ベーオウルフ様ってば。

しょうがないからFEATURETTEで飢えを凌いでおりますよ。
この場面、どぉもわたしには「おまえなんかに負けへんど！」と叫んでるんじゃないかと思えてならないのですが。ってか、なんで関西弁？　いや、なんとなく。
わーわー叫んだものの、グレ公には相手にされてなげなのが笑える。
兜にコーンッ！って小石ですよ、小石。そのときのベオ様ったらまた「わっ！」とか叫ぶし、下でセルマ嬢が呆れてっぽげなのも笑える。こりゃお笑いかと思いましたぞよ。そのほかにも、これは笑うとこじゃないんだろうけど、グレ公の声がすごくて？兜かぶったはいいけど、「オーマイガ」ってな感じで眉間を押さえてたりみたいな図とか。細かく演技してるよなぁ。グレンデル相手じゃなくて、人間相手にもばさばさ斬っちゃってますが、あれはトロール？えっ、わかんないけど。
なんせベオ様は30人力の膂力だ、無敵の戦士だもんな。強い強い。
はぁーあ。観たい。That's all I ask of youだわい。
だぁけどなあー、いろいろ聞くと、US映画事情も厳しいし、US関係ないと割り切っても、映画祭に出品するだけでも高くつくそうですし、宣伝もままならないのかねぇと。だからやっぱり手弁当で配給会社に行くですよ、監督。
厳しい現実としては、Gerryの知名度がまだまだ低いこともある。一部人気にとどまっているからねえー。だって、世界一人気のある俳優さんの作品だってインディーズだったらUSで配給されないんですもの。うううう。ほかのビッグバジェットならむっちゃくちゃ公開館数獲ってもらえてるのに。同じ人主演だっつのに。
そうなると、まだまだ人気途上のGerry主演ではおいそれとはなぁ。

といいつつ、B&Gの予告などでわたしが好きな場面は、アイスブルーに光る氷の間を優雅な姿の船が抜けていくところ、こんな絵ヅラ見たことが無い！CGじゃないんだもん。
映画の出来は評判を聞く程度でしか把握できないですが、Gerry＠ベオ様の端麗かつ憂いもあり、闘う姿は誰よりも勇敢な姿、不気味だけど哀愁のあるようなグレンデル、善と悪には割り切れない人間とグレンデルとの戦いにも興味があります。
種族の違いだということでお互いを排斥しあわなくてはならないということもあるだろうし。海からにゅっと出てきてベーオウルフの手をつかみかけた手はグレンデルの母か？ああああ、観たい。映画館で。