銅版画制作の日々

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団地(2015)

2016-07-08 | 映画:ミニシアター

 【DANCHI】なんでもありえる昭和の集合住宅。ウワサが転がる小宇宙。

久しぶりに京都シネマへ・・・・。えらいこの映画が人気らしく、混雑しているということで、朝一番に並び鑑賞。あんまりキャッチコピーを気にしていなかったのでほとんど何も知らず鑑賞してみたら、想像していた作品とは随分イメージが違いました。

初めはリアルな団地の人間関係なので、まあ展開はそのままそういう方向へと進むと思いきやだんだん変な感じ。


個人的にはあまり好感持てない今ブレイク中の斉藤工が出て来て変な日本語を使うので、なんとなくこの雰囲気に似合わないわあとか思ったり、、、、、。結構周りのお客さんからは笑いがあるので、一人白けてしまいました。こいつ何なんや!大体この斉藤工が好きではないから余計に鼻につく。後でわかるのだが、どうも彼は宇宙人だったからか!納得。このキャスト陣からすると彼が出ていることにものすごく違和感を感じたのは私だけ?


この子役(といっても中学生?)彼が唄うガッチャマンの歌もなんとなく受けつられない。そういえば片桐はいりが唄っていたガッチャマンの方が良かった!もっと自然体で良かった。あのパクリやないかと思う。

そもそも阪本順治監督の作品はものすごく良いものとあかん作品という両極端である。どちらかと言えばあかん方の色が強いような気がしてならない。
キャスト陣は素晴らしいのにもったいないような感じである。

 

石橋蓮司岸部一徳大楠道代といった素晴らしい人たちが脇を固め、そして主役には藤山直美。こんな顔ぶれを見たらやっぱり期待するのに決まっている!!
それなのに何か中途半端なリアルさと宇宙という媒体が融合していて・・・・。私は最後まで白けてしまった。


仲良し夫婦という設定よりもう少しどちらかの力関係のバランスが悪かっても良いような気がするけどね。まあそうやったら、普通すぎて面白ないのかもそれないが。

全体に無理があるような気もしました。

あらすじ(allcinemaより)

大阪近郊の古ぼけた団地。半年前、ある出来事が原因で長年営んできた漢方薬局をたたみ、ここの住人となった山下清治とその妻ヒナ子。ある日、いささか風変わりなかつての常連客・真城が団地を訪れ、清治の作る漢方薬がどうしても必要だと、大量の注文を依頼する。真城のたっての願いとこれを引き受け、漢方薬作りに精を出す清治。その後、ひょんなことから清治が床下に籠るようになると、隣人たちは全く姿を見なくなった彼の消息を噂し始め、いつしかヒナ子による殺人説が一人歩きしてしまい…。

解説(allcinemaより)

北のカナリアたち」「人類資金」の阪本順治監督が「顔」の藤山直美と再びタッグを組み、団地を舞台に贈るコメディ。漢方薬局を廃業して大阪近郊の団地に引っ越してきた夫婦を主人公に、彼らの謎めいた行動が噂好きの住民たちを巻き込み思わぬ騒動に発展していくさまを、大阪弁ならではのテンポある会話劇を軸に、オフビートなユーモアを織り交ぜ奇想天外なストーリー展開で描き出す。共演は岸部一徳、大楠道代、石橋蓮司、斎藤工。

メディア 映画
上映時間 103分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(キノフィルムズ)
初公開年月 2016/06/04
ジャンル コメディ/SF
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://danchi-movie.com/

 

 

 

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