仕事に行く日の朝、駅に向かう途中に通る地下道があります。
古くて薄暗くてとてもキレイとは言えない地下道ですが、両側には地元の小学生が描いた壁画があって、階段をおりた正面にはタイル絵があることで少し気持ちが明るくなります。
そんな地下道で、毎週月曜日と金曜日の早朝に必ず見かける人がいます。
お掃除のおじさん。
私が通る頃には、いつもおじさんの傍らに水の入ったバケツとほうきが用意されていて、せっせとモップ掛けしているんです。
仕事だとは言え、こんなに朝早くに掃除しているってことはもっと早くここに来て準備してるんだろうなぁ・・・なんて思いながらおじさんの後姿に感謝して通りすぎる日々。
ある月曜日か金曜日の朝、私の前を歩くスーツ姿の男性が「おはようございます。」とおじさんに声をかけていました。
するといつものように静かにモップを掛けていたおじさんが顔をあげて、しかもとってもにこやかに「おはようございます。いってらっしゃいませ。」と返しているではありませんか。
なんだかその光景がやけに新鮮で、ステキだな~と思ってものすごくドキドキしたのを覚えています。
でもその日はやっぱり無言で通り過ぎてしまいました。
次におじさんを見かけたとき、私も頑張って勇気を出して挨拶してみました。
そうしたらやっぱりにこやかに「おはようございます。いってらっしゃいませ。」とおじさん。
とっても嬉しくて。
それからは毎回挨拶しています。
「知らない人とは関わらないように」と子どもにも教えますが、すれ違う人どうし気軽に挨拶を交わせる環境だったらいいのにな、と地下道を通るたびに思います。
古くて薄暗くてとてもキレイとは言えない地下道ですが、両側には地元の小学生が描いた壁画があって、階段をおりた正面にはタイル絵があることで少し気持ちが明るくなります。
そんな地下道で、毎週月曜日と金曜日の早朝に必ず見かける人がいます。
お掃除のおじさん。
私が通る頃には、いつもおじさんの傍らに水の入ったバケツとほうきが用意されていて、せっせとモップ掛けしているんです。
仕事だとは言え、こんなに朝早くに掃除しているってことはもっと早くここに来て準備してるんだろうなぁ・・・なんて思いながらおじさんの後姿に感謝して通りすぎる日々。
ある月曜日か金曜日の朝、私の前を歩くスーツ姿の男性が「おはようございます。」とおじさんに声をかけていました。
するといつものように静かにモップを掛けていたおじさんが顔をあげて、しかもとってもにこやかに「おはようございます。いってらっしゃいませ。」と返しているではありませんか。
なんだかその光景がやけに新鮮で、ステキだな~と思ってものすごくドキドキしたのを覚えています。
でもその日はやっぱり無言で通り過ぎてしまいました。
次におじさんを見かけたとき、私も頑張って勇気を出して挨拶してみました。
そうしたらやっぱりにこやかに「おはようございます。いってらっしゃいませ。」とおじさん。
とっても嬉しくて。
それからは毎回挨拶しています。
「知らない人とは関わらないように」と子どもにも教えますが、すれ違う人どうし気軽に挨拶を交わせる環境だったらいいのにな、と地下道を通るたびに思います。