サン・ジャックへの道ハピネットこのアイテムの詳細を見る |
仲の悪い3人の子どもたち、長男ピエール、長女クララ、次男クロード。ある日、彼らのもとに
亡き母の遺言書が届く。そこに遺産相続の条件として、フランスのル・ピュイからスペインの
西の果て、キリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラ(サン・ジャック)まで1500kmにも
及ぶ巡礼路を一緒に歩ききること、となっていた。嫌々だったが、遺産欲しさに巡礼路のツアーに
参加する。彼らと2ヵ月の長旅を共にするのは、イスラムのメッカへ行けると勘違いしたアラブ系の
少年や、どこかワケありな女性などそれぞれに事情を抱えた個性豊かな面々たちだった・・。
スペインの友達の所を訪れる・・と言う話があがったとき
(結局いろいろあって彼女ところへは行ってないんですが(^^;;) )、
真剣にこのCamino de Santiagoを行ってみようかな、と思ったんです。
ガイドブックを買い、その道すがらのあまりに綺麗な景色に心を奪われて・・。
というわけで、映画の内容も楽しみだったんですが、彼らが歩くであろう
道すがらの風景がどんなのか、とっても楽しみだったんです。
で、勿論風景も綺麗だったし、内容もほんとに良かったです。
ゆっくり歩いて行く事の大切さ、個々の心にある問題や、それを
解決して行く過程、精神性なんかもしっかり描かれてた、素敵なロードムービー♪
仲の悪い長男・長女・次男の三人が、きっとこの旅を通じて
いろいろあって仲良くなるんだろうな、と言うある程度の予想通りの
展開の部分もあるんですが、それだけじゃなくて、さまざまな思惑や目的を
もって参加した人々の思いが、じんわ~りと伝わってきて、飽きさせず
見てる私を引き込ませてくれました。
携帯も通じない、雑魚寝もあり、そしてなんといっても”歩く”ということの
重要性とか、ゆっくりした時間が人間には必要なんだってつくづく思いました。
あまり深刻な風に描いてなかったところも良かったです。
ちゃんと笑いも織り込んでありましたから^^
誰一人としてキリスト教の敬虔な信者がいないという
巡礼の旅でしたが(^^;;) そこも良かった。
日常を離れ、最低必要限だけの物を持って(途中で余分な物は捨てて)
身軽になって、最初は苦しかった歩きの旅も、心身ともに軽くなっていく・・。
その様子がじんわり良いなぁ~・・と思わせてくれました。
敬虔な信者かそうでないかということよりも、なにもかも余分なものを
取り去った自分を見つめなおして、他人を受け入れて・・
こういう巡礼の旅って良いもんだなぁ、と思いました。
個人的お気に入り度3.5/5
仲の悪い3兄弟が巡礼の旅をするうちに仲が良くなるってはなしだけど
見てみるとそんな単純な作品ではなかったですね
それぞれの物語があったし、特に疾読症の少年とクララの関係が
素晴らしかったです。
折角文字を読めるようになれたのにお母さんに報告できなくて
残念でした。
ラストの彼とクララのシーンはやっぱりと思わずニンマリしましたよ
境界でユダヤ人というだけで二人を止めようとしなかった
自称聖職者の神父にはピエール同様むかついたよ、キリスト教の神は
平気で「人種差別」をするんだな心の狭いやつだって
でもピエールが「俺たちは家族なんだ!家族は一緒にいなければいけないんだ!」
という台詞ですかっとしました。
TBさせて頂きますね
メルさん,ここに行く予定だったのですか~~
凄い,凄い!予定っていうだけでも凄いです。
本当に行けたらよかったですね。
景色は美しかったけど,私は10分の1も歩けそうにないなぁ。
人見知りするから,見知らぬ人たちと四六時中一緒にいたくないし・・・。
でも,こんな合宿みたいな旅で,相手が見知らぬ人なら,かえって誰にも言えない打ち明け話とかできそうです。
余分な物を捨て去ったら,本当に自分に必要なものが見えてくるかもしれないし・・・。
ゴージャスな旅では得られない効果がきっと期待できるのでしょうね,巡礼って。
TB,ありがとうございました。
景色も綺麗で、和んじゃう映画でした。
>あまり深刻な風に描いてなかったところも良かったです。
ちゃんと笑いも織り込んでありましたから^^
結構笑えるシーンもたくさんありましたよね♪
3人の兄弟たちもおかしかったけれど、ラムジィ君なんかもいい味だしてました!
それとガイド役の役者さんも渋くて好きでしたわ~
全然それだけじゃなかったですよね~。
そこがまたすごく良かったです!^^
>折角文字を読めるようになれたのにお母さんに報告できなくて残念でした。
ほんと、是非報告させてあげたかったですよね・・・
ほんと、おっしゃる通り彼らはみんな”家族”に
なったんですよね。
一緒でなければ・・という言葉は胸に響きました。
巡礼の旅だったけど、敬虔なクリスチャンがいなかったので、そういう理由での差別がなかったのも良かったですよね。
彼らは宗教で差別する事なかったですもんね~。
見終わったとき、ほんとに清々しい良い気分に
なれる映画でしたね。
TB&コメント、どうもありがとうございました
巡礼の旅だったけど、重くならず、時々
笑いも入ってて、余分な物は荷物も心からも
捨て去って・・でしたもんね。
そうそう、ここ行こうか・・と言う話しに
なってたんですよ~^^
でも、いろいろありまして(^^;;) 行けなくなっちゃったんですけどね。
でも、いつかリタイアーしたら行って見たいな、と。
でも、そうですよね~、実際歩くとなると
もうそんなリタイアーしてからなんて無理かも(^^;;)
すでに今でも無理かもしれないのに(^^;;)
鍛えなくっちゃ・・ですね(^^ゞ
>ゴージャスな旅では得られない効果がきっと期待できるのでしょうね,巡礼って。
そうですね~。
きっと雑魚寝・合宿のような旅って、普通じゃ得られないものを得られるんでしょうね。
でも、年を取れば取るほど、しがらみが増えれば増えるほど、なかなかそういう旅が出来なくなってきますよね~・・。
私も人見知りするタイプだし、やっぱり無理かな~(^^;;)
TB&コメント、どうもありがとうございました~
ほんと、笑えるシーンも結構ありましたよね。
シスター2人がなにやら裏で書き換えてるシーンとかも笑えたし(^^ゞ
シリアスな”巡礼”の旅じゃなかったところが良かったです。
家族再生、心の再生の旅でしたもんね~。
>それとガイド役の役者さんも渋くて好きでしたわ~
はい~!私も好きです♪
こんなにひっちゃかめっちゃかな面々を
自分でも悩みを抱えてたのに、ちゃんと目的地まで
連れて行って・・良い人でした~。
それに、素敵でしたよね^^
そうそう、ラムジー君も良い味だしてましたね~(^ー^* )フフ♪
こういう映画、時々見たいな~と思いました♪
TB&コメント、どうもありがとうございました
新たな自分を探すことが巡礼の目的なのかもしれませんね。
そのために「歩く」という動作が
自分自身を振り返る良い効果になっているのかもしれませんね。
でも、仲の悪い3兄弟はすごかったですね。
特に長男と長女の取っ組み合いの喧嘩には
そこまでやるのかと逆に笑ってしまいました。
>誰一人としてキリスト教の敬虔な信者がいないという巡礼の旅でしたが(^^;;) そこも良かった。
そう言われればそうでしたね。
信仰が人を救うのではなく、
クララとラムジイのように人とのつながりが人を救うのかもしれませんね。
>目的地に着くことが目的ではなく、新たな自分を探すことが巡礼の目的なのかもしれませんね。
ほんとそうですね。
こういう徒歩での旅は、到着した時の感慨も
ひとしおでしょうが、やはりたどり着くまでに
経験したこと、出会ったこと、見たこと、
わかったことなどなどが、とっても大切な旅の意味なんだと思います。
それにおっしゃる通り、信仰が人を救うのではなくて
人と人との繋がりが人を救うんだろうと思います。
やっぱり人生で出会った人で、その後の人生が
変わるって事はほんとにたくさんあるし
誰と出会うか、出会えるかっていうのは生きていく上で、とても大切ですよね。
今年はひでさんにも出会えて、とても有意義な年でした^^
いろいろありがとうございました♪
また来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m
観た方がいい!なんて言いますけど、この作品
こそ映画館の大画面で観たらどんなに良いだろ
う…なんて思っちゃいました。
ほんと「なんだこれ?」と笑ってしまうような
絶景の連続でしたね。
メルさんの記事でも触れられてましたが重い荷
物をポイポイ放り出して、身軽になって山道を
駆け上がっていくあのシーン。言わんとしている
事がじわ~と面白やさしく伝わってきましたね。
いいシーンでした~☆
そのあとの"テレコム"君の悲劇で「軽すぎても
ダメ★」なんて返しもあってフランス映画だな~
と…。^^
TB&コメントありがとうございました~☆
あの広大だったり、ものすごく綺麗だったり
歴史を感じられる街だったり、大画面のスクリーンで
見れたらどれだけ良かったか・・ですよね。
時間がないってのも理由のひとつですが
こういった見たい映画がこの街には来ないんですよね~(^^;;)
困ったもんです。
商業ベースに乗った興行的に大当たり絶対するぞ的な
映画しか来ないんですよ~。
あとは邦画と日本のアニメ・・(^^;;)
・・と愚痴になっちゃいましたが(^^ゞ
人生一度でもいいから、なにもかもしがらみを
捨て去って、身軽になってこういう旅をして見たいもんだなぁ、とつくづく思いました。
多分出来ないんだろうな、とも思ったけど。
でも、おっしゃる通り、あの身軽になって山道を
駆け上がって行くシーンはじんわ~りと良かったです~♪
寝食をともにするってことだけでもかなり親密に
なれると思いますが、こうやって、それもただの団体パック旅行じゃなくて、こういった旅をすると
普通に暮らしてたんじゃありえないような絆が生まれうるもんですね~。
>そのあとの"テレコム"君の悲劇で「軽すぎても
ダメ★」なんて返しもあってフランス映画だな~
と…。^^
あ、そうそう、それもありましたね^^
ちょっと皮肉ったような洒落た(?)台詞が
フランス映画だな、と感じさせてくれましたよね(^^
TB&コメント、どうもありがとうございました~