西風~年がら年中真っ黒け~!

16/やはり、少し怖いかも?~潜水艦「あきしお」艦内にて・・


※潜水艦あきしおは、さまざまな任務を遂行し、2004年(平成16)3月に除籍
※あきしお( SS-579) 全長76.2m、重さ2,250t、1986年(昭和61)から2004年(平成16)まで、実際に海上自衛隊で使用されていたです。

※「あきしお」の陸揚げ風景。2006年(平成18) 9月に「海上自衛隊呉史料館 | 愛称:てつのくじら館」に展示されました。

人がすれ違うのもまま成らぬほどの狭い通路を、操舵室(判りやすく言えば運転室)に向けてユックリ歩いてみます。途中、隊員の狭い「寝室」や「士官会議室」や、これまた狭い「艦長室」等を覗き込みながらの歩行ですから尚更ゆっくりです。
 ※操舵室(簡単に言うと運転席です)

先日、仕事で広島の呉市に出向く事になりました。まぁ~午後2時からの約束ですから「呉」という事もあり、序に4月にオープンしたばかりの「海上自衛隊呉史料館」を午前中に鑑賞する事にしました。この「海上自衛隊呉史料館」の目玉は潜水艦「あきしお」の艦内見学なのですが、他にも海上自衛隊の歴史や任務等を紹介してくれるミュージアムです。
あの「掃海艇の機雷撤去作業」なんかも詳しく説明を聞くことができ、改めて「国の防衛」という仕事の重大さを感じた次第です。
 ※人がすれ違うのも大変なほど狭い通路 艦内には約80人が勤務

潜望鏡のある「操舵室」に入ると、其処はもう無数の数え切れない程の計器やレーダー・電子機器に包まれた~どう、表現して良いか・・飛行機のコックピット?いや・・窓が何処にも無い分まるで、密封された「機械式時計」の中にいるような気分?と、でも言いましょうか~(この操舵室・潜望鏡だけは写真撮影は絶対に許してもらえませんでした)。足元には下の階にある「魚雷発射室」がガラス越しにみえます。勿論、本物の魚雷を見るのも初めてで、これは正直怖い感じにさせられます(やはり兵器ですからね)。

S1
※あきしお( SS-579)海上自衛隊の潜水艦。ゆうしお型潜水艦の7番艦。艦名は秋の潮に由来する。なお、艦艇名としては旧海軍通して初の命名である。乗員約80名

さて、私達男はグラビア雑誌などで見る「戦艦」や「戦闘機」「戦車」そして今回の「潜水艦」等、カッコいいと感じますが、実物を目の前にするとやはり「怖い」印象を受けます。私達の住むこの「日本海域」には、世界中の「原潜」がうようよ海底深く潜っていて、常時「臨戦態勢」をとっているそうです。何時か、世界中が「兵器」を持たなくて良い日が来るのでしょうか?其れを切に願ってなりません。

『追記 艦内は本当に狭く、人とすれ違うのもままなりません。各部屋も画像で見るより実際はにもっと狭く、ベットなんてキャンプ用の「コット」位の大きさです。そんな艦内で何ヶ月も任務に就くことは強靭な「精神力」が無ければ勤まらないでしょう。因みに私は二日と持たないと思います。』

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