柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

過剰

2017-05-12 08:25:49 | Weblog
今の朝ドラ、東京五輪当時が背景です、田舎からの出稼ぎ、集団就職のドラマです。私には無闇な懐古趣味があって、昔の写真集が発売されるとこれまた無闇に購入してしまうタチなのですが、特に上野駅に集団就職してくる中学生の不安げな顔を映像で見るとそれだけで涙が湧いて来たりして困るのです、今次の朝ドラはそういう意味できついのです。トランジスタラジオの組立工として勤めてる、今から思うとまさに隔世の感のある当時の人海戦術、とにかく人が組み立てる模様がまた懐古趣味をかきたてるのですが、今日は給料日のシーンです。12000円の給料から寮費や食費などを引かれて手取りの6000円、それから5000円を家に送る、自分の小遣いが1000円です。ううむ。出稼ぎとはこういうことだったのだ、家に金を送るために働いているのだと言ってしまえばそれまでのことですが、なんとも健気でしょう?中卒の15歳の子達が、です(主人公は高卒設定ですが)。東京五輪当時、私は小学二年生でした、母親が働いてましたので一日小遣いを20円くれてました。リンゴが10円で3個買えましたよ、小さな国光リンゴでした。アイスキャンデー5円のがありました。上等のカップのやつは20円でしたね。ガムは10円。鉄腕アトムのシールの入ったマーブルチョコレートは20円じゃ買えなかったんじゃないですかね。そういう時代にひと月に1000円の小遣い、しかも東京ですからね。と思うだけでせつないわけです。健気じゃのうとこみ上げるのです。気持ち過剰ですけれどね、それもわかっていますが、今回の朝ドラはきついのです。
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