銅版画制作の日々

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何者(2016)

2016-10-28 | 映画:シネコン

 恋愛、友情、就活、裏切り。
これが僕たちのリアル。

ここのところ、東宝シネマズに通い続けているな。そろそろ京都シネマにも足を運ばなくてはなんて思っているのだが、バイクで行けるというのがメリットということもあり、また観たい作品がここに集中していることもあったりなかんかして・・・・。

さてなにやら評判がよさそうなので観に行くことにしたこの作品。いまどきの学生の話だった。常にSNSにLINEといったことがでてくる。おばさんである私も少しかじっているがやはり、この世界はどうも理解できにくい。就活にしてもこんな状況なのだということが初めて分かった。内定を取るというのはなかなか指南の技のようである。

佐藤健演じる冷静沈着な二宮拓人はなかなか内定が取れないらしく就活浪人をしている。こういうタイプが取れないというのも何故なのか?ちょっと不思議な感じがするが。

 真面目そうな感じ。まあこの人、後半でびっくりするようなことが判明するんだけどね。それが就活浪人と関係するのか?は違うとおもうんだけどね。

彼とルームシェアしている神谷光太郎は彼とは真逆なタイプ。光太郎演じる菅田将暉君、最近ブレイクしている注目の俳優さんです。個人的にはなかなか良いのではないかと思っている。

 
セトウツミという映画でも高い演技力だったので、この人ちょっと見逃せないと思っています!!映画の中では歌っていたね。

群像映画に近い?いやそうでもないのか?う~んわからないな。色々と考えながら鑑賞。

拓人は光太郎の元彼女、田名部瑞月(有村架純)に恋心を抱いているんだけど、なぜか告白しようとしないのは何故なんだろう?

 
彼女の光太郎への思いが強いからなのか?

それにしてもスマホ見過ぎだ。やっぱりこういう姿はおばさんには理解できないなあ。この空気はやっぱりいまどきの若い人のものかもしれない。


なぜか光太郎が内定取り付ける。光太郎も拓人の方が内定とりつけるはずなのにと不思議がる。これには私も同感。何が悪いのだろうね?


瑞月の友人小早川理香を演じるのは二階堂ふみちゃん。彼女もブレイクしている女優さん。今回は意識の高い女子大生という役柄。何故か彼女も拓人同様中々内定にこぎつけない。

偶然にも拓人たちのアパートの上に同棲して住んでいるという。意気投合して理香の部屋を事務所代わりに使おうということで一致!


理香の同棲相手宮本隆良は就活については、今一つ乗るきではなく、自分で企業を興したいというちょっと頭の高い奴。何やら理屈ばかりこねている。
その役には岡田将生君。

そうそう忘れちゃいけないこの人!


今回は出番少なかったけど、拓人の先輩として登場。山田孝之

メンバーはこれだけだったけどまあ濃い作品だったかな。とにかくいまどきの若い人たちのドラマなので、少々戸惑いもあったが、まあ恋愛ドラマを見るよりは見応えはあったかな。

 友情  恋愛


学生生活 舞台に燃える拓人の姿も見逃せない

私の学生時代はどうだったかな?と振り返るにも色々考えさせるお話だった。しかし就活はこんな感じじゃあなかったね。今は大変なんだと思った。内定とるのは一苦労そうだ。

という意味で少し自分の生活からかけ離れているけど、勉強になりました。皆さんご苦労様です!!

あらすじ(allcinemaより)

大学の演劇サークルに情熱を注ぎ、周囲を冷静に観察・分析する拓人。拓人のルームメイトで、バンド活動をしている天真爛漫な光太郎。その元カノで拓人が秘かに思いを寄せ続ける真面目女子の瑞月。瑞月の友人で、偶然にも拓人たちの部屋の上に住んでいた意識高い系女子の理香とその同棲相手で画一的な就活に否定的な隆良。彼らは、ひょんなことから理香の部屋を“就活対策本部”と名付け、情報交換のために定期的に集まるようになる。大学院生のサワ先輩に見守られ、それぞれに内定を勝ち取ろうと悪戦苦闘する5人だったが…。

解説(allcinemaより)

 人気作家・朝井リョウの第148回直木賞受賞作を「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」の三浦大輔監督が、実力派若手俳優の豪華共演で映画化した青春ストーリー。SNSが大きな役割を果たす現代の就活事情を背景に、情報交換のために集まった5人の若者たちが互いに励まし合いながらも、過酷な就活競争の中で嫉妬や焦燥に振り回されていく悲痛で赤裸々な人間模様をリアルなタッチで描き出す。出演は佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之。

あの桐島部活やめるってよの作家さんの小説だったんですね。知りませんでした。

メディア 映画
上映時間 98分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2016/10/15
ジャンル 青春
映倫 G

タイトルの何者というのも意味あり。なるほどそうだったんだと・・・・。

オフィシャル・サイト
http://nanimono-movie.com/

 

 

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