ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

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2017-03-01 14:45:07 | 教室
小学生の男の子の生徒がいるんだけど、彼はちょっと英才教育的な幼稚園を出ていてものすごく勉強が出来る。
そしてさらに学ぶことが好きなようで「僕、戦争について勉強しているんだ。詳しいよ。
日露戦争はね、バルチック艦隊を~云々、その前の日清戦争ではね~云々」と語り出した。
小学生が日清日露の戦いを語る図。なんたるシュール。
しかし当たり前だが知識も見識もまだまだ浅いので、ちょっと当事者が聞いたら鼻白むと思うのだ。
だから「ロシアや中国の方の前では語らないように」と釘を刺しておいた。
その後も「人間の身体のことも詳しいよ。髄液が~云々、肝臓を巡る血は~云々」とまたまた語り出したので
話しを変えようと「そういえば今回はインフルエンザにかからなかったね」と言ったら、
「それは僕がサンタさんに‘抗体を下さい’と頼んだからなんだ」と言われてびっくりした。
まさかサンタもウイルス抗体を頼まれるとは思っていなかったであろう。
で、なんでその知識を長々と私に披露するのだ、ピアノを弾けと言ったら
「だって他に言える人がいないんだもん!」と吐露。
私は聞き役担当のバーのママかよ。
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