「近距離恋愛」

大学時代から10年来の大親友であるトム（パトリック・デンプシー）とハンナ(ミシェル・モナハン)。
２人は互いを知り尽くし、恋人同士のように度々一緒に出掛け、ひいては何でも打ち明けられる
男女の壁を越えた間柄だった。ある時、ハンナがスコットランドへ６週間の長期出張に発つ。
するとトムは、いつも自分のそばにいることが当たり前の彼女と離れたことで、初めてハンナへ
恋していると気付くのだった。そして、彼女が帰国したらこの想いを伝えようと腹を決めたトム。
しかし、再会したハンナは、出張先で出会ったという恋人を連れてきていた。さらにその恋人との
婚約を報告された挙げ句、結婚式での彼女の筆頭花嫁付添人を頼まれ、結局その役目を引き受けてしまい・・。


普通に楽しめたラブコメでした♪
核の部分はありがちと言えばありがちなもので、これまであまりにも
近くにいすぎてお互いのことを恋愛対象としては見てなかったけど
離れてみて初めて知ったお互いの大切さ・・とそんな感じのものでした。

でも、最初に二人が知り合ったハロウィンパーティの仮装で
トムはクリントン大統領になってて、モニカを探す・・って笑っちゃいました。
ラストもまたちょっとその言葉も出てきたりして、クスリ＾＾
あ～、そうだったクリントンとモニカ、スキャンダルだったなぁ、二人のジョークも
たくさんあったなぁ、なんて思い出し笑いもしたりして(^^ゞ

原題でもある、メイド・オブ・オナー（筆頭花嫁付添人）のお話は最近見た
「幸せになるための２７のドレス」が記憶に新しいけど、
こっちの方が面白かったです。役者さんもこちらの方が良かったな～。
パトリック・デンプシーのミニのキルトスカート姿も見れたし＾＾

それに何が良かったかって、ハンナが連れてきた婚約者が
スコットランドの人だったので、花嫁付添人も彼女の母親もおばあちゃんも
みんなスコットランドへ式に出席するために行くんですが、そのでの風景の
綺麗なこと！それに、あちらは公爵とのことで、いろいろしきたりがあって
それもまた興味深く見ることができました。

へぇ～、こんなこともやるんだ、へぇ～そうなんだ・・って
あちらの風習や習慣が面白かったし、その伝統とかしきたりの厳格さを
見てて、あ～いかにもスコットランドだなぁ～・・いいなぁ～・・と思った反面
自分だったらどっちが良いんだろう？って考えちゃったりもしました。
絶対にこういう状況に陥る事なんてないのにね(^^ゞ
　
スコットランド、風景は素晴らしい、彼もいい人ではある、それになんといっても
素晴らしい家柄でリッチ。普通に考えるといいわ～～～ってなもんですが
実際そういう人と結婚・・となると、やっぱりいろいろ考えちゃうなぁ、なんてねd(^-^)
でも、世界中でその人が一番好き、彼なしで生きていくなんて考えられない・・と
思えればしきたりも厳しい義母もOKなんでしょうけど＾＾

あ、でもこのトムもリッチなんですよね～。いったい何の仕事をしてるの？
という感じで遊びまくってる映像しか映りませんでしたが、
特許をとってて悠々自適なんですよね～。それにお父さんは病院を経営
なさってるようでしたし、何度も何度も結婚して
そのたびに膨大な慰謝料とか払ってると思われるのに、
全然金銭的には困ってないし。良いご身分の方々ばかりでしたわ。

これまたロマンチックなコメディの王道って感じで、新鮮さ・・というと
さほどないんだけど、安心して見ることができる、そんな感じの映画でした。
あと、わたし的にはハンナの母親役で、キャスリーン・クインランが見れた
のも嬉しかったです♪
個人的お気に入り度3/5

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