銀の人魚の海

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最終目的地

2013-06-04 | あ行~さ行 旧作映画観賞
Jアイボリー監督。

Aホプキンス、真田広之がゲイカップル。15歳からの関係だって。

Lリニー、Sゲンズブール、首長い!女優、とキャストは多彩。

南米、ウルグアイが舞台の、ほぼ会話劇。南米舞台なので借りたが、

よくわからない話しだったな~ラストも、え、これで終わり!

でも、アイボリーらしい映画。

原作あり。

米から、戦後すぐ南米にぼうめいしたヨーロッパ人は多かったと思うが、

この話もそう。

ウルグアイの広大な敷地にいる家族。

自殺した作家の伝記を書きたいと米から、

イケメン?教師が家族に許可を得に会いにくるのだが、

何で、そこまで強くその作家にこだわりを~などは、伝わらないし、わからない。

その家族である、ゲンズブールと一日で恋に落ち、

ラストは米の恋人を捨てウルグアイにきてしまう、っていうのも、

情熱さは、あまり描かれていないので、そうなの~と。

そこがアイボリーらしいかもしれないが。

作家の大きな過去の謎でもあるのかな~

と、期待するが何もなく終わり。

簡単にいえば恋愛ものだった。

異国ラブストーリーを微変形したような映画。

自然はたっぷりあり、閉ざされた空間だけにいる家族たちの倦怠感は

多少出ていたが、南米の魅力は英のアイボリーは描けていなかったかな~。

気怠いような日々、欧米とは違う文化、風習などの映像がもっとあればよかった。

リニー、ゲンズブールは南米に合わない。

二人の、その感じを活かしていない演出。

始め、広いお屋敷が映りほんの少しだけ

Fトレスの大好きな「追想のオリアナ」の家を想ったが残念。

プーランクの曲のセリフ、プーランクは昔よく聞いた。

ハーディのテスを授業で取り上げていた。

真田とホプキンスがゲイで長く一緒など、

唐突な感じの展開もあった。

真田の全裸、見えてないが一瞬あり。

真田といえば、今はアメリカでの仕事が多いの?

余り見ないし、前、真田が鈴木きょうかと交際、で彼女が追って米へ行ったとかの

週刊誌報道もあった記憶が~

彼、英語もすらすら自然で、外国映画が板についているような~

日本では出ていない?

元妻、手塚さとみは、好きだった。子供も、もう大きいだろう。

と余談、

ラストも、いきなり三年後の米での、オペラライブ、

女性二人が再開の会話も、えー~、だった。

原作通りか~

アイボリーもかなりの高齢では~

日の名残り、が一番好き。

南米、今、「百年の孤独」を再読中、亀の脚で。

南米の神秘、自然、アンニュイ、ミステリアス。

好きな映画二本。

「追想のオリアナ」「フラミンゴの季節」をAmazonで調べたら

追想は、チラシ、パンフだけ。これは持っている。

フラミンゴはVHSのみだった。

TV放映はもうないだろうな~

私の記憶の中での映画になる。


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4 コメント

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報告とお礼です。 (ヤマ)
2013-10-22 06:13:06
アリエルさん、こんにちは。

 一昨日付けの更新で、こちらの『最終目的地』をいつもの直リンクに拝借しております。 編集採録文中で既にリンクに拝借していましたが、末尾に改めて、ということで(笑)。

 僕も全然ピンと来ない映画でしたが、映画を観たあとで皆さんからいただいた触発が面白く、 映画友だちというのはありがたいものだと改めて思いました。
 観たとき以上に観てから後に楽しめる作品ってイイですよねー。

どうもありがとうございました。
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Unknown (アリエル)
2013-10-22 14:25:58
いつも、ありがとうございます。

ミクシイでリンクの事をはいけんし、読んでいます。

これ、私は、あれれ~ポカンとしてしまった映画ですが、いろいろな方の感想、面白いです。

私は、見た後、ヤフーの映画レビューに目を通します。
世代もいろいろで、レビューの方が面白かったりもありますし、
視点が違うと、そうとるか!など観点も変ったり、知識も増えたり、ネットの手軽さだと思います。

ネットがなければ、一般の方の感想はなかなか読めないですから。

音楽、CDレビューなどもそうですが、ネットの一番の良さかと思ってもいます。
映画は諸事情で激減し、月に2本以下になりましたが、今年は昨年よりは多いか~

60ですので、いつでも千円です。
うちの区では、お風呂、プールもずっと無料になる年になりました(^_^)
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今頃ですが… (zooey)
2013-10-28 12:46:38
私もこの映画、観た時はあまり打たれなかったのですが
結構後から思い返したりしました。
確かにアイボリーらしさが薄い感もあり、
少々物足りなかったのですが
それでもあれだけ複雑な人間関係を描いても下品にならないのは
アイボリーならではかと。
南米の農園の独特な気だるいような雰囲気も物足りないながらもあり、
それも後になって思い返したりしました。
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Unknown (アリエル)
2013-10-29 14:23:11
こんにちは。
たZOOEYさんの、この感想を読み、借りたのかもしれませんが??記憶が。
いろいろな思いの、複雑でもある人間を描いて、さらっとしているのは
アイヴォリーならではかもしれませんね。
日本であまり見なくなった(日本のはあまり見てないのですが)
真田ひろゆきが出ていたの、驚きでした。
彼はもうハリウッド俳優になっているようで、脇で活躍してました。
アイヴォリー作品としては異色ですね。
こう高齢だし、南米の風景も撮りたかったのかもしれないとふっと思いました。
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