自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Campagnolo 92 QR ペダル

2016年12月06日 22時45分44秒 | メンテナンス
Crescent で使用しているペダルは、Campagnolo Record の 1992年 モデルです。
カンパのブランドですが、ルックのパテントを使った初めてのクリップ ペダルでした。



このモデルは、カンパの手元シフト「エルゴパワー」が登場したセットでもあります。



驚いたことに、すでに25年も前になります。

最近、ペダル付近から異音がするようなので外してみました。



ボディはかなり傷だらけ。



ペイントしていますが、痛みがひどいので、フリマで見つけた同モデルに交換します。
こちらのほうが程度が良いので。





外したペダルを振ってみると何やらカラカラ音がします。
シャフトにガタがあるわけではありませんが、「もしや中で中で何かが割れているとか・・・」などと考えバラシてみることにしました。

ボディとシャフトを固定してるのは21mmのネジ。
右側は、逆ネジとなっているので注意が必要です。

使った工具は、KTC(京都機械工具)のコンビネーションスパナ。



・・・ですが、その前に購入したのはメガネスパナセット。



ホームセンターで安かったのです。
KTCのスパナ1本より6本セットのほうがはるかに安い。
ちょっと使うだけだからとケチってしまいました。
自宅に戻りペダルにはめてみると、遊びが大きい!
このまま力をかけるとネジ山をなめる!



残念です。
このまま使うわけにはいきません。
ネジ山が薄いのである程度精度の良いものが必要と考え買い直したのです。
余分な出費をしてしまいました。



無事、シャフトとボディが外れました。
以前、LOOKの357を分解した際、ベアリングがシールドタイプだったのでこのペダルも同じだと思っていたのですが、カップ アンド コーンタイプでした。
ちょっと驚きです。
ボディは、ルックパテントですがシャフトはカンパ製。
カップ アンド コーンタイプなのはカンパ製だからかどうかは分かりません。
ベアリング部分は、旧レコードのようにクランク付け根側と先端に離れた場所になく、シャフトの先端部分でベアリング間隔も非常に狭いものです。
カンパの回転部分は、精度も信頼性も高く、この構造も自信があっての構造なのかもしれません。
私のような非力なライダーではビクともしていなかったということです。

さて、「ペダルを振った時の異音はどこからか?」といった疑問。
実はクリートの固定部分が原因でした。
ここは分解ができないのでどうなっているのかわかりません。
想像ですが、スプリングを押さえている樹脂部分が欠けているのではないかと思います。

バラシてしまったペダル。
組み立て直しますが、長いお休みに入ります。

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