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泣かす笑かす保存則

2006-02-20 23:16:13 | お芝居演劇
 春秋座の演じる高校生、見てきました。近畿大会の優秀賞公演という位置づけで、距離の遠さを除けば毎年見て損はない素敵な企画。それ以上に出て損はない素敵な企画なのです。う~ん。確か去年も誓ったぞ。いつか出てみせる!なんて。まあ急ぐな焦るな。願い続けることがチャンスを殺さぬ唯一の道です。
 上演したのは本年度近畿大会の上位2校、大阪市立工芸高校と滝川第二。すでにどちらも見た芝居ながら、毎回違いがあるものです。工芸は台本はそのままにキャスト変更? 登場人物と配役が最適化されていたように思いました。なんで近畿でこのバージョンじゃなかったの?と思ったり。途中衣装トラブルで出とちりがらみの長ぁぁぁぁい間があったり、「扇風機で空を飛ぼうとした男だぞ!」のセリフに「あ、あれ、絶対日替わりギャグや」と思わせるぐらいに女の子がマジ笑いしたりと適度な謎々サスペンスが続きました。メインの4人は本当に表情豊か。決して今時珍しいぐらい派手に入れられた鼻立てメイクのせいではありません。
 さて同じくらいに表情豊かな滝二の二代目マナブ君。漫才の場面のみならずお姉ちゃんとの日常会話から憲兵隊にどやされるシーンまで常に表情が変化します。毛色は違うけど、NHKの歌のお兄さんに推薦したくなるような七変化ぶりです。そんな七変化も今回が見納め。三年生である彼は春秋座の前日に卒業式を終え、巣立っていったのでした…。この舞台を最後に姉弟はバラバラになるんやろな、今までいっぱいアホなこと言うたり、しんどい練習したり、辞めるいう奴説得したりしてきたんやろなぁ、そら泣くわな~と思うと泣き笑いの泣きが勝つ舞台になるのも分かるというもの。でもね、泣いたらアカンのですわ。笑てもアカンのですわ。お客を泣かす、笑かすというのはエネルギー保存則みたいなモンがあって、出てる人が涙をこらえたり、笑いをかみ殺した分だけ代わりに泣いてしもたり笑ってしもたりするんですね。おっと無粋なことを。
 女優さんじゃなくて一人の高校生を見る気分なら、この涙、とても尊いものに見えるんです。これでええやんっていう気もするんです。卒業証書もらってもう漫才は続けられんようになった弟へ、クラブに残される姉ちゃんへ。ホンマに劇に書かれてるのと同じような運命やけどしっかり生きていくんやで~なんて考えながら京都を走り始めたごのいでした。
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1 コメント

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Unknown (オスミサン)
2006-02-21 05:36:22
いつもながらの暖かいメッセージありがとうございました。2代目マナブくんはごのい先生に観て頂きたくて日々精進して参りました。感謝あるのみです。常にまわりに気を遣う2代目マナブが、本番前青い顔で震えていました。連日の無理が祟ったようです。

 顧問も、芝居や役者指導に関してはわからないことだらけで、ただ勢いだけで突っ走ってきました。役者の体調管理や芝居の原則などまだまだ多くを学ばないと生徒が苦労するなあと改めて思いました。

 1代目・2代目マナブも憲兵(師匠)も音響も卒業してゆきます。もともとケイコの一人芝居のつもりが、引退した3年生が帰ってきてくれました。表舞台以上に面白い裏のドラマを楽しんでゆきたいと思っています。

 貴重な舞台写真をありがとうございました。

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春秋座を終えて (滝川第二高等学校演劇部)
本日は御来場いただきまして、 誠にありがとうございました。 滝川第二高等学校演劇部、 これからも何とぞよろしくお願いしますm(__)m 今日はこの辺で、ではでは 追記: 公演にあたり春秋座劇場スタッフの方には大変お世話になりました、 本当にありがとうございました。