柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

銘々

2014-03-21 08:45:23 | Weblog
マレーシアの飛行機失踪事件、なかなかミステリアスですが要はどこに落ちたかですね。ワイドショーもニュース番組も専門家を連れてきて解説してくれます。どこかの飛行場に降りたらすぐにわかる。それを秘密にし通せるものではない。ならばどこかに落ちたしかない、それが墜落であれ予定された不時着であれです。誰も知らない秘密の滑走路でもあればその限りじゃないのでしょうが、なんだかサンダーバードの世界のようで、この時代そんな滑走路が造れる筈がないです。という常識的発想が実は向こうさんの思う壺で、中国には何がどこにあるのか誰も知らないんでしょう?なんて推理小説のようですがそういうことはあり得ますわね。でも、何の目的で?目的なんてそういう判断自体が常識に縛られてます、犯罪と呼ばれるものは社会規範からはずれているだけのことで、当人がやりたいと思えばそれで十分な動機ですからね。その他大勢が頷いてくれるか否かの差でしかないことです。何でそんなバカを?ですが、それはあなたが思うことで、当人にはやらねばならぬことだったわけです。でも、巻き込まれた人達はいい災難で。日本での報道が全く他人事の謎解き風に流れるのも、乗客に邦人が含まれないからですね。情報網ってのは世界中を覆っているのでしょうが、それでもだだっ広い海まで全てを包んでいるかと言えば薄い箇所もありましょうしね、戦略的に重要でない、航路からも離れている海域ってのは監視する要がないですからね。と素人はわかったように見てきたように考えるのですが、そんなことは当局には一等初めから想定内で。機長がやったか?それにしてももう何日経ってますか。落ちたにしても何の情報もないってのはやはり大海の彼方、深山の奥なんでしょうねぇ。すみません、〆が一番素人くさいことでした。
 ゴーストライターの定義、是非論があちこちで見られます。悪いことじゃない、業界ではよくあることだという解説が目立ちます。佐村河内某のワルさは聴力障害者を騙ったことだとも。あのホリエモンの本もそうだったとか、あれこれ余録が漏れてきます。自分でか文章書くのではない、話をしてそれを誰かが文章に起こす、それを本にするのは業界の通常の手段です。それはゴーストライターではないのです。と、色々不都合が業界内にもあって、佐村河内を一方的に糾弾できぬというわけです。なかなか勝手な理屈で面白いことですわ。
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面子

2014-03-20 08:23:42 | Weblog
かのSTAP細胞、再現するのに3カ月、実験結果をまとめるのに一年かかると理研の親分、野依さんが言ったそうです。ああ、まだ未練なのね、と唄の文句のように。週刊誌だけでなく月刊誌新潮45の今月号でもバッサリです。こんな無茶苦茶な論文誰が投稿許した?という話になってます。つまり理研の責任。野依さんあんただ!と。早く取り下げて(あの論文はどうあがいてもダメです)、一方で意地をかけてSTAP細胞なるものを作りあげる。きっとあれも嘘なんでしょうけれどね。詳しくは新潮45と、今朝の朝日と毎日に解説があります。
 プーチン政権、終わりの始まり、だそうです。終わりの始まりというフレーズ、よく見聞きしますね。北朝鮮然り、中国然り、自民党も民主党もそう呼ばれてましたね。この言葉自体は対置法というのか反対語を重ねる修辞的表現ですが、終焉に向かって動き始めたという意味です。マスコミが好きですよね。普段には使わぬ言葉ですが、こう書かれて本当に終わったことがないというのも特徴で。北朝鮮も中国も全然終わりませんもの。プーチンも終わりませんよきっと。あの会見聞きましたか、中国よ賛成してくれてありがとう、アメリカよこういう手続きがどう民主主義に反するのか教えてくれと言い放ちましたもの。
 元ワイルドワンズ、渡辺茂樹の死亡記事です。ええ?まだ若いだろうに。63歳だそうです。途中からの、落ち目になった時のテコ入れで加入したメンバーでした、よく覚えてます、6年生の時でした、「バラの恋人」でした。クラスに大ファンの女子がいて筆箱や下敷きにこれでもかと写真貼り付けていてキャーキャー言うてました。その年代の女子はもう大人でしょう?かたやで男はまだ犬っころで。いぃつでも会うたぁびにぃ きぃみの返事を 待ぁってるぅのに まぁた今日も~。唄えますよまだ。でも再結成を何度もやってるバンドですけど、映像には一度も出ませんでしたね。オリジナルメンバーじゃないから?それとも喧嘩別れでもして?と、ワイルドワンズ見るたびに思ってましたが。合掌。
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意思

2014-03-19 08:22:08 | Weblog
クリミア編入、併合、領土拡大、固有の領土・・・戦争ですか。ですね。この時代に領土拡大だなんて、そういう見出しに驚きますね。湾岸戦争もフセイン退治もビンラディン退治も侵略であったにせよ(安倍さんじゃないですが定義の問題ではありますけれど)あの国を乗っ取ってやろうとかかじりとってやろうとかの意図じゃないですね。いえ、政権ひっくり返して結果としてこっちの思い通りにする、エジプトやリビアでやった手口、強欲資本主義によるショックドクトリンという観点から見れば乗っ取りではあるのですが、今回のように領土をもぎ取るという顛末はあからさまです。プーチンさんもわざと宣言してますねあれ。言葉ごまかしませんからね。日本人なら(日本人に限りませんが)言い訳がましく、住民の安全治安を保持するために取り敢えず介入するが、その後は民主主義的解決に従うとか何とか言ってるでしょうね。クリミアの諸君、今日からあなたたちはロシア国民だ、なんては言わないですねきっと。つまりズドンとカマす。横っ面ひっぱたく。オバマの脅しが全く効きません。ヨーロッパ諸国は明らかに腰引けてますよ。民主主義の通用しない国は罰する、その一点ですから弱いですよね。中国はどうなのよ?シリアでの弱腰が全てを引っ張ってますか、もうアメリカの脅しは効きません。更に満天に晒しましたね。固有の領土。フルシチョフの54年の処置が間違いだったんだとの理屈があるようですプーチン側に。固有の領土と言い出したなら、うぬ?北方領土に上手く回る?なんてのも大国ロシアの一挙手一投足に息を顰めてる小国の卑屈さですね。敵さんはきちんと領土拡大、併合と宣言してるんです。これも凄いなぁと思うことです。ちなみに併合と表記してるのは産経だけです、あとはどこも編入です。この違いも面白いことで。
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予定

2014-03-18 08:23:52 | Weblog
理研の研究室には小保方ユニットリーダーはじめ関係者は出入り禁止なんだそうです。証拠隠滅の虞ありということなんですね、こりゃ犯罪者扱いで。昨日は、さぞや当人、夜っぴいてSTAP細胞の再現に躍起になってるだろうなと書きましたが、それもできぬとなればきついことでしょう。週刊誌があれこれ暴くのでしょうが見出しもきついこと、どうしてやっっちゃった?そうですねぇ、今までの公表されてる経過みれば「やっちゃった」ですからねぇ。黒幕がいるのか。 
 ベビーシッター事件は如何ですか?どうしてそんなのに子供を預けるんだ?これに尽きますよね。でもニュースはどこも、NHKも民放もどこも同じトーンです、母親のことについてはコメントも何も出さない、どんな母親かも言わない。あのニュース見た人なら10人が10人とも母親を咎めたでしょうにね、何してんのよ!どんな母親よ!もちろん家庭環境は銘々色々でしょうし、こういうビジネスが現に成り立っているわけです。こんな事件にならぬ限り、全国版にはなりません。が、皆が月光仮面になる、教育評論家になって眉をひそめるのです。流す方は流す方で、そういうニュースですから、で終わりですか。いかにも、の母親が出てきたらそれで満足で。ううむ。死んだ子が哀れですか。こっちはこっちでそう言ってればいいんですけれど。予定調和そのもの。
 横田さん訪蒙、マスコミは孫娘と曾孫に会った祖父祖母の嬉しそうな笑顔を前面に出して、この気持ちだけはどの国も共通でしょう、共感できますよねでまとめていきます。それでいいなら、です。安倍さんも胸が熱くなったとコメントしてますから、こっちへ流したいのですね。解決のように思わせる?解決近いと匂わせる?横田さん夫婦のお気持ちを評するのでは決してないですが。
 
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命脈

2014-03-17 08:18:08 | Weblog
横田夫妻がモンゴルでめぐみさんの娘(お二人の孫、向こうの言い分が本当であれば)と会ったという話です。新聞には首相主導とあります。何とか突破口をと焦っているのだとの評が載ってます。私の内閣のうちに(国会答弁や記者会見で自分達のことを「安倍政権では」と常に呼ぶ人です、俺がやらねばとの責任感、溢れる自負、乃公出でずんばの心意気ですが)と一等初めから言い続けていることです。アベノミクスや憲法関連事にばかりかまけておれないとの気持ちではありましょうが、何とも歯がゆいですないつまで経っても。素人が勝手なことを・・ですもちろん、が、歯がゆい。家族の会も、こういう抜け駆けは許しがたいことに違いないですが、横田さん夫婦も高齢になって残された時間は多くないとの見解です。これは仕方ないことでしょうか。何と言っても横田夫妻が、横田めぐみさんが拉致被害の象徴です、日本中に知れ渡っている名です、外交カードに利用するならこの人達です。そういう向こうさんの意向に乗る、まずは乗る、そういう対応でしょうか。ううむ。勝手なこととは十分知りつつ、横田さん夫婦の感じて来られた歯がゆさに如何ほども届かぬと知りつつ尚思います。他に手がないのか?
 STAP細胞騒動。この細胞の存在自体が疑われてますが、でもそこが危ないことなら共著者が許さないでしょうさすがに。できたことはできたんだと信ずるのみですが、こちらは今後の展開です。他のどこかの研究所で再現されるか否かです。当の本人が、謹慎言い渡されていないのであればそれこそ必死に実験繰り返していることでしょうが。問題は本人の研究者としてのリテラシー欠如具合です。流用盗用差し替えなんてのはミスじゃありません明らかに故意です。悪いこととは思わなかったなんて言い訳が通る筈もないのです。だから野依さんが未熟な研究者と断罪して本人の所為に解決しようとするわけですが。彼女は終わりましたが、この夢の細胞はまだ命脈を保ってはいます。さてさて。
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解決

2014-03-16 10:28:38 | Weblog
山本前知事死亡記事です。昨日のTVテロップで知ったことでしたが、ううむ、無念だっただろうなと思い遣ることです。病状は徹底して伏せられてました(知る人ぞ知るではあったのでしょうが)が、今朝の新聞には肺癌にて死亡とあっさり書かれてました。医者の間ではあの顔貌の変化は薬剤の影響に違いないことは常識の範囲でしたが、そこから先はあくまで推測でした。柳井の人でした、高校の8年先輩でした、衆院選に二度続けて負けて、その頃の容貌とはあまりに違う姿で知事デビューされて、誰の目にも異変は明らかでしたが。念願の知事に就かれてこれから、やっとこれからの時に・・です。さぞや御無念。合掌。
 アンネの日記事件、あれで解決なんですかね。おかしな奴の起こした事件。ユダヤ人蔑視とか人種問題とかナチス礼賛とか、イスラエル大使館がコメント出すほどのそんな「高尚な」ことではない、ただのアホな目立ちたがりぃの仕業。そう解決するんでしょうか。それが楽ですね。思想がどうのこうのは面倒くさいですから。
 東芝のデータ韓国への流出事件。これも、何を今更?の感ですね。こういう流出、頭脳流出も含めて、は週刊誌や雑誌ではよく読む話題です。今の月給の何倍何十倍もの報酬で釣る。とても単純な動機であり手続きであり。今回のようにその人(個人的伎倆とか知識、能力とか、一身専属の事柄)が買われるのではなく、データが買われる場合、つまり運び屋として買われる場合も多いことでしょうが、一時の大金に目が眩み・・の顛末です絵に描いた如き。でも眩みましょうね、日頃から金にだらしなければ余計にです。転職とは名ばかりに、捨てられるのも必定です。ま、それも覚悟の上だったのでしょうけれど。
 ブルートレイン「あけぼの」ラストランだと報道です。何年か前に、当地側の九州行のブルートレインが次々になくなっていきました、あの時は新幹線のこちらまで延びてない頃、小学生時分に今で言う「撮りテツ」だった頃を懐かしく思い出したことでしたが、これも時代の流れです。上野発の夜行列車降りた時から青森駅は雪の中、のそのまま上野発青森行きです。もっとも阿久悠がイメージしたのは、TVで感想を語る集団就職した経験者たちの言うような、豪華な寝台特急ではない、向かい合いの四人掛けの固い椅子席の普通車、特急ではない急行や準急といった夜行列車だったのかもしれませんが。あの寝台車に乗るのが憧れだった、あけぼのに乗って帰るのが成功の証しだったと口々に話してます。貧しい日本の風景です、日本中何処にも転がっていた風景、心持、生活です。でも、映像見ているに、雪の中を走る姿は、雪を体中につけて上野駅に滑り込んでくる姿は、当地のような温暖の地を走っていたブルートレインとは趣を異にする、ドラマ仕立ての似合う風情がありますね。花の東京へ出て行くぞ!の決意とか、故郷に飾る錦の背景として。都会と鄙との歴然たる差を感じるのは田舎者の方なのですが、そこを包み込む装置でもあったのでしょうね。夜の威力ですか。
 宇津井健さんの死亡記事です。山口百恵の赤いシリーズの脇としても有名(私は見てませんが、そういえば3歳年下の妹がよく見てました)ですが、いえ、私にはザ・ガードマンです。この人はキャップの役どころでしたが、神山繁(だったですよね)だけは部下なのに高倉っ!と呼び捨てにするんです。こういうことよく覚えてます。藤巻潤とか中条某とかが脇を固めてましたね。特段の筋立てじゃなかったと思うのですが、ガードマンという呼称のハシリだったのでしょうね、警備員じゃドラマにならんでしょうし。この人表情作る時目を動かすと頭の皮ごと動いてしまってましたよね。気づきませんでした?合掌。
 
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地震

2014-03-15 08:25:18 | Weblog
昨朝未明の地震、びっくりしましたよ。震度5弱(不思議なことに震度5ってのはないのですよ、5弱と5強だけ。誰が決めた?)だそうで、ああ、あれくらいがこうなのねではあるのですが、夜中の出来事で気味が悪いことでした。すぐにTVつけました、もう速報やってました、これは有難いなと実感しました。他所の地震速報はあくまで他人事です、それこそ3分も経たずにテロップが出るでしょう、すごいなこれと感心するだけですが、我が事となるとどこが震源?次は?とそれを知りたいことしきりの気分です、でジャストに情報です、有難いことです、こういうインフラストラクチャーが幸せなことなのです。つくづく感じ入りましたね。で、震源です、何と目と鼻の先じゃありませんか、これにもびっくり。そう言えば10年も前に震度5レベルの地震がありました、そう思いだして、あれは安芸灘とかの広島の震源だったよなと。で、今回です。ああ、こっちも地震の地域会と、改めて思いなおしました。南海トラフ地震だけじゃなくて、「自前の」地震もあるんだぞと教えてくれたというわけです。向こうがプレート型なら、こっちは活断層型でしょう。もう一つ、TVで示されつ震源の位置、大きなバッテンですからラフな表示であることはわかってますが、山口県(光、下松)と大分国東半島の間です、で、伊予灘って?伊予って松山のことですからね。山口県の瀬戸内海は周防灘とばかり思ってましたから、ええ?と噛みつく気分でした。いえ、正確な境界を知りませんから、周防灘、伊予灘、安芸灘の境界はああなってると言われればそれまでなのですが、じゃぁ柳井の海は伊予灘かい?母校柳井小学校の校歌は、朝の周防灘バラ雲に~で始まります。嘘?あれ。
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過敏

2014-03-14 08:21:23 | Weblog
Japanese only.なんと過敏な過剰な反応だこと。ナイーブと言うべきでしょうか。スポーツとは・・という大上段ですどなたもこなたも。しかし一番の理由はFIFAに倣えです。もっと正確には、ここに逆らうな。ヨーロッパなどでは人種差別はご法度なのだ、これに従わねば世界ランキングに障るということなのでしょう。正確には人種差別じゃないですね、say No to racism なんて横断幕が写されてましたが、英語では人種も民族も race ですからごった煮になる、それもわざとのことなのでしょうが、人種、白の黒の黄色のではなく、民族差、つまりは文化の相違への違和感、もっと正直には嫌悪感は、あの横断幕を張り出した連中の思いもわかる気がします。民族差は即ち人種差だというのは白人側からの独断でしょう、黄色のうちでもこれだけ違うってのは白さん達にはわからぬことかもしれません。もっとも白さんのうちでもスラブのアングロサクソンのユダヤのと諍いは今更私が指摘することでもありませんが。だからこういうことには過敏に反応するのだと言う理屈は理解します。以前(今でもどこかであるかもしれませんが)銭湯でそういう騒動があったですよね、外人が無茶するからという理由で。この表記もそういうことだったんでしょうけれどね。と言い訳すること自体、許されぬが風潮であり、FIFAの掟なのでしょうね。
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遺憾

2014-03-13 08:26:35 | Weblog
ベアって前からよく聞く単語で、給料に関することであることは文脈からわかりますが、熊に関わる故事とか物語から引いてるのかとか、ベアリングの意味からの派生かとか、あれこれ思いながらすぐ忘れて答えが出ないままでしたが、それをベースアップの略語だと知った時のなあんだ感の大きかったこと。ベースアップなんて短い言葉をどうして略す要があるんだ?とツッこむことですが、想像するにベースアアップと直截に表現するをみっともないとか恥ずかしいとかの気分なのでしょうね。給料上げろ!とははしたないこと、日本人らしい心持でしょう。でも要求しないといけないから、わざとごまかしてベア、何のこっちゃ・・でしたが。官製春闘だそうです、新聞見出しです。なるほど、首相の口から労働者の給料上げてくれなんて言うのは前代未聞でしょうね日本においては。民主党が政権の時ならいざ知らずですが、連中すら言わなかったですしね。連合が安倍さんにつくのもさもありなんではあります。政権が企業側に付いて労働者を搾取するのが資本主義ですからね、マルキシストに言わせれば。誰が敵で誰が味方かわからなくなってますか、少なくとも今回の春闘に於いては。
 STAP細胞、多難です。割烹着女史の、今回の論文に関係のない、何年か前の早稲田に出した博士論文にまでガサ入れです。引用具合とか同じ写真の使い回しとか、新聞で見る限りでは、後ろ盾の教授の取り下げ勧告は十分にうなづけます。学者としての良心だろうと昨日書きましたが、理研の親分(ノーベル賞受賞者)もその意向のようです。そういう表向きの理由で十分ですものね。論文審査の怠慢さまで言い立てられてます。どの業界にも妬み嫉み恨み憾みは渦巻いているのです。小娘が!ですね。
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操作

2014-03-12 08:21:05 | Weblog
二時半から午後の外来を始めるのですが、すぐに時ならぬサイレン。火事?にしては長い音。ああ、黙祷か。何日も前からTVも新聞もすっかりメモリアルモードで、このことは知っていたことでしたが当事者でない余所事です、気づくまでしばらく時間がかかりました。日本中で鳴ったのでしょうね。余所者にとればこの時期にしか注意が向かないことですが、昨夜の報道ステーション、子供の甲状腺癌が33人とショッキングなテロップでした。大津波による大災害と、もうひとつ放射線禍。聞かれれば日本人全員が答えることですが、放射線禍は今からの話です。チェルノブイリしか前例がないのでした。広島長崎のデータは役に立たぬのです。学者の言い分が二分されたままです。それは仕方ないことなのでしょうが、せめてこういう事実だけは隠さずに公表してもらいたいと思うことです。本当に33人なの?統計の専門家、甲状腺癌の専門家ならずとも、子供に一地域にこれだけ発生したとすれば環境因に違いないと思います。それでも尚証拠がないという理由だけで放射線の影響を否定する学者が写ります。刑事事件じゃないんですから(いや、結局はそういう方向、訴訟に向かうことでしょうけれど、損害賠償モノ、民事ものでしょう)よく言われるように真黒じゃなければシロなんて意固地になるようはないのであって、状況証拠であれしっかり評価すべきです。何より公表しろ。そのままを公表しろ。学者の判断は両論併記すればいいこと、専門家の小理屈よりも素人の鼻の利きの方が正しいことってある筈です。操作せずに、この地域の癌の発生具合を示せ。そして疫学的な通常の発生頻度と比較させろ。それだけです。不安や混乱を惹起する危険がある。そういう理由はもういいから。ですよね。
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