散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

横浜ランチ_et138・赤坂大関「炭火焼カルビー定食」

2017年03月31日 | ☆グルめぐる横浜

焼肉が食べたい!と思ったら、ぜひ福富町に行きましょう。

福富町は、伊勢佐木町1.2丁目の商店街の北側に位置します。
横浜の「コリアタウン」といってもよいほど、韓国・朝鮮系のお店が並んでいますが、
メタ坊が「冷麺」食べまくりチャレンジをしていたころに比べると、
お店も減ってきていて、ちょっと寂しいと感じます。

福富町のメインストリートを往復してみたところ、
キン肉マンが立っていました。


手前にメニュー看板がなければ、営業しているとは想像できない雰囲気です。
戸口も、引いても押しても開かず、ちょっとあきらめかけましたが、
よくみると「手挟み注意」のシールがあったので、
ガラガラと横にスライドして、無事入店。

ところが、1階テーブルにはだれ一人お客さんがいません。
「お2階へどうぞ」
ゲゲっ、ただでさえディープな街のうえに、ディープなお店の2階?
しかし、思いのほか店内は明るくきれいなので、まま上がっていきました。

もと割烹料理店かなにかだったと思われ、
階段をのぼると、床が一段高く、靴を脱ごうとすると、
「そのままどうぞ」
ロールプレイングゲームのダンジョンに入り込む感覚です。

(メニュー)


(別ボードの今週のおすすめランチメニュー)


さて、炭火焼カルビー定食 1000円の登場です。

ひとり焼肉で、ジュージューするのかと思っていたら、
焼きたて熱々をセットしての提供でした。
ボリュームもあって、肉の旨みも十分です。
おしゃれなセッティングなので、インターネットで調べてみると、
東京では人気のある「赤坂大関」というお店の横浜店で、
昨年にオープンしたばかりのようです。

壁の宴会コースの張り紙に、半分と一匹の表示があり、
どういう意味なんだろうと思いましたが、その謎はあらためて探りたいと思います。


(店内)


(外観)


よく日韓問題ということでニュースになりますが、
一番近い隣国といわれる、日本と朝鮮との間には、
古代・有史のころから様々な交流と歴史があります。
日常会話の日本語の中にも、多くハングル語をルーツとするものがあり、
一番の共通点は、文法で、単語をそのまま置き換えるだけで意味が通じるほどです。
悲しくも先の大戦下で、日本の支配下に置かれた歴史がありました。

その関係で、多く朝鮮・中国の人たちが日本にいる訳ですが、
ベトナム戦争のときに、ボートピープルとして日本へ逃れてきたままの、
ベトナム、カンボジアの人々がいるように、
朝鮮戦争や中国内戦で故郷を失った人たちが日本で暮らしています。

地方で生まれ育った人が、東京や大阪などの都市へ働きに出て暮らす中で、
故郷の土地や家を継承できなかったために、そのまま都会に住み続ける。
そう考えると理解できるのではないでしょうか?

福富町のメインストリートに、日韓の旗がひらめいていました。


町内会の掲示板に、日韓共同で街を明るく照らす防犯灯を設置したとありました。


ここには「横浜コリアタウン」構想というのがあって、
できるところから催し物などを行い、
ついには横浜中華街に匹敵するほどの賑わいのある街にしたいと考えているようです。

昼間でも、ややディープ感のある町ですが、
冷麺たべまくりチャレンンジのときには、
ハングル文字のみ、日本語が通じないお店にも何軒か突入し、
それでも「よく来たネ」と受け入れてくれる人たちばかりでした。
現在は代替わりをして、韓国から来ているニューカマーが多いようです。
「営業中」の札を出し、「円」表示のメニューがあれば、
気兼ねなくお店に入ってみてください。
韓国食材や雑貨の店もあるので、イセブラついでにもおすすめです。


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