銀の人魚の海

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過去のドイツ、国家ドーピング

2016-08-27 | 日々の雑感
ロシアのドーピングが問題になった五輪、

昔から社会主義国では普通に行われてきた記事から。

旧東ドイツのドーピング被害者を支援する団体代表、
イネスが電話をとると切れる事がおおい。稀に話しても名は明かさない。

彼女も17歳、陸上選手の時、コーチから青い薬をもらい、

医療プログラムだから、まだ遅くないからと飲んだ。

早いと10歳から!と。

男性ホルモンを増やし筋力増強する薬。

東ドイツが68年から88にとった金メダルは西の三倍!だった。

知らなかった。

まさにメダル獲得ドーピング付き国家計画。

彼女は勝つことだけを考え、薬を飲み勝ち亡命できるかとがんばった。

それを、うっかり隣人に話したら彼は秘密警察。

ある日、イネスは腹部に痛みを感じ、盲腸炎と言われずさんな手術をされ、
選手生命は終わった。

のちに盲腸炎は嘘で、故意に行った手術だった。

スポーツを離れ文学を学び、今は大学教授。

統一ドイツ後、犠牲者支援組織を作り、支援金が配られた。

一万人を超える選手という。

彼女はドーピングは人体実験だったと語る。

今も五輪の国旗が上がるのをみたくない。

スポーツはスローがいい。ゆっくり楽しめばいい、と。

全く同感。

日本のメディアも、メダルメダルと騒ぎ、とれないとないたりする選手。

スポーツの洗脳力は恐ろしい。

ドーピングまでいかなくても精神的ドーピングに近い。

今もドーピングは密かに行われているだろうし、

リオ五輪にも出ている選手がいると思う。

競争し、メダルをとる、それしか頭にないようだ。

社会主義国だと、メダル獲得は人生に大きく関係することもあるのだろう。

でも一生ではないと思う。

中国でかつて、メダルをとったが、ホームレスになった人をみた。

日本メディアもメダル数をニュースで流し、そればかり。

視聴率が上がるからだろう。

もっと、楽しみ負けても笑えるスポーツごりんになればいいが。

メダルの数を追う、は稚拙だと思う。

10位でも、その選手の人生を追うなどの放映が面白い。

それは放映はない。

競技スポーツ事態が、国家主義、団体主義になっているから、
これは永遠に続くだろうし、もっとバレない薬も出るだろう。

人体実験はナチスと変わらない。

スポーツの内幕。

一つのことだけに思考が偏ると人は、狂人になる。

メダルは全くとれなくても、こんな国の選手、

こんな風に生きてスポーツをしている、そういうメディアほしい。

TV界もスポンサーがあり、視聴率という数字に毒されているからなー

でも、NHKは、できる、メダルメダルばかりでなく、
それをしなさい。


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