
スペイン国王カルロス4世(ランディ・クエイド)の宮廷画家になったフランシスコ・デ・ゴヤ
(ステラン・スカルスガルド)。最高の地位に登り詰めながらも、現実の社会と向き合い、人間の
真実を見つめ続けた画家。1792年、ゴヤは2枚の肖像画を描いていた。1枚は裕福な商人の娘で
純真な魅力にあふれた少女イネス(ナタリー・ポートマン)。もう1枚は威厳に満ちたロレンソ神父
(ハビエル・バルデム)。そんな中、カトリック教会では、ロレンソの提案で、異端審問の強化が
図られる。ある日、イネスは居酒屋で豚肉を嫌ったことからユダヤ教徒の疑いありとして審問所への
出頭を命じられてしまい・・。

ゴヤは見た・・というわけで、ゴヤが見たこの時代の人たち、
イネスとロレンソ神父、それに彼らに関わる人たちが主人公で、
ゴヤはあくまでも脇の重要人物といった感じ。

ゴヤの目線で描かれた映画だったわけですが、その彼がまた良いんですよね。
体制に付くわけでもなく、イネスに付くわけでもなく、ロレンソ神父に
付くわけでもなく、思想的に平等で、基本、優しい目線を持っていて。
芸術家にあるまじき(?)ソフトな感覚を持った人だったのかな〜、と
この映画を見る限り思いました。

そして彼の目は、この時代の歪さを捉え、美しかった人が
どのように変貌するか、正義というものは、権力者によって
変わってしまうという事実。そして人間の弱さと愚かさ。
彼の目は、本当にいろいろなものを見、そして感じたんだなぁと
しみじみ良い映画で、見応え充分でした。

いろいろな意味でこの時代というものに翻弄された人々が出てきたんですが
いつの世も、やはりこんな風に政治一つで、いろいろ運命って変わるんですね〜。
たった豚肉が食べられなかったと言うことだけで、異教徒扱いされて
あのような酷い目似合うイネス。
そしてロレンソ神父だって、権力がありそうでいて、やはりこの時代の
体制に付こうとして成功と失敗を繰り返し。時代の体制自体、二転三転し、
その歴史の変遷を見てるだけでも面白かったです。

さらに良かったのが役者さんたち。
ハビエル・バルデムのあのいやらしいしゃべり方、顔つき、
もうなにもかも上手いわ〜〜って思ったし、ラストの彼なんて、
うわぁって唸っちゃいました。
それに、少し前に見た「ブーリン家の姉妹」でかなり見直してた
ナタリー・ポートマンが、今回はさらにすっご〜〜〜〜く良かった!!!
いやぁ、ほんとに彼女の役者魂、見せてもらいました!という感じ。
上手い!!! 素晴らしい熱演でした。

いつの時代でも、現代でも、自分たちと違うものを排除しようとする。
その人間の根本のいやらしさというか、残酷さ。
見せつけられました。
この人間ドラマと、この時代、そして当時の風俗や宗教観など、
本当に充実した内容の作品で、フォアマン監督の素晴らしい演出も
際立ってました。
個人的お気に入り度


4/5
(ステラン・スカルスガルド)。最高の地位に登り詰めながらも、現実の社会と向き合い、人間の
真実を見つめ続けた画家。1792年、ゴヤは2枚の肖像画を描いていた。1枚は裕福な商人の娘で
純真な魅力にあふれた少女イネス(ナタリー・ポートマン)。もう1枚は威厳に満ちたロレンソ神父
(ハビエル・バルデム)。そんな中、カトリック教会では、ロレンソの提案で、異端審問の強化が
図られる。ある日、イネスは居酒屋で豚肉を嫌ったことからユダヤ教徒の疑いありとして審問所への
出頭を命じられてしまい・・。

ゴヤは見た・・というわけで、ゴヤが見たこの時代の人たち、
イネスとロレンソ神父、それに彼らに関わる人たちが主人公で、
ゴヤはあくまでも脇の重要人物といった感じ。

ゴヤの目線で描かれた映画だったわけですが、その彼がまた良いんですよね。
体制に付くわけでもなく、イネスに付くわけでもなく、ロレンソ神父に
付くわけでもなく、思想的に平等で、基本、優しい目線を持っていて。
芸術家にあるまじき(?)ソフトな感覚を持った人だったのかな〜、と
この映画を見る限り思いました。

そして彼の目は、この時代の歪さを捉え、美しかった人が
どのように変貌するか、正義というものは、権力者によって
変わってしまうという事実。そして人間の弱さと愚かさ。
彼の目は、本当にいろいろなものを見、そして感じたんだなぁと
しみじみ良い映画で、見応え充分でした。

いろいろな意味でこの時代というものに翻弄された人々が出てきたんですが
いつの世も、やはりこんな風に政治一つで、いろいろ運命って変わるんですね〜。
たった豚肉が食べられなかったと言うことだけで、異教徒扱いされて
あのような酷い目似合うイネス。
そしてロレンソ神父だって、権力がありそうでいて、やはりこの時代の
体制に付こうとして成功と失敗を繰り返し。時代の体制自体、二転三転し、
その歴史の変遷を見てるだけでも面白かったです。

さらに良かったのが役者さんたち。
ハビエル・バルデムのあのいやらしいしゃべり方、顔つき、
もうなにもかも上手いわ〜〜って思ったし、ラストの彼なんて、
うわぁって唸っちゃいました。
それに、少し前に見た「ブーリン家の姉妹」でかなり見直してた
ナタリー・ポートマンが、今回はさらにすっご〜〜〜〜く良かった!!!
いやぁ、ほんとに彼女の役者魂、見せてもらいました!という感じ。
上手い!!! 素晴らしい熱演でした。

いつの時代でも、現代でも、自分たちと違うものを排除しようとする。
その人間の根本のいやらしさというか、残酷さ。
見せつけられました。
この人間ドラマと、この時代、そして当時の風俗や宗教観など、
本当に充実した内容の作品で、フォアマン監督の素晴らしい演出も
際立ってました。
個人的お気に入り度



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本当見応えのある人間ドラマでしたよね。
歴史モノではあるけど、ちゃんと人間が描かれてるから
そういった時代を超越したものもあったし、
それでいてしっかりとその時代の空気感も
伝わってきましたものね。うん。
この映画は、正直言ってよく分からないところもあったのですが、凄くインパクトがありました。
とにかくハビエルとナタリーの演技は見応えがありました!!
ナタリーはブーリン家でも素晴らしかったですが、コチラはねぇ〜あんな容姿になるんだもの・・・一瞬息を飲みました。これからどんどん演技派になっていかれるでしょうね♪
役者さんは誰も魅せてくれましたよね。
ナタリー・ポートマンは、娘時代、投獄中、解放後、そしてイネスの娘のどれもうまくこなしていて素晴らしかったと思います。
ハビエルのねっとりした感じも良かったですね(←褒めてます(^^ゞ)
本当に彼女の役者魂を見せてもらいました。
面白かったので^^♪
ほんと、人間ドラマとしても見応えがありましたよね。
ただの歴史をなぞって描いただけじゃなくて、仰るとおり、人物描写がすっかりしてたので、余計に面白かったんですよね〜。
こういうのやっぱり好きです^^
歴史物、コスチュームもの好きだし
役者さんたちも良かったし、映画全体の雰囲気もお気に入りでした^^
そう、インパクトありましたよね〜。
役者さんのすごさもそのインパクトの強さに影響してましたよね。
ほんと、ナタリーとハビエル、凄かったです〜!
あの演技は見応えあり!でしたよね。
>ナタリーはブーリン家でも素晴らしかったですが、コチラはねぇ〜あんな容姿になるんだもの・・・一瞬息を飲みました
そう!
あんな容姿になっちゃって、えぇぇっ!!!でした。
あの顔のゆがみ、あの表情、私も息をのみました。すごい・・・。
ほんと、仰るとおり、これからどんどん演技派として磨きがかかって、名女優さんになるんでしょうね〜(ってもうすでに名女優さんですが(^^ゞ)
また楽しみな女優さんが増えました♪
お勧め、どうもありがとうございます♪
教えてくださってたとおりの、ナタリーのすんばらしい演技に息をのみました!
あのような凄い覇気迫るような演技ができる彼女。
本当に素晴らしい女優さんなんだなぁって思ったし、役者根性あるなぁってすごく感心しました。
これからも楽しみ♪^^そう言う女優さんが出来たこともまた嬉しいです♪
そうそう、娘時代の彼女=可憐で綺麗で優しそうで明るくて、そして投獄中=哀れで、徐々に精神的におかしくなっていって、んで、解放後のあれ・・・
どれをとっても本当に素晴らしかったです。
ハビエルもねっとり・もったり・いやらしく(笑)良かったですよね(^ー^* )フフ♪
3種類・4種類の役を一人で演じていたといってもいいくらい、様々な演技が必要とされてましたが、それを全て完璧に演じてて、感心しました。
すっかり見直したので(^^ゞ
これから彼女の出る映画が楽しみになりました〜♪
人間って弱い生き物だと感じさせる重厚な歴史ドラマでした。時代の流れに翻弄される、己の欲望に負けてしまう。ハビエル・バルデム演ずる神父はそうした激動の時代の犠牲者。フランス革命がヨーロッパ各国に影響を与えたのは教科書的に知っているけど、これが実態。久しぶりに知的好奇心を揺り動かされたような気も。
ナタリー・ポートマンは熱演でしたね。僕はスペインの司教を演じたミシェル・ロンスデールが印象的でした。
この辺のお祭りが、3日にデンと鎮座しているので、さっぱりどこにも行けないです・・。
でも、おみこし担ぎも今年で終わりかと思うと、もう、うれしくて、うれしくて。
ってどうでもよかった。
なかなかの力作でしたね。
ミロス・フォアマンの本領発揮みたいな。
革命期の異常な状態の中で、人間の本性を表わした、暴いたと言った風でした。
ナタリー・ポートマンをこれで見直しましたが、肝心なとこは相変わらず見せないうまい撮り方ですよねえ。
ほんとにこの映画素晴らしかったですよね〜。
「アマデウス」も良かったですが、これも
本当に良かったです。
フォアマン監督の本領発揮という感じで。
takさんが書いてくださってるとおり、
私も教科書でただ単にフランス革命、ななたらかんたら・・と大ざっぱなことしか知りませんでしたが、徐々にいろんな事がわかってきて、さらにこういう映画を見ると、こういうことね・・・とガッカリしたり、これが歴史ってもんかな、と思ったり。
同じく、知的好奇心を揺り動かされたような気がしました。もっと知りたいと言う気持ちがふつふつと・・です。
ナタリー・ポートマン、本当に熱演でしたね〜。
すっかり見直しましたです。
takさんはミシェル・ロンスデールが印象的だったんですね。
確かに、彼も映画の中で、いろいろ立場が変わっちゃってましたから、その都度、いろいろな演技が必要とされてたので、それを見事にこなしてましたよね。
役者さんも内容も、とても見応えのある
良い映画でした。
連休ね〜、結局どこも行かずに終わりそうです(^^ゞ
息子が帰ってくるかもしれない・・とか
いってたけど、結局帰ってこないみたいだし、どこに行くにも混んでるし、ついつい億劫に(^_^;)
善光寺のご開帳も行きたいけど、あんなに凄い人出だと、なんかなぁ〜・・と(^^ゞ
そちらは3日がお祭りなんですね。
こちらは5日なんですよ〜。
だから同じく息子が小学校の2いる間は
連休に遠出は出来ませんでした。
すでにそのお役目から解放されてから
何年も経ってますが、それでも連休中に遠出はしたことないなぁ(^_^;)
年老いたワンがいるので、なかなか人に預けていけないというのもあるんですけどね。
sakuraiさんは来年からは、もうバッチリどこにでも行けますね(^_^)v
で、この映画、ほんとにフォアマンの本領発揮でしたね〜♪
こういうの撮るのやっぱり上手いです。
歴史の流れの中での人間の本質みたいなところを暴いてあるところ、本当に見応えありました。
ナタリー・ポートマンは同じく見直した口ですが、確かに肝心なところは見せてませんでしたね(^^ゞ
「ダージリン急行」の時もそうでしたし。
”うまいこと”見せてるって感じですね(^ー^* )フフ♪
早寝してたのもありますけど。
春ですから(笑)
私自身は、ちょい物足りなさが残ったんですが、3人の俳優さんの演技には大満足。
ハビエルさんは、やっぱしこういうの似合いますねぇ。
やらしーんだもん。
ナタリーの後半のすごみというか、狂気の様は、すごかったなー。その分、ロレンソとの絡みはあっさりで残念な気はしました。あそこで、もうちょいなんかあると最後のシーンが、私も納得できたかもしんないの。
ステランさん、控えめながら上手いなぁと思った。
スペインって、変動大きかったんだよね。高校のときの授業だけじゃ、全くよくわからないですね。映画って、勉強になります。
私の場合は、昼間少し時間が空くので
その間に昼寝三昧ですわ(^◇^;)
そうしないと、体がもたんです(^^ゞ
やっぱ春だから?!(笑)
でも、私の場合、いつも寝てるような気がする(;^_^A アセアセ…
そんなわけで?!私もちゃぴちゃぴさんのところで
コメント書きたい・・ってところが多々あれど、最近とみに読み逃げ状態が続いております(^_^;)
で、この映画ですが、
ハビエルさん、ほんとこういう役が似合いますね〜。
そそ、やらしーの(笑)
ナタリー・ポートマンも本当に凄かった・・・
彼女のあの4変化(?)には、もう驚きと感激とで、うわぁ〜・・・とずっと心で言ってたかも。
そうか、ロレンソとの絡みがもうちょっとあっても良かったと。
確かに。
あ〜〜、これで終わっちゃうの〜?って感じもありましたもんね。
でも、あのラストで、彼女がロレンソの亡骸の手を
ずっと握ってるところが、なんだか切なかったです。
ステランさんも良かったですね。
彼、この映画の中で唯一まとも(?)だったし、彼の素敵さが光ってましたわ。
重要ではありましたが、脇の役だったけど
あの控えめな演技にとても好感を持ちました。
そうそう、スペインの歴史、高校の教科書や授業だけじゃ、ほぼ何も知らないに等しいですね。
イスラム教にほぼ全土を制覇されたときもあるようだし、知らないことが多過ぎの私です(^_^;)
その分、映画出補う・・てことで、(^_^へへ
初見時は「ふ〜〜〜ん」という感じでしたが
二度めに見直してみてやっぱり凄い作品だなぁと。
アマデウスの時代もそうですが
本当に人の運命なんて,政治や宗教次第でどんな悲劇にも転ぶ時代だったのですね。
スペインの異端審問・・・怖すぎ。
私はプロテスタントなのであんな時代にあの国にいたら殺されてたかも。
ナタリーは「ブーリン家」よりも凄い演技でしたね。
彼女,美しいだけでなくIQも高いんですってね!それも納得の演技派ですね。
ハビエルもまた目が離せない俳優さんです。
彼の「コレラの時代の愛」もDVDで観るのが楽しみーーー。
比べちゃいますよね。
でも、久々にそれに匹敵するくらいの出来の映画かな、と思いました。
ななさんは一度見て、さらに再見なさったんですね。
見応えあるので、再鑑賞にも堪えられますよね。というか、見れば見るほど良さが感じられるのかも。
そうそう、時代によって、上に立つ人の
考え、政治・宗教によって、その時代に生きて行く人の運命が決まっちゃうようなところがありますよね〜。
スペインの異端尋問、本当にすごい・・。
想像を絶する・・というやつでした。
唯一無二のものを信じるということは
こういうことなのかもしれないんですが。
お互い、今の時代に生きていて良かった・・とつくづく思いますよね。
ナタリー!本当に凄い演技でした!!!
美しくてIQも高くて、天は二物を与えたんですね〜^^
ハビエルも、あの目力はちょっと人には真似できないものがありますよね。
私も二人とも注目の俳優さんです♪
コレラの時代の愛ですが、私も楽しみにしてるんです〜♪
最近見るDVDには予告編が入ってて
それだけは何度も見ちゃいましたが、見れば見るほど期待度が高まってます♪
すご〜く上手いですよね。
無垢、アバズレ、狂気、どれも見事でした。
しかし、時代に翻弄される人々、それを冷静に見つめるゴヤ、見応えのある映画でした!!
あの・・・・・・、凜ブログに旅行記アップしました。。。
ものすご〜く長いです(汗)。
お時間のあるとき、見ていただけたら嬉しいです。。。
ホント、お時間のあるときでいいですので。。。
こんなに上手いとは・・でした。
そうそう、純真無垢な未だ少女という役、
そして彼女の娘であの娼婦の役、そして
その後の彼女であるあの狂気に陥った役、
どれをとっても素晴らしかったです。
この3つを一本の映画でしっかり演じ分けてるところなんて、感心しまくりでした。
>しかし、時代に翻弄される人々、それを冷静に見つめるゴヤ、見応えのある映画でした!!
ほんとですね〜・・・。
歴史に・時代に翻弄されるというのは
まさしくこういうことを言うんだな、というものでしたよね。
で、目線がゴヤで、彼は冷静に、ある意味とても淡々とその時々に起こってることを見つめて・・ この描き方は良かったなぁって思いました。
旅行記の紹介、ありがとうございました♪
昨夜遅くに、一日目と二日目を読ませてもらいました^^
やっぱり良いわ〜〜〜、羨ましいわ〜〜〜って思いつつ、感激しつつ、です^^
また今晩にでも続きをゆっくり読ませてもらいますね〜♪
これからそちらにお邪魔も致します^^