ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

激しい雨の夜に

2017年06月01日 | Weblog~雑記


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 ジャズが流れる夜のお店に出入りするようになったのは、高校時代だった。
 背伸びして、味もわからない洋酒を頼み、タバコを吸い、きれいに着飾った女性たちに心をときめかせ、これまたよくわからないジャズを聴いて、夜の街という自分にとっての新しい世界を、おのぼりさんのようにドキドキしながら見回していたなあ。


 当時ジャズ好きな大人たちが集っていた「ムスタッシュ」とか「ローズマリー」といったお店のドアを、大人になったつもりで、でも乏しい財布の中を気にしながら開けたものだった。
 百戦錬磨のお店のスタッフからすると、生意気で場違いな小僧にしか見えなかったろう。
 学校をサボって、ダンスパーティーで知り合ったホステスさんとお昼ご飯を食べたり。
 自分ではデートしてるつもりだったんだけど。(^^;)


 外見だけは立派な大人になっている今夜は、時間も、財布の中身も気にせず、夜のお店でゆっくりジャズを聴いている。
 そして、とりとめもなく、こんなことを思い出したりしている。
 外では雷が鳴り、激しく雨が降っている。
 そういえば、いまは、酒もタバコもやらない、品行方正だけれどつまらない大人に成り下がっているような気もする。


 

 そいえば、きょうはハチくんの誕生日。
 早く帰って少しでも一緒に遊んで、それから寝ることにしよう。

 
 





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