memories on the sea 海の記録

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ステルス潜水艦を黒海艦隊に投入する     ロシア

2014-02-09 00:24:07 | 海事
MOSCOW発:ペテルスブルグ造船所は水曜日、6隻のVarshavyanka級デイーゼル電気式潜水艦のうちの2隻目を5月に完成し2年以内に黒海艦隊に引き渡すと発表した(1月29日RIA Novosti)

この待望の潜水艦は、米国海軍は別名”海洋のブラックホール”と呼んでいるがその理由はこの間が潜水するとほとんど探知不能なことによる。このことは地中海でのロシア艦隊の戦略の鍵となるものである。モスクワは最近およそ10隻の水上艦艇による永久的な役務につかせたところである。

この2隻目の潜水艦Rostov-on-Donの建造は2011年11月 Admiralty 造船所で始まったものでこれに続くのが2012年8月のStary Oskolである。この第1グループの1番艦Novorossiiskのドックでの試運転は2月1日に始まり,4番艦Krasnodarの建造は2月10日に開始されると造船所。グループ全部で6隻はNovorossiisk海軍基地に配属されるがその就役は2016年になる。

この Varshavyanka級 (Project 636)潜水艦はKilo級の改良型で最新のステルス機能、攻撃範囲の拡大、海陸及び水中攻撃力を備えている。この潜水艦は主に浅い海域での対商船や対潜水艦攻撃に用いられる。
乗組員数52人、水中速力20ノット、航続距離400海里で45日間の活動が可能である。18基の魚雷と8基の滞空ミサイルを装備している。ロシア黒海艦隊はこの数十年間新しい潜水艦を得ておらず、現在就航しているのは1990年い就役したAlrosa1隻のみである。

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