週刊! 朝水日記

-weekly! asami's diary-

456.もっとフリートークSP

2017年06月18日 | フリートーク

-Free Talk #91-


 皆さんおはこんばんちわ!
 asayanことasami hiroakiでっす!(・ω・)ノ
 いやぁ~、アツはナツいねぇ~。(´Д`)
 連日の夏日、真夏日続きで雨が恋しい今日この頃。 ただ、朝晩は結構涼しくて、夏特有の寝苦しい熱帯夜が無く、夜は過ごし易いという印象。
 気象庁は、「今年の夏は猛暑」という予測を発表しているが、ホントなんですかね?
 ……え? まだ夏じゃない? 今は梅雨?(´・ω・`)
 またまたぁ~。 雨降ってないじゃ~ん。(笑)
 梅雨入り直後に晴れ続きになるというのはよくある事なんですが、今年は梅雨入り宣言が間違いだったのではないか?と思えるほど、ホントに雨が降らない梅雨になっている。
 先週も書いたが、この時期リアルタイムに発表される梅雨入り/梅雨明けというのは、飽くまでも速報値で、毎年9月に実測データを検証して確定値を決定し、速報値を修正する。 場合によっては、梅雨入りの確定値が1週間以上ズレる事もしばしばあるのだそうな。
 今年も、恐らくこのパターンになるのではないかと。
 予報では、今週の半ば辺りに沖縄で梅雨明けし、同時に本土で梅雨が本格化するだろうとの事。
 本土の梅雨は、これからが本番のようです。
 ……が、気象庁の1ヵ月予報(注:6月下旬~7月中旬)では、“雨が少なく日照時間が多め”という予報が。
 ってコトは、今年はカラ梅雨確定で水不足!?Σ(゚Д゚;)


 さて、先週は珍しく北朝鮮が大人しかった代わりに、世界各地で大規模な事故が続きましたね。
 イギリスでは、高層マンションが丸々1棟、ほぼ全焼するほどの火災が発生。 出火が、住民が寝静まった深夜だった事もあり、多くの住民が逃げ遅れ、既に20人近い死者が出ているが、安否の確認が出来ていない行方不明の住民が多数おり、最終的な犠牲者数は70人以上(!?)になると見られている。
 出火原因については、まだ警察や消防が調査中としているが、病院に担ぎ込まれた負傷者らの証言によると、4階辺りで「冷蔵庫が爆発した」という証言があり、火災との関連が疑われている。
 火災にあった高層マンションは、1970年代に建設された低所得者向けのマンションで、約120世帯が入居していたが、住民は主に移民が中心で、正確な居住人数は分かっていない。
 また、築40年以上のマンションなので、つい最近、リフレッシュ改装が実施され、つい先日、その工事が終わったばかり。
 だが、スプリンクラーや火災報知機などの防災設備は改装されておらず、建設当時のままだったため、これらが正常に作動せず、火災が広がった可能性が指摘されている。 住民は、周辺道路が狭く、もしもの時に大型の消防車両が通れないなどを指摘し、管理会社に改善を求めていたようだが、結果的にこの要求が間に合わなかった、という結果になった。
 さらに述べると、改装工事の際に外壁に断熱材を貼り付けるいわゆる“外断熱”が行われたのだが、ウレタンにアルミ版を張っただけの外壁材で、低コストで見栄えが良い反面、耐火性が極めて低い素材だったため、下階で発生した火災が外壁に引火し、外壁を伝って最上階まで一気に燃え広がった可能性が指摘されている。
 日本の建築基準法では、1996年に発生した高層マンション火災で、ベランダのフェンスに使用していた透明のアクリル板を伝って、炎が最上階まで一気に燃え広がった例に学んで、地上31m以上(注:概ね地上11階以上。 消防のはしご車の限界の高さ以上)の高層マンションでは、外壁にこのような部材の使用を禁止しており、スプリンクラーや火災報知機などの防災対策も厳しく規定されている。
 また、火災が広がらないように防火区画という防火壁の設置が定められており、たとえ火災が発生しても、その区画内だけで延焼を食い止める対策がされているのだそうな。
 なので、現在の日本国内でこのような大火災が発生する可能性は極めて低いと言えるが、かつては似たような大火災が度々起きており、火災には重々気を付けて頂きたいと思う。
 一方、中国では、地方の幼稚園に面した路上で爆発事故が発生。 多数の死傷者が出ているが、コチラもまだ身元確認などが終わっていないため、正確な犠牲者数はまだ分からないようだ。
 発生時、ちょうど夕方で、保護者が園児のお迎えのためにこの幼稚園に集まっていた時間帯で、主に保護者や通行人が犠牲になったようだ。
 ただ、幼稚園に通っている園児や職員は、園内にいたため被害は無いとの事。 不幸中の幸いである。
 原因については、幼稚園前の道路で営業していた屋台(注:中国では、学校や幼稚園の近くで屋台を営業するのはよくある事なんだそうな)のガスボンベが何らかの理由で引火、爆発したのではないか?と見られている。
 前記したイギリスの火災もそうだが、両者に共通しているのは“爆発”というキーワード。 そして、一般市民が多く集まる時間帯と場所で発生し、犠牲になったという事実。 これらを総合すると、事故を装ったテロという推理が成り立つのではないか? と、思えてきてしまう。
 もちろん、このトコロヨーロッパや中東などでIS系の無差別テロが連続しており、イギリスでは特に頻発している事から、このような邪推をしてしまうだけ事なのかもしれないが、……どうなんだろうね? 今後の捜査が待たれるが、兎にも角にも、亡くなられた方とご遺族の皆様には、心よりご冥福を申し上げます。


 一方、日本国内ではこれまで大問題として連日報道されてきた複数の問題に連続して大きな動きがあった。
 まずは、テロ等準備罪が強行採決&可決成立。
 国会で審議されており、与党が今国会内での成立を目指していたテロ等準備罪が、ついに可決成立! 今月21日に公布され、周知期間を経た後、来月11日に施行される事がこれで確定した。
 国会では、野党各党が成立阻止のために金田法務大臣の不信任案や、内閣そのモノの不信任案を提出し、長演説などで抵抗し、徹夜の審議を行ったが、最終的に与党は法務委員会に中間報告を要求し、法務委員会での採決をスキップ。 本会議での強行採決に踏み切るという異例の奇策(注:中間報告自体は、国会法で定められている正規ルールで違法性はないが、実践された例は少ない)を発動した。
 これで、この法律によって一般市民が捜査対象になり、テロリストとして裁かれる可能性が出てきたワケだが、以前にも書いたように、この法律には不備が多く、法解釈に極めて大きなふり幅があるため、実際にこの法律を運用する司法や警察は慎重にならざるを得ず、テロ対策としては結局機能しない全くのザル法になると筆者は考える。
 そもそも、警察や司法というのは“カゼ薬”である。 すなわち、カゼの症状が出てから投与される医薬品であって、カゼを予防する予防薬としての機能はほとんど無い。 犯罪とは、犯罪が発生した時点で犯罪となり、警察や司法は発生した犯罪に対してのみ権力を行使出来る機関なのである。 ナゼなら、健康なカラダにカゼ薬を投与すると、逆に体調不良に陥る可能性があるからだ。
 カゼ薬には、予防薬としての機能は無いのだ。
 しかし、テロという無差別殺人を目的とした組織犯罪は、犯罪が発生してしまうと極めて甚大な被害が出てしまうので、治療よりも予防が重要である。 そのため、警察や司法にカゼ薬としての機能しかないと、テロを防止するという観点からすると矛盾が生じるため、カゼ薬である警察や司法に予防薬としての機能も持たせよう、というのが、このテロ等準備罪という法律の存在理由である。
 が、前記したように、捜査対象の定義が極めて曖昧で、その線引きをする手法が法律で規定されていないため、解釈によってどうとでも受け取れてしまう。 実際にこの法律を運用する警察や司法にしてみれば、定義が曖昧でこの法律を使えるかどうかの判断が出来ず、この法律を使っても使わなくても警察や司法が批判の対象になり、結局は実際には運用出来ず、全くのザル法にしかならない。
 実際に施行されたら、仲間内でSNSなどを使って、テロの準備をしていると誤解されそうなやり取りをしてみよう! 果たして何が起こるか?
 逮捕されても、実際には何もやっていないので冤罪。 そして“テロリストではない一般市民”が捜査対象になった実例になり、法律の不備を理由に廃止に持ち込める。
 逮捕されなければ、法律が機能していない証拠になり、やはり廃止に持ち込める。
 いずれにしても、このようなザル法なので、表現の自由、言論の自由を脅かされるような法律では無いので、皆さん安心して今まで通りの生活を送ってほしいと思う。
 ちなみに、よく言われている超相互監視密告社会になるような事もない。 なったとしても、対抗措置はある。 たとえ密告されても、上記したように現在の警察力では法律を運用出来るだけの機能が無く、またこれだけ世間で騒がれているだけに、司法サイドも運用には慎重にならざるを得ず、やましいトコロがなければ堂々としていればいいのだ。 それでも警察の取調べを受けるような事になっても、やましいトコロがなければ何も問題は無いし、逆に密告者を威力業務妨害や偽計業務妨害などで逆告発出来き、なおかつ警察をプライバシー侵害で告訴する事も可能。
 やましいコトが無いなら、堂々としていればいいのだ。
 ……と、筆者は考える。
 つかさ、アメリカみたく、違憲や他の法律との矛盾なんかを理由に裁判所に差し止め請求する事って出来ないんですかね? 違憲訴訟とかたまにあるし、日本でも可能だと思うんですが?(´・ω・`)(注:リスクは伴いますがね。 もしも司法が合憲判断すると、司法の“お墨付き”が与えられた事になり、これが判例となって何度訴訟を起こしても判例に従って棄却され、何があっても法律を廃止する事が不可能になる)


 加計学園問題の“追加調査”の結果が発表された。
 先々週、総理のご意向メモを巡る問題で、文部科学省が省内の文書の存在の有無を確認する“追加調査”の実施が発表されたが、先週になってようやくその調査結果が公表された。 その結果、同様の文章の存在が確認された。
 同時に、内閣府でも調査が行われたが、コチラでは文章の存在が確認出来なかった、という調査結果になった。
 ……当たり前である。 文部科学省が省内でのブリーフィングのために作成した書類が内閣府内にもあったら、それはそれで違う問題が発生する。(笑)
 内閣府の見解によると、安倍総理が国家戦略特区の政策“全体に対し”、常々言っていた“スピーディーに!”という言葉が曲解されて“総理のご意向”という文言になったのではないか?と。
 かなり苦しい言い訳である。 こんな稚拙な言い訳では、野党も国民も納得しないし、国会の閉会後も調査を続けざるを得なくなるだけだ。
 でもまあ、個人的には正直大事の前の小事なので、あっても無くてもどっちでもいいッス。 それよりも、こんなくだらない事に会期末という重要な国会の時間が費やされたのが残念でならない。 こんなんだから、若者が国会を“政治家の居眠りの場”とバカにするのである。
 以前にも書いたが、この問題には違法性は全く無く、やり過ぎちゃったテヘペロ☆程度で済む問題で、野党がやりたいのは与党にウソの答弁をさせ、それをキッカケに内閣不信任→内閣解散→総選挙→政権交代である。 要するに、与党も野党もやり方は違っても、この問題の真相を明らかにする意図は無いという事だ。
 このテの問題は、確かに少なからず内閣支持率を低下させるだろうが、与党はもちろん、野党にも“真相”を追究する意図が無い以上、真相は暴かれず、曖昧なまま、いずれ大衆の興味を失うか、次の問題が発覚するだけだ。
 事実、防衛省の日報隠し問題や森友学園問題はそうなった。 大阪府が助成金の不正受給で森友学園を提訴した事もあり、森友問題の真相はついに暴かれる事はなく、野党も今や誰一人として問題にしていない。 問題としては、日誌隠しや森友の方が違法の可能性があり、極めて重大な問題があると思うのだが……。
 いずれにしても、重要法案の採決も終わったので、会期延長も無く今国会は閉会。 今週からは、いよいよ都議選が始まるので、選挙が終わる頃には大衆も興味を失い、例の如く曖昧な結論でこの問題はいずれ、忘れられるだろう。


 で、その都議選にも関係する問題が、この週末に動きがあった。
 これまで、実に10ヵ月も先送りにされ続けた豊洲移転問題で、曖昧な返答で常に結論を避け続けていた小池都知事。 2日間の日程で戦略会議が開かれ、2つのプロジェクトチームから提案された問題の解決案を検討した。
 豊洲問題は、元々は“豊洲に移転するか否か?”の二者択一で、小池都知事も「第三の道は無い」と言ってきた。
 トコロが、豊洲の地下水汚染と同時に、築地の土壌にも汚染があるコトが発覚。 にっちもさっちもいかない進退窮まった状態に陥った事で、都知事も考えを変え、「築地ブランドを大事にする」という考えの下、プロジェクトチームによって“第三の道”が立案された。
 すなわち、“豊洲&築地併用案”である。
 立案されたプランによると、豊洲にIT化によって効率化したシステムを活用し、コンビニや大手スーパーなどの大企業向けの市場を置き、築地には再整備した上で個人店向けの仲卸しを置いた市場を置き、さらに余った土地には一般向けの場外市場やオフィスビルなどを置き、賃借料で収益を確保するという。
 法律的な問題点で言うと、これまで築地が担ってきた“中央卸売市場”という機能は1ヵ所にしか持たせられないので、豊洲を中央卸売市場にして、再整備後の築地は“地方卸売市場”という位置付けにするのだそうな。 地方市場はいくらでも設置出来るので、法律的にも問題は無いとの事。
 この場合、本来は築地を更地にして土地を売却し、その売却益を未払いのままになっている豊洲の建設費用の一部を返済するハズだったのだが、土地を売却せずに貸す事で賃借料を得て、これを借金の返済や豊洲市場の赤字補填に当てるのだそうな。
 こうすると、だいたい30年~40後には、豊洲と築地が両方とも黒字になるとの事。
 なんだかイイコト尽くめのように聞こえるが、築地の再整備費用や、オフィスビルの建設費用などはどうやって捻出するのか? 黒字に転じるまでに時間がかかりすぎなのではないか? この資産通りに黒字に転じる保障はあるのか? そもそも、豊洲も築地も土壌に残っている汚染問題が解決出来ない状態で運用して、小池都知事が常々言っていた“安全と安心”を確保出来るのか?等々、疑問や問題が山積したままのように感じる。
 結局、戦略会議では小池都知事も最終決定を先送りにしたが、どうやら都知事の頭の中には、併用案が移転案、再整備案よりもアタマ一つリードしている様子。
 果たして、最終的な決断はいつになるのか?
 政治評論家などによると、今週末にスタートする都議選の直前に、ある程度の“方向性”だけを決断し、選挙後に“最終決断”を発表するのではないか?と。
 結局、豊洲移転問題も選挙対策の一つだったのだ。
 個人的には、豊洲移転&築地売却でいいと思う。 土壌汚染に関しても、法律的な基準(注:土壌汚染対策法に基く基準。 現在よく言われている“無害化”は、飲料水としての基準で、土壌汚染対策法よりも遥かに厳しいが、法律的には土壌汚染対策法の基準をクリアしていればおk)はクリアしているワケだし、3.11震災後の福島の農産物と同じく、風評被害は数年かけて少しずつ払拭していくしか方法は無い。(注:中国では、未だに福島産の原材料は輸入禁止になっているが、福島では出荷される農作物を全て検査し、クリアしたモノしか市場に出回らないようにしており、事実日本国内では健康被害は全く報告されておらず、現在は安全である事が証明されている)
 赤字の問題が残るが、これは合理化や効率化、省エネで削減出来るハズである。 一般企業ならドコでもやっている事で、それが出来ないようなら、運営側が無能だというコトだ。 ニッサン/三菱グループの会長、カルロス・ゴーンのような優秀な経営者がいれば、可能なハズである。
 いずれにしても、決断が遅れる事によってしわ寄せを喰らっているのは実際に市場で働いている人たちである。 彼らが一日でも早く不安を解消出来るよう、小池都知事にはさっさと決断して頂きたいと思う。


 そして、最後は訃報です。
 今年は、年明けから次々と有名人が亡くなっているが、また1人、昭和のビッグスターが天へと帰った。
 名女優、野際陽子死去。 享年81歳。
 元々は、1950年代にNHKの女子アナとしてTV業界に入ったが、僅か4年で退社。 しかし、その後女優に転身し、TVドラマで女優デビュー。 1960年代には、TV史に残る名作として現在も高く評価されているTVドラマ、『キイハンター』にレギュラー出演。 実は、主題歌も本人の希望で歌っている。
 その後、多数のTVドラマや映画に出演し、名女優としての地位を確立するが、その評価が確固たるものになったのは1990年代初頭。 空前の大ヒットを記録し、流行語大賞で金賞を受賞するほどの社会現象にまでなったTVドラマ、『ずっとあなたが好きだった』に出演した事である。
 マザコンの息子から子離れ出来ない母親という難しい役ドコロを巧みな演技で熱演。 この作品でブレイクする事になった主演の賀来千賀子や佐野史朗と共に、野際も再ブレイク。 多数のTVドラマや映画に引っ張りダコの人気女優になる。
 プライベートでは、『キイハンター』で共演した千葉真一と結婚。 直後に娘を出産し、円満な夫婦生活を送る。
 が、千葉がハリウッドを活動拠点にしたいと希望し、野際は日本に残る事を望んだため、90年代初頭に離婚。 その後、現在に至るまで再婚はしていない。
 近年になって、病魔に襲われるようになるも、治療をしながら出演を続けた。
 しかし、今月になって病状が悪化。 娘の腕に抱かれながら、帰らぬ人となった。 亡くなる直前にクランクアップした映画『いつまた、君と』が結果的に遺作となり、間もなく公開予定である。
 生涯現役を貫き通した名女優の死に、多くの有名人が哀悼の意を示したが、葬儀は身内のみで行われ、本人の希望で追悼式やお別れの会なども行われないとの事。
 いちファンとして、筆者も心からのご冥福をお祈り致します。


 といったトコロで、今週はココまで。
 楽しんで頂けましたか?
 ご意見ご感想、ご質問等があればコメにどうぞ。
 来週もお楽しみに!
 それでは皆さんまた来週。
 お相手は、asayanことasami hiroakiでした。
 SeeYa!(・ω・)ノシ


Thanks for youre reading,
See you next week!
 

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