銅版画制作の日々

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ナイトクローラー(2014)**NIGHTCRAWLER

2016-04-24 | 映画:ミニシアター

 他人(ヒト)の<破滅>の瞬間に、カメラを持って現れる――

2年前の作品、好評だったということで、京都シネマにて再演されました。最初はコソ泥のようなことをしている主人公ルイスの姿から始まります。そんなに面白いような気もしなかったのですが、カメラを片手にえらいことを始め、、、、、。映画はだんだん凶器の世界へといざないます。はい面白いです!!特に主演のジェイク・ギレンホールの表情はとても凄いです。何とかものにして金を儲けるという言い方がいいのかわかりませんが。特に目が凄い。見開いたという表現がいいのか。異常ともいえます。

パパラッチというものがありましたよね。まさにそれです。とにかくいろいろな凄まじい事件現場に行き、その事故のおぞましさにビデオを回すという職業です。そしてそれをテレビ局に売る仕事。同業者がいるので、競争で奪い合う。いやいや凄い仕事ですね。とにかく凄い映像を撮ったものが勝ちというもの。主人公ルイスも目的のためには手段も選ばずです。同業者まで落とし込むという卑劣さも。

見よう見まねだったルイス。いつしか同業者からも一緒に手を組もうと言われるくらいのナイトクローラーに・・・・。


ある日、豪邸で事件!何と警察より早く、忍び込み事件現場を・・・・。見ているだけドキドキ 目が据わっているルイスは冷静にカメラを、回すことも。


事件をよりショックキングにと遺体をを動かす演出も。とにかく誰よりも凄い映像を撮ろうというルイス


最初は単にパパラッチだけだったのにね。どんどんエスカレートしていく姿には観ている私も食入るようになってくる。


リックという相棒も雇い本格的な仕事。彼にもシビアな駆け引きをしてた。

とにかくジェイクの怪演が凄いとは聞いていたけどほんまに凄いんです。目は据わり、言葉も流暢に走る。それくらい怖い。


テレビ局のニーナ・ロミナに少し気があったのかしら?変に誘っていたよね。この時もちょっと異常な目つきだったけど。

あらすじ(allcinemaより)

ロサンゼルスに暮らす孤独な中年男ルイス・ブルーム。野心はあるものの定職にも就かず、コソ泥をしてはその日暮らしのしがない日々。そんなある日、偶然遭遇した事故現場で、ビデオカメラ片手に夢中で撮影する男たちを目撃する。彼らはニュース映像専門のパパラッチ、通称“ナイトクローラー”。事件、事故の現場にいち早く駆けつけ、誰よりもショッキングな映像をカメラに収め、それをテレビ局に高く売りつけるのを生業とする連中だ。そんなことが商売になると知り、さっそくビデオカメラと無線傍受器を手に入れると、見よう見まねでナイトクローラーとしての活動を開始するルイスだったが…。

眠気も吹っ飛ぶほどの面白さでした。是非未見の方、DVDが2月に発売したらしいので見て下さい。何と言ってもジェイクの怪演に注目です!!

解説(allcinemaより)

「ブロークバック・マウンテン」「エンド・オブ・ウォッチ」のジェイク・ギレンホールが、刺激的なスクープ映像を求めるあまりモラルのタガが外れていくフリーランスのニュース・カメラマン役で鬼気迫る怪演を披露し、高い評価を受けたピカレスク・サスペンス・ドラマ。共演はビル・パクストン、レネ・ルッソ、リズ・アーメッド。監督は「トゥー・フォー・ザ・マネー」「ボーン・レガシー」などの脚本を手がけ、本作が監督デビューのダン・ギルロイ。


この目も据わっているよね!

メディア 映画
上映時間 118分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ギャガ)
初公開年月 2015/08/22
ジャンル サスペンス/ドラマ
映倫 G

 

オフィシャル・サイト
http://nightcrawler.gaga.ne.jp/

 

 

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