ピアノの先生の生活

ピアノ講師、ブライダル奏者としての日常と
その都度のはまりものへの情熱を綴るくだらな雑記

seismic intensity

2024-04-25 00:00:17 | 教室
出稽古先で結構大きい揺れにあった。
長いし大きいしでどうしたものやら。
子供ならともかく、大人の生徒さんなのでそう怖がることもなかったけど
それでもどう展開するかわからないからちょっと不安だ。
とりあえずドアだけ開けて外の様子を見守ったりして過ごした。
市役所から防災無線放送が流れて来たから大きな地震だったのだろう。
その後は揺れることもなくて助かったけど、こんな場合はどうするのが正解なんだろう。

家に帰ってニュースを観たら「震度2」だったことに驚く。
いや2はないだろう。3でも小さいくらいだという体感。

こんなに大きめの地震がしょっちゅう来てるのに、よく外国の方は観光に来てくれるものだと。
みんな怖くないのかなあ。

again

2024-04-24 00:03:46 | 日常
区の広報誌で「給湯器の点検だとやって来て勝手に給湯器を取り付けて
倍以上の金額を取る詐欺が流行っているので気を付けるように」というのを今朝読んだ。
そして午後にはその電話がかかって来るという、何というタイムリー!
本当に流行っているんだな。

我が家の振り込め詐欺対策の録音ガイダンスが流れる電話機をものともせずに
会社名を言い、若いお姉さんが「給湯器の点検についての日時調整ですが」といきなり言って来た。
給湯器ならご存じのように私が調べ上げて先月替えたばかりだ。
そのように伝えると「それは失礼いたしました」と丁寧に切ったけど。
多分こっちの声が若干若かったしせっかちそうというのもあると思う。
いきなり「日時調整」ってすでに決まったことのように言うのは区からの委託と思わせ、
断れない雰囲気を出すためらしい。
気の良い老人ならちゃんと話を聞いてしまってあっちのペースに乗せられてしまうだろう。

もう家電取り外したい…。

thrilling

2024-04-23 00:00:30 | 日常
長ネギが安かったので大量に買って来た時に、母はネットのレシピで「長ネギのチヂミ」に初挑戦。
見事に作り上げて夕飯のおかずに上がった。
それを食べていた時に突然、喉につかえたと苦しみ出した。
老人は喉が弱くいろんなものでむせているので、私はまあいつものことだろうくらいに思っていたら
自分の喉をを指さしながら「ダメダメ」みたいなゼスチャーをしてバタバタし始めたじゃないか。
顔が真っ赤だ。これはマジモンだ。ヤバイ。
どうしたらいいんだ?餅なら掃除機だが。
とりあえず水を飲ませて背中をドンドンと叩く。
その内になんとか下に降りたようでなんとか一安心。

敗因はネギの切り方で、斜めに切った青ネギが喉に絡みついたらしい。
自分でも「斜め切りはヤバイかも」と感じた一瞬もあったらしいのでしきりと反省していた。
身体が弱っている人は小さなことでも命取りの危険になることがあるということがよくわかった。
こちらも学んでおかないといけないことが多い。
老人と暮らすのはスリリングだ。

half century

2024-04-22 08:00:00 | 過去
中学校に上がった辺りで「Bay City Rollers」の大ブームがあった。
当時はタータンチェックの入った「ローラーギア」スタイルで推しをアピールする
お姉さんたちがたくさんいたものだ。
元々洋楽が好きだった自分も速攻はまった。
だれど中学生が自分でLPレコードを買うなんて考えられない時代だったから、
このLPを持っている違うクラスの友人から借りた。みんなその子に借りてたっけ。

昨日母がマーティー・フリードマンとローリー寺西のギターチャンネルを
YouTubeで観ていた時に、話の流れでローラーズの曲のリフをギターで弾き出したのを耳にしたら
なんかとってもローラーズが聴きたくなって探した。

Let's Pretend

この曲は友人に借りたアルバムの一曲目。当時から大好きだった。
一節聴いただけでその声、歌い方、すべてが懐かしくて泣いた。
半世紀の年月を超えて一瞬であの時代の空気と感覚に戻れる不思議な感覚。
ミーハーやっていて本当に良かった。
一番柔らかく賢い中学生の時に頭に入れた歌詞なので考えなくてもスラスラ歌えていた。

その後自分はQUEENに夢中になり「ローラーズなんて単なるアイドル」なんて
生意気なことを思っていたけど、今聴くと素敵で素晴らしい曲ばかりだ。
正当な評価を得るためには半世紀かかるということで。

without hope

2024-04-21 08:04:00 | 

「貧困」と一言で言うと簡単だが、どうやっても這い上がれない立場。
自分のせいではないのにお金に苦労し続ける生活。
ちょっとの失敗で一瞬で陥るどん底。
逆に笑い続ける超お金持ち。
この前読んだ本もこういうテーマだったなと思い出す。


こちらも貧しさ、助けてくれる人がいない状況の女性が代理母出産に挑む話だった。
この国に貧しさは蔓延しているのだ。
自分だって何かの詐欺にあって一瞬にしてそうなる可能性だってある。
先々が短いことに安心するなんて嫌な時代になったもんだ。
などという暗い気持ちになれる二冊です。

distraction

2024-04-20 08:01:00 | 日常
七月の発表会が終わったら、念願の札幌に旅行に行くことを決めた。
ああ、やっとタオちゃんに会える。
夏の北海道は美味しいモノ満載であろう。
ネットでどんな情報でも拾えるので、あれを食べたいあそこに行きたいと妄想は膨らむばかり。
ヨガのレッスンに出てもそっちに雑念が向かってしまい身体に集中できない。
妄想するなら終わってからサウナタイムに十分時間があるのに…。

そうやって行く前に考え過ぎて、行く頃には一度行ったくらいの感覚に陥ってしまうのが常。
情報化社会の落とし穴だ。
でも楽しみぃ。

leave

2024-04-19 00:04:31 | 日常
朝の「ラヴィット!」で障害物競走をやっていて、
その中で「粉の中に入っている飴を手を使わずに探す」という競技を久々に見た。
そう、かつては粉まみれになる姿を笑うためよくあった競技だが、コロナで絶滅した。
それを見て一瞬「いいの?」と感じたが、それと共にコロナ時代が遠くに去ったことを実感した。
そうだったよな、あの頃はこんな競技どころか衝立立ててシールド付けて番組やってたんだもの。
それどころかリモート出演の人もいたりして、今考えるとよくやったなって感じだ。

予約していたマンガ「絢爛たるグランドセーヌ」の最新刊が届いた。


この巻では主人公たちがちょうどコロナに直面し、留学先のバレエ学校から帰国させられて
ステイホームで練習することもままならず、先が見えない不安な状況が描かれていた。
誰もいない道。そこを歩くだけ、友人の家に行くだけで後ろ指をさされた
あの空気感を呼び起こされて、心底ゾッとした。
よくぞ乗り越えてここまで来たーというより忘れっぽい国民性だから切り替えが早いのか。
早く次の巻で主人公たちが楽しく踊っているところを読みたいな。

exaggerate

2024-04-18 00:01:04 | 日常
例の枝豆はこちらの思惑を超えた展開になって行く。
本来なら二つ三つ葉を付けていないといけないのに、なぜか縦にぐんぐん伸びて
自立すら難しい苗がいくつかできてしまった。
その内の一つは倒れた茎が折れている。
見かねた母がとうとう家の庭に直植えしてしまった。


鳥に食べられないように張った不透明な不燃紙のネットは、
下からも入らないように厳重に閉めたのでもう外からは中の様子が伺えなくなってしまった。
こうなったら何が何でも育って豆を食べさせていただきたいものである。

unfinished

2024-04-17 00:18:37 | 

一駅くらいの外出にはエッセイ本がちょうど良い。
今回の本は2017年に刊行されたもの。
筆者の女性が40歳になって「憧れていた場所に10年かけて出かけてみよう」と決意し、
旅行ツアーに一人参加した旅行記だ。
旅行に行ったのは2011年くらいからとこれまた古いことになる。
工程表と値段も書かれていたが、その安さにため息が出た。

私はやりたくなったら即実行をモットーにはしているが、
そんな私でも行ってみたかったが行っていない場所が二つある。
一つはエジプト。
行こう行こうとしていたのに、ちょっとの間に情勢が悪化して怖い所になってしまった。
もう一つはドイツのクリスマス・マーケット。
これはこの本でも出て来る。妙齢の女性の憧れなのかな。
バイトに行っていた時に通り道に大きいJTBがあって、
そこに置いてあるパンフレットを3年連続で取って来ていた思い出がある。
クリスマス・マーケットをいくつか回るのは個人で行くよりツアーの方が効率的なのだ。
ただ12月は休みが取りづらい。
悩んでいる内にそこのJTBはなくなり、バイト先もなくなってしまった。
あの頃は資金的には行けない金額ではなかったが、今はどうかなあ。

行きたいと思った時、行ける時に行くのが吉である。

try on

2024-04-16 00:01:59 | 日常
夏に好んで履いていたユニクロのジョガーパンツ、昨年穴が開いて捨てたので
新しいのを買わなくちゃと思っていたのだった。
ちょうど今週セールになっていたので買いに行くことにした。
その前に色などを見ておこうとサイトを見たら「サイズが大きめなので
試着した方が良い」という意見が多く載っていた。
自分はこういうゴム入りパンツは普段試着などしない。
だけどそう言われるとした方が良いかと思ってしまう。人の意見に弱いのだった。
そしてお店にて2サイズを持って試着したのだが、サイズより何よりパンツ自体が
思っていた長さと違うことにそこで気が付いた。
自分が欲していたのはひざ丈のヨガパンツみたいなラフなもの。
しかしこれはガッツリ足首まである結構ちゃんとしたパンツだったのだ。
試着して良かった。意見を書いていた人に感謝だ。

返品しながらお店の人に「夏にはひざ丈の出るんですか?」と聞いたら
「出る予定はないですね、申し訳ございません」としきりに謝られた。
今年の夏、何を着て過ごせばいいのやら…。