メンザシン menzashin0213 報恩謝徳 

日本で生まれ、日本で育てられた事に感謝し、日本の伝統と伝承を学び、後世の世代へと繋がる事、それが私の希望です。

神棚に供える神饌と四方を守る神仏

2013年05月30日 | 日記






神棚にお供える神饌はご縁日によって変わって来ますが、上記の一枚目の写真は、毎月3日の金龍神様と黄金山大神様のご


縁日でお供えする、卵と餅を我家の神棚に上げる前の状態です。


卵は鶏が、アマテラス様が天の岩戸にお隠れになった際に、岩戸が開いて朝となった際に、鶏が鳴いて夜明けになった伝説


ら、卵をお供える事は、新しく開かれていく事の吉祥と考えられています。

 

伊勢神宮で、鶏が放たれている事はこの事に由来しています。


餅は長寿を表していて、例えば金運開運を御祈願しても健康でなければ成就はできず、天命まで末長く生きれる事に由来


します。金龍神様は、健康長寿を授けられるのです。


二枚目の写真は、ご縁日以外の通常日に神棚に供えようとしている直前の、水と米と塩と魚と昆布のお供え物です。


神様の大好物は水であり、毎朝神器の水をお取り替えしていても、水が翌日まで残っている時と減っている時があります。


暑いので蒸発したとか、器が穴が空いているなどでは無くて、水が減っている時は神様が来た後なのです。


米は日本人の主食であり、霊力が備わる食べ物です。


魚は人間が、霊長類への進化の過程で海から陸へ、そして二本足で歩行する地上の生物へと変化していきましたが、言わ


ば海は故郷、魚は私達人類の祖先である訳ですので、感謝し祀られる訳なのです。


昆布は、締める事、神様と人間を繋ぐと言う意味であり、非常に大事なお供え物であります。


塩は清める浄化するの意味で、水と塩は混ぜ合わせると塩水の海水になる事を表します。


禊と御祓は、黄泉の国から伊奘諾尊が筑紫の日向の海水の塩水にて身体を清めた事に由来し、神棚は地上であり、その空間


に塩水として海水を擬似的に創り出し、空間を清めている事に由来します。


塩は地上に無い物質でありますので、神棚以外にも、天からの雨と地下の水と混じりあい、塩を巻いた敷地が清められ浄化


ることに使用されます。建物の入り口、玄関口に盛り塩を置いている光景を見る事もあろうかと思います。


本年度の日本国は、生涯に一度の大遷宮とご縁年が重なる年であると、以前にもブログに投稿しています。


仏教では、故人がお亡くなりになってから49日間、あの世に逝くまで四天王が四方を守り導きますが、


今年日本の神々は、全てを蘇るために、下記の四柱の神様が特別に結界と神縁と神人を守ります。

 











自宅で花が咲いていましたので、下記の写真に載せます。

 
















最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。