福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

LED照明(1) さっぱり明るくないから私は嫌いだ 

2016年12月19日 17時12分32秒 | コラム、エッセイ
 もう忘れていたが、2012年は7月2日から9月9日まで全国で電力使用制限が敷かれた。2012年5月にわが国は稼働原発がゼロとなった。それでも電力がなんとか間に合って来たことも驚きであるが、火力発電がフル稼働して綱渡り状態で対応している。最近原発が再稼働する方向にあるが、日本全体として節電が必要である。

 家庭における節電対策としては、■照明■エアコン■機器の待機電力■パソコン■洗濯・掃除・炊飯など■冷蔵庫■TV輝度変更■・・などを対象に工夫して取り組めばいい。

 わが家はもともと省エネ状態にある。例えば、私が一人の場合は天井灯はつけず照明は手元の28Wの蛍光灯スタンド一つだけである。

 我が家では東日本大震災以降、LED化、冷蔵庫運用の工夫、パソコンなどの省電力化、トイレのヒーターのスイッチオフ程度は実行している。

 2011年から政府の提言もあり、白熱電球の殆どをセンサー付きのLEDに変えた。白熱球なら100円で買えるのが2000円以上もした。かなりの投資になったが、月あたりの消費電力で見る限り、我が家の省エネ効果は明らかではない。 他の家電の機能向上は消費電力の増加を伴っているからである。

 ところで私は、LEDを二つの点で嫌いである。
 
 第一に光の量感、質感である。
 LEDの光は暖かくない、むしろ寒い印象である。昼光系の製品を選んでいるがそれでも不満。確かに消費電力は少ないが、光エネルギーのデータと個人的な印象から見て、もっと明るくて良いはずであるが、照明としてさっぱり満足感が得られない。

 光の色が目や生体生理に与える影響という観点でも多少問題がありそうである。
 光環境が健康に及ぼす影響についての研究は、夜間に光を多く浴びると、肥満.糖尿病.資質異常症、高血圧,睡眠障害、うつ症状など多くの病態と関連するとされて来た。
 2002年に新しい光感受性を持つ網膜神経節細胞が発見されたが、この細胞は短波長、いわゆるブルーライトに強い感受性を有しているとされている。LEDの照明にはこの短波長の光が白色光よりも多く含まれるから、長期的に見て生休への影響は小さくない、かもしれない。

 ところで、視覚の感受性の異常として、1980年代にH・アーレンによって明らかにされた光刺激過敏症がある。
 一般的には、健常な人は明るい方が色の識別能は上昇するが、過敏症の人は逆に識別能が低下する。明るさに苦痛を惑じたりする。過敏症の割合は日本人では6-8%いると言われる。私もその一人なのだろうか?
 LEDを促進する日本の方針は、省エネから見れぱ正しい判断と言えるが、過敏症の人には辛いものらしい。

 最近はこのブルーライトを少なくなるようなメガネも発売され、主にコンピュータを多用する人達に普及しつつある。

 まあ、私にとってLEDは満足感が少ない、近代的な光であることは確かである。
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2 コメント

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私も同じ感想を持っています。 (A.T.39)
2016-12-21 16:24:27
家族が節電マニアなので家の電球をLEDに数ヵ所変更しました。
私も不満です。
電球色でも個人的には不気味な感じがします。もともと好みが白熱電球なことも手伝っているのかもしれません。
都内近隣に住んでいるため交通機関もLEDが殆どなので、眩しくて目が疲れ、パソコン用の眼鏡が手放せません。

暗いほうが落ち着く私は100円ショップでかったお洒落なろうそくを自宅にあるワイングラスに入れ、家族が寝た後の時間を過ごすのがささやかな楽しみです。

もちろんお風呂もろうそくの明かりだけで楽しみます。
精神的な緊張もとれる気がします。
ありがとうございました。 (福田光之)
2017-01-09 15:18:54
コメントありがとうございました。

東日本大震災の際、秋田も3日間ほど停電しました。この間私は自宅に帰れませんでしたが、家内たちはロウソクの中で過ごしたようです。滅多に経験できない環境をそれなりに楽しんだ・・・、と言ってました。

私も、時折ゆれるロウソクの光が好きですが日常的にはなかなか楽しめません。
明るすぎる環境はとても疲れます。

ありがとうございました。

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