漁獲枠交渉成立せず 韓国とロシア

ロシア水域での韓国漁船の漁獲枠決定交渉がごういに達しなかった（5月2日YonhapNewsAgency/TFSND)
火曜日から木曜日にかけてモスクワで行われた第4回目の2国間交渉が終了、同じ場所で13日から再開されるとYonhapNewsAgencyが報じた。.

「討議により韓国の漁獲枠について、両者は互いの相違を大幅に縮小血締めした。しかしロシア側の状況から漁獲枠協定への合意はなされなかったと消息筋が伝えた。両国は韓国漁船のマダラ、イカ、サンマの今年の漁獲枠を昨年と同レベルとすることには合意したという。

また、スケソウダラの漁獲枠は20,500トンとすることで決着、この数値は昨年お割当量の半分である。また条件が整えば残る19，500トンの漁獲枠も与えるという。ロシア側は違法に韓国に輸出されているロシアのカニについての確実な対策がなされれば残るスケソウダラ漁獲枠を与える用意があるという。

ロシア漁業当局は日本を経由して韓国に流入する違法漁獲のカニに対する防止策を求めているという。また韓国側代表団はロシア側にスケソウダラ漁獲枠を充足することを要請、韓国政府はロシア産カニのの違法貿易禁止の法案を議会に提出しているという。この2国間交渉は昨年11月に開始された。