memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

数億ドルのサケ養殖場の取り組み    中国

2016-11-08 00:28:51 | 

中国は自国でのサケ供給のために新たな取り組みを使用としている(10月12日SfS)

この分野への新規参入者である日照市Rizhao Res Mo Ze Feng Yu Ye Ltd Co.社が黄海に面した日照沿岸に新規に養殖場を開設と発表した。この海は中国と二つの朝鮮に接続している。

この会社は最終的には年間20,000 トンのサケ生産を目指していると、。この会社の設立者でCEOであるLi Ze Mingがいう。

設立は 2013年で,この会社はすでに  CNY 2400万元 (USD 3.6 million, EUR 3.2 million) を投下し、稚魚を調達、日照市沖合の冷水域のいけすに入れている。この地域はエビ、ホタテ、鰭魚の生産で有名である。

同社は5キロ物のサケを2年以内に収穫できるといい、その一尾は200中国元(USD 30, EUR 27)で販売する計画という。販売は2017年間等の予定であるがその詳細は発表していない。Rizhaon日照市は水産加工と流通の主要都市である青島まで車で2時間である。サケによる有利な利益は長い間中国漁業界で興味を持たれてきた。

中国には黄海に十分な寒冷水性資源があると中国の養殖研究所を率いるの青島海洋大学教授Dong Shuanglinはいう。「 130,000平方キロの海の水温はサケ養殖に最適である」とShuanglin はいう。「仮にその海面の1%を利用しただけでも膨大な量のサケ用h則ができる」という。(中略)

知名度の高い企業としてOriental Ocean社があり、ここは国内のスーパーマーケット網にサケを供給している。販売方法は様々である、大量販売方式で レストランに卸している。都市の若年層対象の処理済みのオンライン需要やサケのパッケージ食などがあるが活魚の販売も一部行っている。一方中国のスーパーマーケットは依然淡水魚のコイやテイラピアを扱っている。

 


深海からのアリア

2016-11-08 00:27:36 | 水産・海洋

魚は歌うことができるのか?研究者らは海中からのコーラスのような音声を記録している(10月14日FUD)

豪州パースのCurtin大学の Robert McCauley とその同僚らは西部オーストラリアのPort Headland 沖合の魚のソリストの音声を18か月かにわたって記録7つの特長のあるコーラスが夜明けと日没時に起こることを確認した。

彼らは音響は様々な魚種にとって産卵や摂餌縄張り争いの際に重要であるという。夜行性捕食魚は一緒に狩りをする呼びかけを行う。一方日中に活発な魚は音声を縄張りの維持にもちいるという。


シシャモの試漁結果は良くない   アイスランド

2016-11-08 00:26:24 | 水産・海洋

2隻の調査船が1か月間グリーンランドからアイスランド漁場を探査したが、結果は好ましくなかった(10月12日FiskerForum)

アイスランド海洋調査研究所は2016-2017 漁期のシシャモ漁獲枠をゼロとすることを勧告した(10月12日FiskerForum)

この状況はノルウエーでも同じで2017年バレンツ海のシシャモ漁獲ゼロを勧告している。ノルウエーとロシアの管理規則ではマダラの餌となるシシャモの余剰がある場合にのみシシャモ漁獲枠を設定することになっている。しかし今年の場合はそのような余剰がないと。

「資源調査の結果からは昨年よりも稚魚の数が少ない、特にノルウエー区域がそうであると海洋研究者のBjarte Bogstadはいう。ノルウエー漁業委員会は10月17日~20日にICESからのシシャモTACゼロの韓国について会合を持つ。そうなれば昨年今年と続けてバレンツ海のシシャモ漁は行われない

 


海賊事案の統計は不正確  トーゴ、アフリカ

2016-11-08 00:25:35 | 海事

Lome 発: トーゴ当局の海賊に関する統計報告は不正確であると保険会社が批難、この中には誤りの警告も含まれているとした(10月12日IOL)

トーゴでの海賊及び人身売買取り締まりに関する専門家討議でFogan Adegnon 少将が発言、「ギニア湾における海賊データについては点検の必要がある」と。

この討議は現在行われているアフリカ連盟(AU)の付帯イベントで、その目的は海事治安やアフリカでの違法操業およびこの大陸での海洋経済開発のための共通戦略を模索するためのものである。「ギニア湾での海賊事案が減少していることは事実ではある」とAdegnon はいう。

しかしながら、ギニア湾に所在する船舶からの海賊警報通告には誤りも含まれる。とくにトーゴからのものに多いという。多くの漁船を視認した船舶が海賊警報を発する場合が多いが、実際にトラブルが発生することはないという。 こうした誤りの報告は決して訂正されることがないと、トーゴ海軍のTakougnadi Nayoはいう。ギニア湾での海賊の発生は2013年 33件、2014年  29件、2015年19件とされている。