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「オーストラリア」

2009-08-21 | 映画「あ」行
イギリスの貴婦人レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、オーストラリアの
領地を生計の足しに売却しようと旅立ったまま1年も帰ってこない夫を訪ねるため、
ロンドンから初めてオーストラリアへ向かう。到着すると、夫ではなく、ドローヴァー(牛追い)
(ヒュー・ジャックマン)という名の無骨なカウボーイに出迎えられる。初対面は共に印象が
悪く、互いに反感を抱きながら領地への旅を続ける二人。いよいよ領地へ辿り着くサラ
だったが、権力者の仕業で屋敷は荒れ果て、さらには衝撃の事実を知らされる。サラは、
抵当に入れられた領地を守るため、1500頭の牛を遠く離れたダーウィンにいる軍へ売ることを
決心するのだが・・。



あまり評判がよろしくないらしい・・、さらに時間も2時間45分という長丁場。
どうしようかな~・・と思ってたんですが、時間が取れる今のうちに・・と
見ることに。ちょっと恐る恐るだったけど、冒頭、わけがわからないうちに、
水中にいるナラ(ブランドン・ウォルターズ)の上に倒れ込む男。
お、これは面白くなりそう?と掴みはOKでした。
 
その水中にいた男の子がナラという名前で、アボリジニと白人の
“ハーフ”だということ、そして倒れ込んだ男がサラの夫のアシュレイ卿
だということは、しばらく経ってからわかるんですけどね。
この“ハーフ”のナラが良かったです。彼の瞳がとても美しくて、力強くて、
純粋で。彼を演じたブランドン・ウォルターズが良かったとも言えるし、
彼の役がとても重要な部分を占めいてた映画でした。

オーストラリア版、風と共に去りぬ風の作品で、長かったけど見応えは充分。
ただ、いろいろなことを詰め込み過ぎて、焦点は散漫になってましたけど。
基本、長い映画は嫌いじゃないし、様々なことをじっくり見せてもらえるのは
好きなんです。それでも、この映画は長い割には登場人物、特に
サラとドローヴァーの人物描写が甘かったかなぁというところがあり、
人間ドラマとしてはちょっと物足りなかったかも。

でもです、オーストラリアの自然と、牛と馬の大群と、馬を見事に乗りこなす
ドローヴァーたち、そして“オーストラリア”に対する監督さんの思い入れは
充分感じる事が出来ました。アボリジニ保護という名目で、母親から強制的に
引き離し、施設に収容するというお話では「裸足の1500マイル」を
思い起こさせるところもありました。

でも、あれはその部分にテーマをしぼって描いてあったので、分かり易く
感情移入もしやすかったですが、この映画は、そこにもテーマがあり、
さらにはサラとドローヴァーの恋愛あり、西部劇風悪役がしっかりいて、
日本がオーストラリアに攻め入る戦争映画の部分あり・・と、かなり
詰め込んでありましたわ。なので、アボリジニに対する部分の描き方は
ちょっと不満あり・・でした。

でも、ヒュー・ジャックマンの笑顔が素敵だったし、馬に乗りこなし、
ワイルド~♪というところも見ることが出来、さらにはタキシード姿の
凛々しき姿も見れたので、満足^^
それに引き替え、ニコールは綺麗だったけど、妙にひょろひょろと
スリム過ぎるくらいスリムな体が印象に残ってます。
服装もそれを強調するかのようなものが多かったんですけどね。
棒のようでしたわ(^_^;)
デヴィッド・ウェンハムは、すっごく嫌な奴ニール役。先日
「チルドレン・オブ・ホアンシー」で彼を見たばっかりでしたが、
今回は、こいつはほんとにどうにかしてやりたい!と思うほどの悪役を
見事に演じてました。

大河ドラマ的で面白かったし、小出しに来る盛り上がる場面。
牛を船に乗せたところで終わるのか?と思ったら、その後に来るさらなる
エンディング、と。散漫さは否めないけど、なかなか面白くはありました。
この映画を見て、↓この写真の木が一番印象に残りました。


個人的お気に入り度3.5/5

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12 コメント

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なるほど^^; (may)
2009-08-21 17:16:21
ヒュー・ジャックマンを楽しむには良い映画みたいですね(笑)←最近そういうの多いような。。。^^;
たまっている映画を見てしまわなくては。。。
TBありがとうございました (KGR)
2009-08-21 23:41:59
>いろいろなことを詰め込み過ぎて、焦点は散漫
一言で言えばこれに尽きますね。
延々と続くストーリーに落とし所が見えなくなり、
いったい誰の物語なのかもぼやけてしまいました。
もったいないです。
長尺なれど・・ (tak)
2009-08-22 00:59:06
長いけどそれなりに楽しめましたね。「風と共に去りぬ」ぽい白人カップルの物語に、アボリジニーをめぐる現実、バズ・ラーマンぽいファンタジックな演出、戦争映画、そして監督自身の祖国への愛情が込められているから、長くてある意味当然。その分だけみなさんおっしゃるように散漫な出来ではありますね。

何者をも包み込んでしまうよなオーストラリアの大地の雄大さは魅力なんですが、アボリジニーに関する描かれ方はあくまでも白人の理解を超えた存在。そこがどうも・・・。アボリジニー差別の現実を描いた映画なら、同じオーストラリア出身フィリップ・ノイス監督の「裸足の1500マイル」の方がずっと感動的だし、問題提起も優れてる。

バズ・ラーマン映画らしいてんこ盛りエンターテイメントとして楽しむのが吉でしょう。「虹の彼方に」がよっぽど好きなんでしょね。
ヒュー♪ (ちゃぴちゃぴ)
2009-08-22 01:16:00
私もね、これ映画館で観るつもりはなかったんです。
恋愛くさい映画はねぇ、オマケに長い。

オーストラリアの大自然は堪能できました。
なによりも堪能したのは、ヒュー・ジャックマン♪彼には、そう思い入れはないんですが、ステキでした。アカデミー賞の司会もステキだった。あの歌のうまさ!ミュージカル映画観たい~。
9月に、ウルヴァリンは観に行きます。
横それた。
映画としては、いっぱいありで散漫なイメージはありますね。だもんで、私もぐっとくる部分は薄かったです。いっぱいありで長さを感じなかったのはよかったことでもあるけど。
悪役でも、デヴィッド・ウェンハムが観られたんでいいの。ハハハ
mayさんへ♪ (メル)
2009-08-22 09:52:57
mayさん、こんにちは~☆

もうすっかり戻ってきて日常の生活になられましたでしょうか?^^
残暑もありますし、お体には気をつけてくださいませ♪

んで、この映画ですが、
良いですよ~、ヒュー・ジャックマンを堪能するには(^ー^* )フフ♪
ワイルドで素敵なんです(*^^)v
さらにタキシード姿は凛々しいし。
是非、時間がありましたらご覧になってみてください。
あ、でも、これ、長いんですけどね(^_^;)
KGRさんへ♪ (メル)
2009-08-22 09:59:36
KGRさん、こんにちは~♪

TB、それにコメントもいただいて、どうもありがとうございます☆

そう、これ、一杯詰め込んでありましたねぇ。
基本、長い映画はかなり好きな方なので、長いのは良かったんですが、焦点が散漫なのがちょっと・・でした。

オーストラリアのあの自然と、良いエピソードも、面白いところもあったけど、そのあたりで勿体なかったですよね。
takさんへ♪ (メル)
2009-08-22 10:11:54
takさん、こんにちは~☆^^

そう、長かったけど、それなりに楽しめました。
私は長い映画って結構好きなんですよ(^ー^* )フフ♪
じっくりいろいろ見たいので。

この映画では、エピソードが多かったので、じっくり・・という部分ではちょっと物足りないところがありましたが、takさんも書いてらっしゃるように、監督さんのオーストラリアに対する思い入れも充分に感じる事ができました。

それとアボリジニーに関する描き方は、takさんと同じく、記事にも書きましたが、「裸足の1500マイル」の方がずっとずっと良かったです。

でも、なんだかんだ言っても楽しんで見たし、それなりの満足度があった映画でした♪
そうそう、虹の彼方にも良い使われ方してましたよね^^
ちゃぴちゃぴさんへ♪ (メレ)
2009-08-22 10:55:47
こんちは~☆^^

そう、お互い恋愛恋愛してるドラマは
今ひとつ・・でしたもんね(^ー^* )フフ♪
私も、今ひとつラブストーリーが大好き・・と言えない人なもんだから(^_^;)

でも、これは恋愛もあったけど、オーストラリアの自然もあり、西部劇風なところもあり、神秘的なところあり、で
焦点ぼやけてたけど、その分楽しめたかもしれないなぁって思います。
そうそう、ちゃぴちゃぴさんが書いてくださってるように、小出しに感動って感じで、グッと深くくるものってのはなかったですよね。
でも、小出しにしてくれたので、長くても飽きなかったかも(^^ゞ

で、ヒュー様ですよね~(^ー^* )フフ♪
私も同じく、そんなに彼に思い入れがある訳じゃないけど、この映画ではかっこよかったですよね~(*^^)v
ワイルド&凛々しく素敵でしたわ~。
ウルヴァリン、見に行かれる予定なんですね。
良いなぁ。
こっちに来るか?? 一つ映画館が増えたんだけど、妙に狭いところで、今ひとつ・・。
映画館へはほんと足が遠のいちゃってます(^_^;)

お、ちゃぴちゃぴさん、デヴィッド・ウェンハムお好きなんですね♪
格好いいですよねぇ(*^^)v
今回は、こいつどうにかしてやりたい!と怒り心頭の役柄でしたが(^_^;)
やっぱり良い男だわ~と思いましたもん。るっきんぐっどでございます(^ー^* )フフ♪
Unknown (小米花)
2009-08-29 14:57:29
今日は~!
やっと平常運転になりつつあります。^^

この映画、壮大な自然が素晴らしかったですね~。
でも、最後牛を積み込んで勝ち!っというところが、なんとも現実的で、でもそれがまた良かったのですけどね!

ヒューの変身ぶりが、う~~ん分かってはいるけど、良かったですね。
彼がオーストラリア出身ってそれまで知りませんでした。



小米花さんへ♪ (メル)
2009-08-30 08:40:38
小米花さん、こんにちは♪^^

記事を読ませていただいて、わぁ~いいなぁ~・・・と思ってたんですが、コメント残さず(^_^;) また後ほどお邪魔しますね~^^
とりあえず?お帰りなさ~い^^♪

で、この映画ですが
ほんと、壮大な自然が良かったですねぇ。
お話も詰め込んであって、いろんなオーストラリアを見せてもらいましたが、やっぱり自然が一番良かったかも。
そうそう、あの牛を積み込んで勝ち!っていうの爽快でした^^
あそこで終わりかな~?と思ったら、まだまだ続きましたけど(^_^;)

ヒューの変身ぶり、素敵でしたね^^
ワイルドな彼も、そして凛々しく紳士らしい彼も、良いわ~~~って思いました♪
Unknown (M)
2009-09-09 20:47:21
メルさん、

そうでした! 水中のナラのカットは凄くインパクがトあって、期待が膨らみましたよね。
でしたが、これだけ詰め込まれると結果的にはやはり散漫という印象をもちました。
長さは全く気になりませんでしたけど、海の底深く引き込まれたような「チェンジリング」などと比べると浅瀬でパチャパチャやってたくらいの違いはありました(笑)。
私もブランドン・ウォルターズのナラがとても素晴らしかったと思います。 彼じゃなかったら、さらにメリハリがなくなってしまったような気がします。
Mさんへ♪ (メル)
2009-09-10 08:01:11
Mさん、こんにちは~♪

そうなんですよ~、あの冒頭はなかなか
衝撃的なものだったので、これからきっと面白くなるぞ~~~と思ったものでしたよね。
でも、やっぱり詰め込み過ぎでしたね~。
それぞれのエピソードは良いんだけど、散漫になっちゃって。

>「チェンジリング」などと比べると浅瀬でパチャパチャやってたくらいの違いはありました(笑)

Mさん、上手い!(笑)
ほんとほんと、そのくらいの違いがありましたね^^
でも、ずっとバチャバチャやっててくれたので、飽きずに観ることだけはできましたけど^^
この長さで、凪が長かったら、かなり退屈したかもしれないんですが、それはなかったのでホッ♪^^

そうそう、ナラ役の子、ほんとに良かったですよね~。
あの目にグッときちゃいました。
ネイティブアメリカンものとか、アボリジニやイヌイット、そいった人たちが出てくる映画ってとっても好きなので(精神が洗われる気がするんです^^)彼にももっとたくさん映画に出てもらえるように、アボリジニの映画もまた誰かが作ってくれないかなぁと思っています。

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オーストラリア’08:オーストラリア ◆原題:AUSTRALIA◆監督・製作・脚本: バズ・ラーマン「ムーラン・ルージュ」「ロミオ&ジュリエット」◆出演: ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・ト...
オーストラリア (M's daily life)
「オーストラリア」 原題: AUSTRALIA  (2008年 豪・米 166分) 監督: バズ・ラーマン 出演: ニコール・キッドマン、ヒュー・...
オーストラリア (近未来二番館)
オーストラリア - goo 映画 2月28日 映画館にて鑑賞 人生はいきなり今日からは始まらない。 先日義母と「ベンジャミン・バトン・・」を観に...
【オーストラリア】 (+++ Candy Cinema +++)
【AUSTRALIA】 【監督・製作・脚本】 バズ・ラーマン   【脚本】 スチュアート・ビーティー、ロナルド・ハーウッド、リチャード・フラナ...
mini review 09409「オーストラリア」★★★★★★☆☆☆☆ (サーカスな日々)
映画『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が、壮大なオーストラリアの自然を舞台に描く運命的な愛の物語。主演は『ムーラン・ルージュ』に引き続きバズ監督作品参加となるニコール・キッドマンと映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の...
『オーストラリア』 (『映画な日々』 cinema-days)
オーストラリア [DVD] 1939年、英国貴族夫人が音沙汰知れずの夫を頼りに 単身、オーストラリアの牧場にやって来た... 【個人評価:★★ (2.0P)...