柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

脚光

2012-07-31 08:24:14 | Weblog
どのチャンネルもオリンピックばかりで、早くも食傷気味です。民放にはお笑いタレントやらジャニーズの連中やらが偉そうに出てきます、この点についてだけはNHKに限ります。でも、昨夜は柔道女子、松本という初顔に釘付けでした。こりゃすごいわ。卓球に平野という相手を睨みつける選手がいて、それをTVで見た日には愛ちゃん一色(今は石川とツートップですが)だったこの業界に風を吹き込んだことでしたが、松本という選手もそうです。軽量級の二人があっさり負けて、実はそれ以外に国民は知らない、というかマスコミが報道しない宣伝しなかっただけですが、そんな中で誰?こいつ誰?と現れた新星、また顔が怖い。アバター顔。気合い十分。今にも噛みつかれそうな形相。で、しつこい試合運び。準々、準決勝と相手が途中でバテるというより戦意喪失するようなしつこさ。どんどん出てくる、組み手争いが執拗、ずっと追いかける。スタミナ切れる前に気持ちが切れる感じです。やる気がなくなってるような表情。早く止めたいという表情。すごい奴がいるんじゃないですか。男の中矢ってのも銀メダルです。この女野生児とは対照的な地味な大人しいタイプ。派手さのない、寝技得意という選手、インタビューでも「お母さんは・・」なんて言ってる、朴訥と言えばそう。でも一所懸命やりました、なんて言わない、悔しいとばかり言う。そこはよし。注目されない選手が脚光を浴びる。これも五輪。ですね。文句言いながらよく見てるじゃないか?ですか。すみません。
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