ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」・・・ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

ビートルズ詩集

2007年10月13日 | お気に入りその他
 
 今日は一日中薄曇りで、ちょっと肌寒かったので、早くも薄手のセーターを着て過ごしました。それでも秋の空気はなんとなく清々しく感じられるものです。
 昼間、少し部屋を片付けようと思い立って、押入れの中を引っ張り出してみたのですが、その中に「ビートルズ詩集」(全2巻 角川文庫)があるのを見つけました。


 懐かしい~。これ多分、中学生の時に買ったんだと思います。
 値段を見ると、1冊300円!。古本屋さんで買ったのかもしれないな~。
 ビートルズを聴き始めたのが小学生の時。中学時代にその熱が高まり、レコードだけでなく、関連の本も何冊も買った記憶があるのですが、引越しの時にでも紛れたのでしょう、大半の本を失くしてしまいました。
 「ビートルズ詩集1&2」も失くしたと思っていた中の2冊だったので、思いがけず見つけることができて、少々ハッピーです。


     


 CDにおける歌詞の訳者は山本安見氏だったけれど、この本の訳者は片岡義男氏。156曲が原題のABC順に並べられています。でも、目次を見ると、タイトルもほとんど日本語訳されているので、とっさに原題を思い出すことができない曲もいくつかあります。例えば「きみと生きなければ」(ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ)、「命がけでにげろ」(ラン・フォー・ユア・ライフ)、「うまくゆくはず」(ウィ・キャン・ワーク・イット・アウト=恋を抱きしめよう)などです。


 片岡氏は「あとがき」で次のように語っています。
 「トータルな体験の世界からはなれて、レノン=マッカートニー曲の詞のみを日本語にうつしかえることに対する疑問はのこしたまま、日本語訳は無色で透明なものに仕上がるよう心がけた。そしてその心がけは、ほぼつらぬかれた」
 「(略)どの曲にもさぞや独特ないろどりがほどこされ、においが織りこまれているはずだと思ってしまうのだが、意外にそうではない。かたちづくられている世界は、どの曲においてもかなり広くて透明なのだ」
 「ビートルズの歌がこのようであるからには、意訳は無限に可能である」
 そして、レコードから言葉をとらえ、そのまま訳した、ということです。
 つまり、完璧な訳を目指したのではなくて、片岡氏流の意訳である、というわけですね。


 今まで曲、つまりメロディー中心に聴いてきたので、せっかく詩集が見つかったのをきっかけに、歌詞も味わいながら曲を楽しむのも悪くない、と思っているところです。


人気blogランキングへ←クリックよろしくお願いします<(_ _)>
『本』 ジャンルのランキング
コメント (10)   トラックバック (1)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 紫の炎 (Burn) | トップ | ベスト・オブ・スリー・ドッ... »
最近の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいものが出てきましたね。 (まり)
2007-10-13 20:37:10
あまり詩など 読むことなく音楽のみ聴いてきましたが また違う世界が広がるのでしょうね。
私が好きなのは「イン・マイ・ライフ」です。
まりさん (MINAGI)
2007-10-13 21:05:30
はい~、思わぬ頂き物をしたような気分です(^^)
「イン・マイ・ライフ」、バロック調のピアノが最高にステキですよね。ちなみに日本語題が「この生涯をとおして」、歌詞の内容は、

「この生涯をとおしてずっと
 覚えている場所がいくつかある
 そのうちのいくつかは変わってしまった
 永久に変わったところもある
 悪く変わったのだ
 なくなったところだってあるし
 いつまでものこっているところもある
 どの場所にもみな素晴らしいときがあった

「恋人たちや友人たちも
 いまでもぼくは思いおこせる
 死んだ人たち、まだ生きている人たち
 この生涯をとおしてずっと
 ぼくはみんな愛してきた

「でもこれだけの恋人や友人たちのなかにさえ
 きみと肩をならべるほどの人はいない
 愛というものをなにか新しいものとして考えるとき
 こうしたいろんな追憶も意味は褪せてくる

「これまでに触れあった人やものへの愛着は消えることはない
 いろんなものにふと思いをはせることはしばしばだろう
 この生涯をとおしてずっと
 ぼくはきみをさらに愛してやまない

といったところです。(^^)
 
楽しみにしてます。 (土佐のオヤジ)
2007-10-14 10:27:15
MINAGIさんのブログを拝見していると、気にもとめてなかった歌詞が、日本語訳されて、
「ほ~っ・・・なるほど・・・」
と、感動する事が多々あります。
いい歌詞紹介して下さい。
楽しみにしてます。
こんぬつわ~ (Nob)
2007-10-14 12:25:01
そうそう、そういえば先日見たブログで、タモリの「空耳アワー」をやっていたんです。
I Want To Hold Your Hand = アホな放尿犯 だそうですよ ガハハ!
あら、私としたことが、何とお下品な(汗)
それ以前に、そういうお話じゃなかったですよね。
失礼いたしました・・・(大汗)
んーっ、ふっ、ふっ…^^ (オンデン1970)
2007-10-14 13:30:27
MINAGI家の押入れもステキなタイムマシンとなっているようですね。もちろん、我が家の押入れにも同じものが入ってまするよ^^
片岡さんの意訳にも影響されました。「躍詩」(やくし)とかいって自分勝手に訳してみたり。
よくそんな時間があったなあと考えたら、授業中にやっていたんだわ。
また何か出てきたら見せてくださいねー

訳詩ありがとうございました。 (まり)
2007-10-14 13:51:56
いい詩ですね~~~。またまた この曲が好きになりました。
MINAGI家や オンデンさんの押入れに注目している私です。
土佐のオヤジさん (MINAGI)
2007-10-14 14:52:03
ありがとうございます~(^^)
ぼく自身、洋楽はメロディー中心に聴いてきましたので、せめてブログに記事をアップする時くらいは訳詞も載っけてみようと思いまして。。。
喜んで頂けてなによりです~
また良い曲があったら紹介してみますね。
Nobさん (MINAGI)
2007-10-14 15:00:19
こんぬつぬつわ~

>アホな放尿犯
 わはは~ヽ(´▽`)ノ
 ネタにも受けたし、素のNobさんの姿が垣間見えて(笑)うれしいです。身近に感じます・・・(汗)
 
いえいえ、当ブログではそんな細かなことは気にしておりませんです。書き込みしてくださるだけでも有難いことでございます(*´∀`*)
オンデン1970さん (MINAGI)
2007-10-14 15:08:00
おお、オンデンさんもこれをお持ちでしたか~(^^)
でもうちの押し入れには、あとはたいしたものは入っていないようでした。。。
授業中の訳詞、ぼくもやってましたよ(^^)。退屈な授業の時によくそうやって遊んでいたんですが、それにも関わらず英語の成績は威張れるようなものではありませんでした(汗)。

>また何か出てきたら
 了解いたしました~
まりさん (MINAGI)
2007-10-14 15:14:52
「イン・マイ・ライフ」、単なるラブソングではなくて、奥行きのある良い歌詞ですね。

わが家は10年ほど前に半年間に2度引越さねばならなかったことがあるんですが、その時にだいぶ本やレコードを処分したり、失くしたりしたんですよ。今から思うと残念でなりません。(´△`)
でも、また何か見つけたら記事にしてみますね。

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
# 片岡義男の『ビートルズ詩集』 (禿頭帽子屋の独語妄言 side A)
CHARADE さんのエントリでもうひとつ、 この14タイトル、213曲(217