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長崎の市電はなぜ行きたい方向に自由に曲がる?

2013-08-03 16:05:58 | お出かけ
 全国大会に出かけた長崎市。事前にGoogle マップで調べてもぴんと来なかった市内の様子。現地に行ってバイクで走ると理由が分かりました。街や道路が立体的に交差してとても複雑だったから。南北の道を右折して坂を下りると、東西のトンネルに合流して駅を目指すなんてところがしびれます。おまけに市内を縦横に走る市電? 着いた日にいきなり市電の進路妨害をしてゴメンナサイ。慣れるまでは注意が必要。ただし慣れたら120円でどこでも行けちゃう便利な交通機関。
 ところがこの市電、とても不思議なのです。運転席にはアクセルとブレーキだけでどう見てもハンドルがない。なのに交差点である電車は右折、別な電車は左折と自由に進路を選んでいるのです。なんで? ポイントがあって切り替えをしていることは確実。じゃ、どこでポイントを操作しているの? 交差点に切り替えのおっちゃんはいません。そこで質問。運転手さんが秘密を教えてくれました。
 交差点手前には方向信号があります。これが7秒に一回のペースで左、右と進む可能性のある方向に点滅します。運転手さんは電車の行くべき方向の信号がついている時に電車のパンタグラフで切り替えスイッチをパチンとはじくのです。すると方向が確定して方向信号が固定されると同時に、確定した方向にポイントが切り替わります。電車が交差点を通過した先にもう一つスイッチがあって、確定したポイントをリセット。再び方向信号が7秒に一回点灯を繰り返し、次の電車を待つという仕組みです。
 運転手さんは自分の電車のパンタグラフがスイッチを叩いたかどうか、目で見ないでも分かってやってるんですね。う~ん、プロ。仕組み分かってもらえました?
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