福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

いわゆる「ぼったくり」についての話題(2) 閉店セール・開店セール

2015年06月18日 03時52分12秒 | コラム、エッセイ
(3)新宿歌舞伎町の居酒屋の「ぼったくり」の顛末
 私は自ら率先して外に飲みに出た経験は一度もない。だからこの話題の意義はよく分からないが、社会を知るのに勉強になるから適宜こんな話題もファイリングしてある。

 昨年末、新宿の歌舞伎町にある居酒屋で、飲食代以外の席料などが高額で「ぽったくり」だとレシートの画像も一緒に客がツイッターでつぶやいた。
 客は24歳女性で、友人5人で忘年会を開いた。約2時間後、「42.929円」を請求された。「お通し」、「席料」、「週末料金」、「チャージ料」として3.000円以上加算されていた、という。女性のツイートは3万件以上転載された。店は3日後に閉店した。
 すごい速さで情報が広がるものだ、と驚く。
 国民生活センターに寄せられる外食の高額料金の相談は10年で4倍に増えているという。

 私は明朗会計でなければ嫌だ。飲み屋だけではない。寺院のお布施なども「お気持ちで結構です」などと言われるのは不快だし納得できない。時価、メーカー希望価格も不快。秋田で「お酒は??」と尋ねると「少々・・」と答える患者がいるが、実態は5合以上というのも稀ではない。「ぼったくり」の発想と共通している。

(4)小説「居酒屋ぽったくリ」シリーズが好評
 大衆居酒屋がブームらしい。そのプームを背景に、秋川滝美著の3冊の「居酒屋ぽったくリ」シリーズが好評だという。
 舞台は東京の下町の商店街の一角にある「居酒屋ぽったくリ」。どこの家にもあるような家庭料理でお金を取るなんて「ぼったくり」だ、との店主の言葉が店名の由来となっている。
 私はまだ読んでいないが、「ぼったくり」の発想と店の名前がいい。後で読んでみたい。

(5)閉店セール、開店セールに見る盛況
 近所のコンビニが閉店した。私から見るとそこそこ流行っていたように見えたので閉店したのには驚いた。約半年後に再度開店した。経営者が変わったのかもしれないが同じ名前のコンビニが開店した。開店後数日間はいつもより数倍の客が利用しているように見えた。
 古い話であるが大手スーパーのダイエー秋田店の閉店は2002年8月31日。閉店前の売り尽くしセールは連日盛況で交通渋滞も著しかったと報道された。これだけの客の1~2割の方々でも日常の買い物の場所として利用してくれれば閉店に至らなかったものを、と思ったものである。

 閉店セール、開店セールに見る盛況はユーザーによる「ぼったくり」かな?と思った。
 もっとも、大都市では閉店しないのにいつまでも閉店セールをしている商店もあると言う。これは消費者の心理を利用した「ぼったくり」である。消費者庁から処分された例はないという。
コメント
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