memories on the sea 海の記録

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日本の水産物販売 生き残りのため創造力を活かす (2)

2016-11-07 00:02:49 | 水産・海洋

しかし一部の漁業者、たとえば宮城県雄勝のカキ養殖業者イトウ・ヒロミツの場合はオンラインビジネス・モデルで革新に取り組んだ。イトウ氏の顧客はメンバー料金を支払うことで彼の会社から直接その漁獲物を買い取ることができる。イトウ氏とその仲間はこのメンバー制度の資金によりほかの漁業者を支援し、さらに漁業の将来のために新人訓練までも行っている。

養殖業のアピール

日本の国内生産は年々減少している。原材料の供給不足から水産物加工業界も縮小している。この状況の中で一部の水産物関連会社は養殖業に転換した。

近畿大学による2002年のクロマグロの養殖成功により、商社の双日や食品会社の日本水産は彼ら独自の研究により人工受精卵や稚魚の育成に取り組んでいる。双日は国際漁業規制強化によるクロマグロ資源の減少を予知、日本水産は2007年から人工授精したクロマグロ稚魚を2017年から販売する計画である。

2018年4月からおよそ1万尾、500tのクロマグロの販売が計画されている。その他の事例としては養殖会社と企業が提携することにより宮崎県のチョウザメの魚卵でキャビアの生産が行われる。これは日本キャビア会社で国内販売を展開するがこれは宮崎県水産試験場とこの地区のシロチヨウザメ生産業者によるグループが白チョウザメのキャビアの販売を目指している。日本キャビア会社は様々なチャンネルを通じて高級レストランや百貨店、日本の主要航空会社に販売を行う。

末端販売業者

末端販売業者の中には宅配サービスや特別な魚店に転換を図っているものがある。宅配サービスは消費者らが高齢化することにより人気を得ている。またその商品が安心感があるとされる。一方最近の大日本水産会の調査では魚のフィレーが最も人気があるとされている。こうしたことから、より利益を上げるために一部の末端販売業者と製造業者がサバのような魚の付加価値製品開発に取り組んでいる。一般的な、付加価値の低い塩サバのフィレーは利益率が低い。しかし、昆布だしなどで味付けしたサバのフィレーは興味を与えている。.一方洋風のサバのバジルマリネなども目に付く。利益を確保し消費者の興味を引くために革新と付加価値向上が日本ではより重要になっている。

 

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