏腕弁護士、薬師寺さん。

それぞれの生活に、それぞれの事情があるが、年に一度、ここへ集まることを何より大事にしている5人。

集まって何をするかというと、食べたり、飲んだり、喧嘩したり、泳いだり、お互いに気遣ったりする。

44歳の夏、49歳の夏、54歳の夏。

うまい女優さんばかり、そしていい年まわりの女優さんばかり、絶妙に揃えたものだ。
みごとにキャラがばっきり分かれている。
そして、それがそれぞれの女優さんの素に近い感じ。
これはうまく歩み寄ったケースなのか。

最終章、77歳の夏。
5人のうちの1人が欠けている。

54歳の夏の終わりに、それを予測させるエピソードは入るのだが、大方の予想通り、そのエピソードからの連想通りには展開しない。
なぜ? という人物が欠けている。

子どもたちのことでつらいことばかり経験して来て、それでもいつも元気に笑い飛ばしていた重田さんに痴呆の兆し。
彼女を世話しているのは理加さんだった。

周囲で3人の友人が、ガヤガヤ話している中で、ひとり時々ぼんやりうつろになってしまう重田さん。
実にリアルだった。

思い出のコテージは取り壊されるのだ。
でも、近くでまた別のコテージを借りる手配ができているらしい。

それを聞いた重田さんの台詞。

「よかった・・・。だって貴女たちのこと、好きになりそうなんだもの」

うわぁと声が出た。
ズキューンと胸を射抜かれた。

忘れ去った友人たちを、新しく好きになるなんて、なんて素敵なの。
泣かされた。

恋愛したり、結婚したり、離婚したりする。
生まれた子どもは育って行く。
変な方向へ曲がることもある。
結婚したりもする。
孫が生まれたりもする。
親を見送る。
配偶者を亡くす。
思わぬ病気をすることもある。
思わぬ人が早死にすることもある。
何もかも忘れてしまうこともある。

人生ってそういうものだ。
そして2幕4場の芝居に収まってしまうほど、本当にあっけない短いものだ。

これは若い時に観ても、実感が湧かない芝居かもしれない。

私は今日の出演者の女優さんたちと同世代。
いろいろ見えてきているのだ。

「また子どもを産みたいと思う?」
「もちろん。でも、今とは違う子がいいな」

そんな風に言わずにいられない母親の気持ちを私は知っている。

その彼女が最後に聞く。

「ねえ、私ってしあわせな人生を送ったのかしら?」

3人が顔を見合わせ、
「ええ、すばらしくしあわせな人生だったのよ」

なんという女優たちだろう。
全身に役柄のクリームが刷り込まれて、皮膚になっている。
人に芝居を観せるなら、こうでなくてはいけないよ。

うまい役者さんが好きだ。
本当にいい舞台でした。

9月5日まで、恵比寿エコー劇場にて。
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8月23日(水) 「アラジン」

2017-08-27 09:45:50 | 劇団四季
7ヶ月ぶりの「アラジン」。











やっと観られた、初めての阿久津ジーニー。
今まで、なかなかタイミングが合わなくて。
(基本的に前日予約はしません)

めちゃくちゃナチュラルでした。
「中身こそが肝腎、そうでしょ?」
ここを、こんなにナチュラルに言うジーニーは初めて観た。
やっぱりうまいわ。

キャラ的に一番ジーニーなのはタッキーだけど、阿久津さん、道口さんは芝居がうまい。
タッキーは、開演後の怒涛の時期をたった1人で乗り切って、大方の期待以上の素晴らしいジーニーを観せてくれたけど、こちらの方が慣れてしまった。
痩せたのもちょっと残念。

回数重ねると、ベテランの芝居のうまさが際立つなぁ。
特に
「は?」
「嘘!」
などの短い台詞に、それが顕著に見える。
とても楽しい。

阿久津さんは身体がデカい。
横山先生の舞台で、隣の席にいらした時は、あまりにデカくてワイルドで、阿久津さんだとは気づかなかったぐらい。

太っているわけではないのに、デカい。
そこがとてもジーニー。

北村アラジンも初めて。
綺麗な王子声。
なんだけど、時々薄く感じることがあった。
スキンブルをやっていた方らしい。
二幕の王子は田邊真也さんの若い頃に似てるなぁと思った。

町田イアーゴも、もしかしたら初めて。
うまい上に可愛い。
この方、好きだ。

酒井良太さんが、パンフレットから消えていた。
ショック!
いろいろあって退団ということになったらしい。
とても残念だが、まあしかたないなと思える事情だった。
自分のいる位置は俯瞰図的に把握しておかなければいけないよ。

となると、逆にしばらくは町田オマールが観られないのではなかろうか。

演出も少し変わったようだ。
全体的にバランスのいいアラジンだった。

元気が出た!
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8月12日(土) 東京コメディストア:D 15thライブ「賭け」

2017-08-19 13:19:21 | 東京コメディストア
夫と、娘夫婦と、:Dライブ。





2人とも8月生まれなので、サプライズで生まれ月を祝ってもらった。

今日のテーマは「賭け」。
エスワンのような感じで、観客がパフォーマーに投票する。
その為の審査員として、たけしさんが来ていた。

舞台へ上げられた娘、
「好きなパフォーマーを2人選んでもらって即興でお祝いをする」
と言われ、
「審査員から選んでもいいんですか」
と聞いた。

なんと無謀な!
冷や汗かいた 

たけしさんが審査員席で、苦笑いする。

娘は、たけしさんとりょーちんを選んだ。
気持ちはわかるよ。
6-dim+に祝ってもらいたいんだよね。
私だって、りょーちんを好きな気持ちはちょっと特別だもの。

賭けのパフォーマンスで特筆すべきはマイキー。

感情コールの共演者を引くと言って、ボックスから引いた名前は「マイキー」。
もう一度引くか?
いやいや、これは神の思し召しだ!
絶対にひとりでやった方がいい。
こうなるとわかっていたら、私は全部をマイキーに賭けただろう。

感情のコールはマミちゃんが引き受け、マイキーはひとりで感情コールをやった。















最高だったね!
最高だった。
感動的だった。
たけしさんもクリスも、文句なしの満点を出した。

今日の一番はコレ。

りょーちんも、もちろん満点を出した。
娘のご亭主は、全部をりょーちんに賭けたのだが、りょーちんの場合は倍率が低くてたいした得点にはならなかった。
ギャンブルって難しいね。

みんなが本気出してくるこの雰囲気、懐かしくて楽しかった。


























年に一度ぐらいは、やってほしいな。

ワガママな娘夫婦を祝ってくださってありがとうございました。
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7月12日(水) 「22年目の告白〜私が殺人犯です」

2017-07-23 20:49:15 | 映画
「22年目の告白~私が殺人犯です」を見に行った。





藤原竜也のお家芸とでも言うべき、異常な殺人犯。
にっこり笑って手を振り、サイン会で握手する殺人犯。

こういうのをやらせたら右に出るものはいない。
最高の藤原竜也。
「リバース」の深瀬のび太くんとは全然違う。

ところが・・・・・そうはいかないストーリーだった。

これから見る人がいるかもしれないので多くは書かないが、結論としては
「二種類の藤原竜也が見られてお得」
ってことでしょうか。

後ろの方に座っていて、
「こいつか!」
と大きな声で叫んだおじさん。

あなたは別に早かったわけじゃない。
みんながみんな、その瞬間に気づきましたから。

今日の教訓。
映画のパンフは、見る前に開かない方がいいですよ。
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7月8日(土) 東京コメディストア:D 14thライブ「熱」

2017-07-13 18:53:38 | 東京コメディストア
東京コメディストア:D 14thライブ「熱」を観る。







自分で思っていた以上に落ち込んでいたようで、舞台をみんなが駆けまわると
「落ちないで、落ちないで」
と思ってしまう。

しゅうちゃんは舞台から落ちたせいで亡くなったわけではない。
大動脈解離だったそうだ。
それでも舞台の端を見ると怖い。
クロコダイルの舞台からなんて、落ちようとしても落ちられないのだけど。
(テーブルがくっついているから)

そして:Dのメンバーにも「しゅう」がいる。
それでまた落ち込んでしまう。

今まで不安なことがあっても、ジェイや6-dim+を観て、落ち込みが継続していたことはない。
今回は、予想以上に私にとって大きなダメージであったらしい。
鷲尾さんに夢中で、しゅうちゃんに不義理ばっかりしていたくせに。

それでもやっぱり笑わせてくれるTCS:D。

ロングフォームで、ヨダちゃんのおじいちゃんとマミちゃんのおばあちゃんが引き裂かれ、
「何か変な感じ、身体の半分がなくなったみたい」
と歌うマミちゃんが、鷲尾さんと重なってしまい、落涙。

鷲尾さんと一緒に6-dim+ライブ観たなあ、ここで。
クロコダイルで。
あの時、仕事がなければしゅうちゃんも来るはずだったのに。
見せてあげたかった。

あっきーの言葉遣いは、とてもおもしろい。

ヒデトモはロングフォームのエンディングで
「それでも残された者は生きていかなくちゃいけないんです」
と言った。

刺さったぞ。
鷲尾さんが舞台に立っているのに、私が客席でふにゃふにゃしてたらみっともないぞ。
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7月7日(金) 小さな短編演劇祭

2017-07-13 18:40:30 | 演劇
呆然と1日を過ごし、終業後は下北沢へA☆MWのほびっとの出る芝居を観に行った。

「小さな短編演劇祭~『きみにときめく』・『屋上のおとこ』・『水の器』」










ほびっとはA☆MWの誇るワーキングアクター。
立派な企業の正社員としてフルタイムで仕事をしながら、アフター5や週末をフルに使って芝居をしている。
1本の芝居の稽古中に、別の1本の本番があったりする。

彼の活動を見ていて、仕事をしながらでも俳優でいることができるんだと初めて気づいた。
俳優でありながら、副業をしている人は山ほどいるのに逆の発想がなかった。
ほびっとに限らず、A☆MWにはワーキングアクターが何人もいる。
彼らのおかげで私は発想の転換ができて、勇気が湧いた。
時間の配分がハードで、若いからこそできる部分もあるのだろうが。

閑話休題。

ほびっとは1話目の「きみにときめく」に出演。
男性2人の芝居。
(元々は女性2人の芝居だったとか)

ここでちょっとだけ(マチネでもないのに)マチネの呪いにかかってしまった。
ほびっとのナチュラルな芝居は耳に残っているが、相手役に多少の違和感あり。

「屋上のおとこ」は男性2人の芝居に、女性が加わる。
これはわかりやすいし、好きなテーマだ。
ただ、屋上に見立てた舞台の端に俳優が立つと怖くて悲しくなった。
落ちないで、落ちないでと思う。
屋上のおとこの芝居はまたナチュラルで好き。
私はナチュラルな芝居ができる俳優って好きだ。

「水の器」はちょっと凄かった。
最初から出ている女性2人の会話が、ちっともわけがわからなかったのだけど、途中から「お?」となって、「おおお!」となって、思わず一緒に来ていた仲間と顔を見合わせたら、向こうも「おおお!」という顔をしていた。

聞き流してしまった、それまでの会話が気になってしまい、上演台本を購入。

なぜ水を頭からかけねばならなかったのかはわからないけど。

こんなに舞台の台本を書こうとしている女性がいるのね。

ふと我に返るたびに思い出す。
しゅうちゃん・・・。
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7月7日(金) 私の大切なふたり………

2017-07-10 22:22:53 | ひとりごと
早朝5時頃に目が覚めて、ふとTwitterをひらいた。

劇団NLTの(きのう会ったばかりの)女優さん、三井千寿さんのツイートが目に飛び込んで来た。

「鷲尾さんもそうですが、
中嶋しゅうさんも劇団の大先輩…
あまりの事に呆然としています。
言葉にならないとはこの事か。
残念とか以前に、、
ちょっと…信じられません。。」

なにこれ!?
鷲尾さんとしゅうちゃんに何かあったの!?

中嶋しゅうで検索してみて愕然とした。





夫を叩き起こす。

「パパ、大変! しゅうちゃんが死んじゃった!」

夫も
「えええっ!」
と叫んで飛び起きた。

るこにLINE。
純平にLINE。

母に電話をかけるのは6時まで我慢した。
すると母も、
「あんたに電話をかけるタイミングをはかっていた」
と言う。
朝刊にもすでに出ていたらしい。

鷲尾さんは明日が明治座の初日だ。

なんてこと!
なんてこと!
なんてこと!

純平からも、
「どうしよう! しゅうちゃんが死んじゃった」
と、私とまったく同じ心情のメッセージが来た。
本当にどうしよう。
どうしていいかわからない。

会社でも、うつろな気分でずっとYahooニュースを見ていた。

鷲尾さんのコメントが発表され、劇場入りしたことが報道され、さらに舞台を終えて劇場を後にする鷲尾さんの写真が出た。

昨日、初日の舞台から倒れて落ちて、22時頃に息を引き取ったそうだ。
(後に急性大動脈解離を起こしていたと判明)

信じられない。
しゅうちゃんが亡くなったなんて信じられない。

少なくとも、今日の舞台を終えたことだけはわかったので、最低限の気持ちをメールした。

きのうNLTを観てきたばかりなのに。
同じ池袋でそんなことが起きていたなんて。

何をしてもうわの空だった。

どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。

愛情深い鷲尾さん。
お母様を亡くされた鷲尾さんのそばに、ずっとしゅうちゃんがいてくれたからなんとかなったと言っていた。

今はどうするの?
誰が鷲尾さんのそばにいてくれるの?
しゅうちゃん、どうするの?

嫌だ、こんなの!
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7月6日(木) 「劇場の異邦人」「坊やに下剤を」

2017-07-10 18:57:05 | 劇団NLT
午後休とってシアターグリーンへ。

劇団NLTのコメディ・ア・ラ・モード、「劇場の異邦人」、「坊やに下剤を」の二本立てを観て来た。







「劇場の異邦人」は川端槇二さん演出。
NLTを知った時から何度も何度も耳にしてきたタイトルだが、観たのは初めてだった。
(どこかで観たことがあると思い込んでいた)
すごくおもしろい!
すごく好み。
世界中どこの国でも翻訳なしで上演できるというアンドレ・ルッサンの戯曲。
なるほど、そういう意味だったのか。

翻訳は不要でも潤色は必要。

賀原夏子さんが潤色なさったものを、時代に応じて書き換えられてきたのだろう。

舞台のあらすじを説明する俳優がまっさきに登場し、お? と思う。

娘の求婚者の訪問を待ちながら、好きでもないトランプゲームに興じる夫婦。
最初は、トランプゲームの専門用語なのかと思ったが違う。

ジブリッシュなのか?
と思ったが、ジブリッシュでもない。
ちゃんと台本があり、その通りに台詞を言っているのだ。
(ただし台詞を間違えても観客にはわからない。現に間違えた箇所があるらしい)

ちゃんとした日本語ではないのだ。
でも、あらすじの説明なしでも、ちゃんと会話の内容はわかる。
こんな戯曲が何十年も前に書かれていたなんて凄い。
そしてNLTの喜劇は、本当にア・ラ・モードだったのだ。

実際に観なければこのおもしろさはわからない。

特に杉山美穂子さん。
すごい。

嘆息の「すったば・・・・!」
もう一度観たい。
なにごともなければ、もう一度観に行っていたかもしれない。

観たくて観たくてたまらない。
そして上演台本が読みたい。

「坊やに下剤を」は木村有里さんの演出。
これは大昔に観たことがあるような、ないような。

美しく可憐でメチャクチャ言う山崎未花さんと、翻弄される桑原さんのコンビが良い。
こんな妻になら、メチャクチャ言われても嬉しかろうと思う。
また、なかなか登場しなかった便秘の坊や、遠藤香菜美さんの可愛いこと!
お肌つるつる、突拍子もない動き、まさに幼い男の子だ。

小道具の中に、有里さんと安原さんの結婚式の写真があって感動した!

客席には金田賢一さんがいらしていた。
父が高齢者ドライバーの試験に90点で受かった話をしたら、
「うちのも受かっちゃいましたよ」
と言ってた。
心配ですよね。

暑い中、東急ハンズまで歩いてやや熱中症気味になる。
夫と待ち合わせて、ずんだソフト食べて帰宅。

まさか、同じ池袋であんなことになっていようとは夢にも知らず。

その日の空。


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6月18日(日) 「パーマネント野ばら」

2017-06-19 20:40:22 | 演劇
横山清崇先生が出演なさっている「パーマネント野ばら」を観て来た。








ぴろちゃん、よっこさん、めいちゃんと一緒。
劇場でホビットとシゲちゃんにも会った。

劇団た組。
「たぐみ」かと思ったら「たくみ」と読むようです。

ご存知西原理恵子さんの名作が原作です。





ずいぶん前に読んだものなので、観劇前に読み返した。

ダーリンは70歳とか、画力対決とかをイメージしているととんでもない。
毎日かあさんももちろん違う。

原作ではサイバラの絵とネームのインパクトの陰にいろいろキラキラした物が紛れてしまっている。
そしてたぶんサイバラはわざとそうしているのだけど、舞台化したことで、その紛れたキラキラがとても観客によく見えるようになっている。
二次元を三次元に起こす作業というのは大変だ。
真似できない。

ぴろちゃんの隣、最前列センターの席にジャケットがかけられていて、いつまでも人が来ない。
これはあれだ。
配達人のおじさん席だ。
横山先生がいらっしゃるのだ。

出戻ったなおこは、母の営むパーマネント野ばらを手伝っている。
母の愛人やら、そのまた愛人やら、昔の同級生やらがいるが、女たちの会話はえぐい。
あまり幸福でない女たちなので、なおえぐい。

横山先生は「なおこの好きな人」。
「なおこの好きな人」がいる浜辺だけは清涼な風の吹く綺麗な風景。

とても静かで、とてもやさしくて、女の気持ちを逆なでしない話し方。
すべて受け入れてくれる相槌。
そっと肩にかけてくれるジャケット。
それがあまりにも綺麗で、あまりにも静かで、あまりにもやさしくて、かえって違和感を感じるのだ。
たぶんストーリーを知らずに観た人にも、あの違和感は伝わると思う。
横山先生が、正確に醸し出している違和感なのだと思う。

その違和感の正体については、ここでは書きません。
読むなり、再演実現を祈るなりしてください。

とにかくサイバラは凄い。

ずっとなおこを見つめ続けていて、隣にぴろちゃんがいるのにも気づかなかった横山先生も凄過ぎる。

娘のモモちゃんのオチは原作にはなかったような気がするが、あれでとどめを刺された。

観てよかった〜!

私が一番好きなエピソードは割愛されていた。

ゆきママのお母さんが
「じいさんがたおれたで。今、虫の息じゃ」
と言いに来る。
「救急車は?」
と聞かれると
「いんや、今日は天気がええけん、今日死なしちゃる」
というエピソード。

舞台を観て再確認した「パーマネント野ばら」の良さ。





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6月17日(土) 浅利慶太事務所「夢から醒めた夢」

2017-06-19 20:39:24 | ミュージカル
なかなか感想が書けませんでした。





一言で言うと、劇団四季の「夢から醒めた夢」とはまったくの別物です。

台本は同じです。
曲も同じです。
演出そのものは初演に戻ったそうです。
ピコの衣裳も元に戻りました。
歌詞もところどころ元に戻りました。

あれがおそらく浅利慶太演出なのでしょう。

初演の頃は、ちょうど育児ブランクだったのか観ていないのですが、まあ、いろいろ質素な感じ。
TDLが浅草花やしきになったみたいな。
浅草花やしきが悪いと言ってるのではありません。
それぐらいまったく別の物。

歌やダンスも、歌がうまい役者が歌っている、ダンスがうまい役者が踊っている感じ。

たとえ初演に忠実だったとしても、私や娘が愛して通った夢醒めとは別物なのでした。

浅利慶太事務所のこの作品が好きな方、ごめんなさい。

下村さんのデビルはすごくよかった。


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6月11日(日) 6-dim+ライブ「MOVE」

2017-06-12 21:38:45 | 6-dim+
浅草九劇で6dim+ライブ。





昨日と今日で4回公演。

金欠という理由が一番大きいのだが、最近の6-dim+ライブは客層が変わって来ていて、たとえ余裕があったとしても昨日はちょっとひとりで観に行く勇気がなかった。

今日は娘夫婦がマチソワすると言うので、一緒に行った。
私は昼の部だけ。

浅草って、とてもおもしろいのだが、混雑していて歩きにくい。
それに暑い。
来週も横山先生の舞台で浅草九劇に来るのだが、再び来られる気がしない。





応援団に知っている人がいっぱい。

客席に長女A(ウララさん&京ちゃん)、あやこ、ヒデトモ。

りょーちん、骨折していた薬指の包帯が取れました。
よかった~!























ペーパーズが読まれたらその日は大吉と決めているが、今日は私の「上司への一言」も娘の「心に残っている一言」も、読まれたので超ラッキーである。
大大吉。
歌って踊る課長宛てに書いた一言で、LEEさんとあつしさんのデュエットが聴けたし、娘が中学の英語の先生に卒業アルバムにもらった一言は、とても素敵にたけしさんが料理してくれた。
本当に大大吉。

「お客がひとりでも笑ったらそこで終了」というまじめな芝居は、お客への課題みたいな部分もあった。
(笑っちゃいけないわけじゃないのですが)
普通に観ていたら笑わないであろうシーンでも、誰かが出て来て何か動作をしているだけで猛烈な笑いがこみあげてきてこらえきれなくなる。
LEEさんだと特に笑える。
これは箸が転げてもおかしい年頃となんら変わりはない。
私、LEEさんのこと好きなんだなぁと再認識した。
涙が出るほど笑った。
こんなおかしさは、経堂であつしさんがスズメバチを口に入れた時以来だ。

「思い出」であつしさんと淳くんに襲いかかる謎の獰猛生物。
このLEEさんとカタヨセさんの躍動感。
ドラクエの魔物のようです。









たけしさんの得意な、うざくて怖い女性は今回は出ず、そんな女性に正論で対峙する冷静な男が出た。
この男が「シーズザデイ」「今を生きろ」を説く。
こういう男がいたら嫌だろうなぁ。
何一つ間違っていないのに、なんだかとても嫌。
甘えを許さない男。

緞帳や装置の代わりに置かれていた紙を貼った木枠。
これ、夜の部でも必要なんだろうなぁと思いつつ、でも今ここで破らなきゃダメよね、と思っていたら淳君が破ってくれた。











LEEさんもすごくリアルな破り方をした。
さらに破いた紙をささっとまとめて赤ちゃんにしてしまったLEEさん。





6-dim+だもの。
これぐらいのことはあたりまえ。
そう思ってもいちいち嬉しくて感動する。

いつでも一番嬉しい終わり方をするマツモト。
6-dim+がすご過ぎて怖いと思う時期は、もうとっくに過ぎてしまった。





私は成仏して空から6-dim+を観ているような心境です。
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5月31日(金) TCS:D 13thライブ「和」

2017-06-04 23:24:37 | 東京コメディストア
日帰り出張帰りに夫と新宿で落ち合ってから渋谷へ。

フレッシュネスバーガーで時間をつぶして、それからクロコダイルへ、東京コメディストア:D 13thライブ「和」を観に行く。







今日はマミちゃんがいない。

2人ずつに分かれたチームのどれかに投票するようになっていて、「外務省」か「俺の女」かで迷って「外務省」に入れた。






結局は「俺の女」が、おもしろいことをやったらしくて最後まで勝ち抜いたのだが、ちょうどその時、私の携帯にうちのダースベイダーから電話がかかって来ていて観られなかった。
ダースベイダー、怖いねっ。
金曜日の夜に、家でおとなしくしてるなんて思わないでほしいわ。

第2部、カッピーのお祝いのコーナーで、あーあ、どうせうちの夫はこういう形でのお祝いなんて絶対思いついてくれないだろうなと思い、どんよりした気分でいたら、なんとカッピーと浦島さんに名前を呼ばれた。

夫がカッピーに頼んでくれていたらしい。






なんと結婚して31年目にして初めての夫からのサプライズだ!
確かに生まれ月ではあるが、誕生日は3週間以上も先なので頼むにしても無理があると思っていた。

まさに今日がお誕生日の人と一緒に舞台に上がって、即興ミュージカルに参加しちゃった。
りょーちんがたくさんいたらいいのに〜♪
と歌ったら、コーラスが
たくさんいなくていい〜♪
と歌ってくれた。
キャホー、これはおもしろい!

やっぱり生きているうちにやりたいことをやらなくちゃ。

歌うヒデトモは、なんだか飯田カジに似ている。



かわいい。

シュウが安定して出演するようになったらしい。
今日は2人ずつに分かれていたせいで、シュウの芝居もある程度観られた。
もっと弾けてくれるといいな。

:Dはいい感じだ。


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5月13日(土) 「ノートルダムの鐘」

2017-05-13 22:58:52 | 劇団四季
ミュージカルワークショップのOBのおっくーがアンサンブルデビューしたので、また「ノートルダムの鐘」を観に行った。
達郎カジの回を選んで。












18列2番の席だったが、すぐ前が車椅子スペースで視界が広く、足元も広くてよかった。
下手端がやや見切れるが、全体がよく見通せたし、休憩時間のトイレ競争にすごく有利な席だった。

こんなに集中して観たのは初めて。

野中フロローは初めて。
あとはみんな、わりとバランスよく観ている。

野中さんの方が、芝さんほど冷酷でも変態でもなく、普通の聖職者のように見えるのだが、その分トチ狂った時の落差が怖い。
声が悪人声じゃないんだよね。
芝さんは、ものすごく悪。
野中さんは、気弱な聖人がたまたま道を踏みはずした感じ。
魔女が死んで、本当にこれで元通りだと安心したみたい。
凄みと気持ち悪さは芝さんの勝ち。

おっくーは2枠。
カジモドに一番に物を投げつけたり、危ない所を歩くカジモドの手をとったり、エスメラルダを清らかな光で包んだり、ルイ11世だったり、カジモドに考えろよって言ったりする。

セバスチャンやダーリーを観たあとの、ノーマルメイクなので表情がとてもよく見えた。
声もよく聴こえた。
ダーリーを観て思ったのだが、とてもいい俳優になられた。
光枝さん路線も夢じゃない。
カジモドがヤケを起こして、
「石のくせに!」
と歌うシーンでは、傷ついていたようだ。

つい先日までクワイヤーをやっていたわけで歌詞はすべて身体に染み込んでいると思う。
そういう状況だと、自分のパート以外もうっかり歌ってしまったりしないのだろうか。
(私なら歌ってしまう)

達郎カジは、なんとしても可愛くてたまらん!
指の動きが秀逸だ。
指で障害の様子がわかる。

フロローがジェアンの話をした時に、田中カジは
「父さん!」
ペッ! と唾を吐き出すしぐさをしたが、達郎カジは足で踏みにじるしぐさをした。
カジモドが父を嫌っているのは、フロローの期待に応えられなかった父だからなのか。
田中カジより、オドオド感が強い。

たぶんこれが最後。

娘とよく通った春劇場、秋劇場ともお別れだと思うと寂しくてたまらない。
秋に通い過ぎて、たまにLKを観に行くと、トイレの位置が逆で混乱したりした。
観劇帰りにはよく2人でお茶をした。
寂しいなぁ。





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