柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

訃報

2014-11-29 08:17:30 | Weblog
訃報が続きます。安倍さんの解散会見をすっかり食っちゃった高倉健の追悼番組。次から次。そして不思議と(権利上当然のことなんでしょうが)同じ映画の流れる画面が皆一緒。やくざモノ然り、黄色いハンカチしかり。NHKが昔作ってたドキュメンタリーを再放送してました。国民的俳優。そう思えばこういう冠のつく役者は多い事ですね。国民栄誉賞がいくんでしょうか。昨日の新聞にはジョニー大倉です。あの矢沢永吉とキャロルという皮ジャンリーゼント姿のロックンロールバンド組んで、歌謡曲全盛だった音楽シーンを揺さぶった人です。知らない人は全く知らないことでしょうし興味の何もないことでしょうが、若い頃追いかけた事があって、書きます。ファンキーモンキーベイビーが有名ですか。こういう名のバンドがいますが、もちろんこの曲名由来です、でも一体どういう意味だ?です。矢沢えーちゃんが曲を作ってジョニー大倉がそれに歌詞をつける、言うところの曲先(きょくせん)がほとんどだったそうで、その歌詞がとにかくカタカナ(英単語)交じりです、君探し求め so many times 悲しさに耐えて cried every night です。片仮名交じりの歌詞の使い手と言えば他に誰ですか、吉川晃司?佐野元春。いえ、今時の曲はどれもこれもそうですが、その昔から、の話です。そういう意味では先鞭付けた人でしたかね。解散したのが75年です。高校二年の時にバンド組んで高校の文化祭で演奏したのがそもそもの始まりだったのですが私の下手の横好き趣味は、その時に載せたのがルイジアンナでした、キャロルのデビュー曲です。73年秋です。田舎町で早くからこの曲にバンドに気づいていたってのが一つ自慢です。解散後はえーちゃんはご存知の通りあんなにビッグになっちゃって。何年か前にジョニーが、キャロルの曲はレノン・マッカートニー、ミックジャガー・キースリチャーズのように二人のクレジットの曲ばかりなんです、そこをついてあの曲はお前だけのものじゃないなんていちゃもんつけてましたが、あっさりあしらわれて(無視されて)ました。そんなこんなで絵に描いた如き陽と陰、悲しく死んでいったという図柄ですか。合掌。
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